競馬 転がしとは？単勝・複勝・ワイドのコロガシで勝つ方法とコツ。100円・1000円から始める投資法

競馬の転がしとは？

▼本日は、馬券のコロガシについて、当研究所の見解を書いてみたいと思います。

まず、結論から書いていきます↓


・転がしとは、馬券が当たった時の払戻金を、全額次のレースに突っ込む投資法

・転がしが成功すれば、少ない資金でも大きな利益を得ることができるのがメリット

・転がしが成功しやすい馬券種は、単勝・複勝・ワイドなどの的中率が高い馬券

・転がしは、100円からでも始められるが、1000円から始めるのが一般的

・コロガシで勝つコツは、レースをしっかり選ぶこと。1日で完結させようとしないこと


ではこの根拠について、具体的に解説していきましょう。



▼競馬には様々な投資法がありますが、ローリスクで大きな利益をゲットできる投資法として、「コロガシ」というものがあります。

転がしとは、的中時の払戻金を、全額次のレースに賭ける投資法のことです。

転がしは、最初の賭け金が限定されているので、「追い上げ投資法」などと違い、リスクが低いのが特徴です。



▼そんなローリスクハイリターンの転がしですが、ただなんとなく転がそうとしても、ほとんど失敗します。

そこで本日は、競馬で転がしを成功させるためのポイントを、わかりやすく解説していきたいと思います。



▼まず、転がしのメリットですが、「最初の資金が少なくても、転がしが成功すれば大金が手に入る」という点ですね。

例えば、最初に1,000円しかお金がなかったとしても、転がしが成功すれば、大きなお金が手に入ります。

オッズ2倍で4回コロガシを成功させた場合は、

1000円→2000円→4000円→8000円→16000円

という感じで、最初の1000円が、16000円に化けました。

このように、資金力がなくても大きな利益を得ることができるのが、転がしのメリットです。



▼これが、マーチンゲール法などの倍賭け投資法だと、リスクばかりが高くなってしまいます。

マーチンゲール法で1000円から投資を始めると、賭け金の増加は下記のようになります。

1000円→2000円→4000円→8000円→16000円→32000円→64000円

はい。
コロガシとは全く正反対で、マーチンゲール法では、購入レースが増えれば増えるほど、賭け金が倍増していきます。

最初、1000円だった賭け金は、7レース目には64000円という、クレイジーな金額にまで増加してしまうわけです。



▼このように、倍賭け投資法は、あまりにもリスクが高すぎる。その割にリターンが小さい。

それに対してコロガシは、リスクは最初の1000円だけ。そしてリターンは大きい。

なので、転がしという投資法は、競馬初心者さんでもリスクなく楽しめる買い方と言えるわけですね。



▼競馬ファンの最終目標である「年間プラス収支」

これを達成するためには、馬券知識を身につけるしかない。

私が、年間プラス収支を達成できたのは、

やっぱり⇒『このユニークなサイト』で学んだからです。





▼ということで、コロガシのコツについて、次の解説をしていきましょう。

では次に、具体的な転がしの買い方を考えていきましょう。

まず考えるべきは、「転がしは、どの馬券種でやればいいの？」という点です。



▼中央競馬には、8種類（WIN5は除く）の馬券種が存在していますが、この中で転がしに向いている馬券種は、「単勝・複勝・ワイド」です。

なぜかと言うと、転がしには高い的中率が求められるため、的中率の高い馬券種を選ぶのがセオリーだからです。



▼三連単でも転がしはできますが、買い目点数が多すぎて、的中時の払戻金を正確に計算できないため、うまく機能しません。

なので転がしは、できるだけシンプルな馬券種でトライした方が、成功しやすいことになります。

ちなみに私が転がしで購入する場合は、ワイドを購入することが多いですね。

ワイドは2頭を組み合わせる馬券種なので、自由度が高く、狙う馬券が多いのがメリットになります。



▼まぁ馬券で転がしと言えば、「複勝」が一般的ですね。

「複勝コロガシ」「複コロ」などとも呼ばれます。

複勝は、すべての馬券種の中で最も的中率が高く、転がしを成功させやすい馬券になります。

ただ、オッズが低いので、せっかく転がしが成功しても、思ったように利益が増えないことも多いです。

また、複勝馬券はオッズに幅があるので、確定するまで正確な払戻金が計算できないのもデメリットですね。



▼複勝馬券のころがしは、成功確率は高いんですが、利益が少なくなりやすい。

例えば、「複勝オッズ1.2倍で、3回コロガシ」を成功させた場合の利益は、

1000円→1200円→1440円→1728円

という感じで、3回も転がしが成功したのに、利益は728円にしかなりません。

これだとあまり夢がないですよね。

このように複勝転がしのデメリットは、あまり儲からないことです。



▼「複勝馬券でも、高いオッズを狙えばいいじゃないか！」と思うかもしれませんが、オッズの高い複勝は、的中率がかなり低くなります。

実際にシミュレーションしてみればわかりますが、オッズ2倍の複勝を連続で的中させるのは、かなり難しいです。

なので、オッズ2倍を狙うのであれば、複勝よりも単勝やワイドの方が効率的かなと私は思うわけです。



▼▼まぁオッズ2倍で狙うのであれば、複勝でも単勝でもワイドでも、的中率にそれほどの差はありません。

それよりも大切なのは、「どのような馬を狙うか？」ですね。

ここが転がしで最も重要なポイントになります。



▼では、転がしで狙うべき馬のポイントを列挙してみましょう。


【コロガシに適した馬とレース特性】

先行馬
上がり3ハロンのタイムが速い馬
トップジョッキー騎乗馬
前走1着馬
前走1番人気馬
内枠の馬（ダートは外枠）
出走頭数12～14頭立てのレース
別定戦
特別戦


はい。
コロガシで狙うべき馬とレースは、上記のような感じになります。



▼まず、「先行馬」

競馬で最も安定した結果を残せるのは、先行馬です。コロガシに向く脚質。

中央競馬で、回収期待値が高いのは逃げ馬と先行馬。

逃げ馬は最も回収率が高い脚質で、長期的に馬券で利益を出すためには、狙うべき脚質なんですが、逃げは安定しない。

逃げ馬というのは、勝つか？惨敗か？という極端な脚質なので、安定感が求められるコロガシには、あまり向いていないわけです。



▼それに対して、先行馬は、逃げ馬の後ろにつけて直線で抜け出してくる脚質なので、逃げ馬よりも展開に左右されにくく、安定感があります。

道中で2～3番手につける先行馬は、最も安定して能力を発揮しやすい脚質なんですね。

なので、コロガシを狙うなら、脚質は先行がベターです。



▼ちなみに、競馬ファンが大好きなのは「追い込み馬」ですね。

追い込み馬は、道中は最後方を走り、直線だけで一気に追い込んでくる脚質です。

最後方からどんどん差してくるので、なんとなく3着くらいに来そうな印象が強い追い込み馬ですが、実はコロガシには向いていません。

なぜかと言うと、追い込み馬は不利を受けやすく、安定して能力を発揮できないからです。



▼追い込み馬は、道中は最後方にいるので、常に前に馬がいる状態です。

この状態だと、前の馬を追い抜く過程で、どうしても前が詰まったり、不利を受けるリスクが高くなるわけです。

また、スローペースにハマると、追い込み馬は全く能力を発揮できずに終わります。

そのため、確実に上位に来てほしいコロガシ馬券では、追い込み馬は向かない。

差し馬も似たようなものなので、コロガシでは、先行馬を狙うのが基本になりますね。