儲かる種牡馬は？種牡馬データ コース別回収率ランキング。重馬場・新馬戦・芝ダートでの傾向

儲かる種牡馬はどれ？

▼本日は、回収率の高い種牡馬について、当研究所の見解を書いてみたいと思います。

まず、結論から書いていきます↓


・全レース条件で回収率が高い種牡馬は、キズナ産駒・キングカメハメハ産駒

・芝のレースで回収率が高い種牡馬は、キズナ産駒・モーリス産駒・ロードカナロア産駒・ディープインパクト産駒

・ダートのレースで回収率が高い種牡馬は、シニスターミニスター産駒・キズナ産駒・キングカメハメハ産駒・オルフェーブル産駒・パイロ産駒

・新馬戦で儲かる種牡馬は、ディープインパクト産駒・エピファネイア産駒・モーリス産駒・キズナ産駒

・重馬場で回収率が高い種牡馬は、ディープインパクト産駒・ハービンジャー産駒・ハーツクライ産駒・オルフェーブル産駒


ではこの根拠について、具体的に解説していきましょう。



▼競馬は、ブラッドスポーツと言われ、血統なくしては成立しないスポーツです。

血統はとてつもなく奥が深く、極めるには長い年月が必要ですが、ポイントさえ押さえておけば、競馬初心者さんが血統で儲けることも可能になります。

そこで本日は、儲かる種牡馬について、わかりやすく解説していきたいと思います。



▼まず、具体的なデータから見ていきましょう。


【種牡馬データ。全レース条件】2020～2023年

ディープインパクト産駒→単勝回収率86％
キズナ産駒→単勝回収率108％
キングカメハメハ産駒→単勝回収率89％
オルフェーブル産駒→単勝回収率86％
モーリス産駒→単勝回収率91％
シニスターミニスター産駒→単勝回収率110％
パイロ産駒→単勝回収率92％


はい。
レース条件でフィルタリングせず、すべての条件での回収率を集計すると、成績が良い種牡馬は上記のようになります。



▼ここに記載した種牡馬は、回収率が高く、儲かる種牡馬と言えます。

これらの種牡馬を優先的に馬券に組み入れていくと、回収率が上がりやすくなると思います。

特に、キズナ産駒の単勝回収率は非常に優秀。

現状では、キズナ産駒を優先的に狙っていくだけでも、利益を出せてしまう状況です。



▼勝利数では、ディープインパクト産駒がトップになります。

勝利数がダントツの1位にも関わらず、単勝回収率も86％と、非常に優秀なのがディープインパクト産駒。

ディープインパクト産駒は、よく走る馬が多い。ハズレが少ない傾向にありますね。



▼キングカメハメハ産駒も、単勝回収率89％と非常に優秀な種牡馬です。

キングカメハメハ産駒は、大舞台に強く、重賞レースやＧ１レースをよく購入する人は、キンカメ産駒はマークしておく必要があるでしょう。

それから、モーリス産駒は地味ですが、回収率が高く、儲けやすい種牡馬になっているので、優先的に馬券に組み入れていきたいところです。



▼競馬ファンの最終目標である「年間プラス収支」

これを達成するためには、馬券知識を身につけるしかない。

私が、年間プラス収支を達成できたのは、

やっぱり⇒『このユニークなサイト』で学んだからです。





▼ということで、回収率の高い種牡馬について、次の解説をしていきましょう。

先ほどは、全レース条件での単勝回収率でチェックしていきましたが、ここからはレース条件をフィルタリングして分析していきたいと思います。


【種牡馬データ。芝のレース】2020～2023年

ディープインパクト産駒→単勝回収率86％
ロードカナロア産駒→単勝回収率87％
キズナ産駒→単勝回収率119％
モーリス産駒→単勝回収率93％


はい。
ここでは、芝のレースに限定してデータ分析してみました。



▼芝のレースで一番儲かる種牡馬は、キズナですね。ダントツの回収率になっています。

キズナ産駒は、ディープインパクト産駒のように過剰人気になりにくく、しかも穴馬が激走するケースが多いので、回収率が高くなりやすいです。

芝のレースで、キズナ産駒の単勝馬券を買い続けるだけで、回収率が119％にもなってしまうわけですから、かなりの好成績ですね。

キズナは、芝で儲かる種牡馬と言えます。



▼ディープインパクト産駒は、先ほど、全レース条件の所でも解説した通り、勝利数がダントツの1位です。

ディープインパクト産駒は、平均的に強い馬が多いですね。

単勝回収率も86％なので、かなり優秀。

単勝馬券では利益を出すのは難しくても、馬単や三連単の1着固定にすれば、比較的簡単にプラス収支にすることができます。

芝のレースでのディープインパクト産駒は、予想の最重要ポイントになります。



▼ロードカナロア産駒も、芝のレースでは非常に回収率が高く、単勝回収率87％となっています。

ロードカナロア産駒は、芝のレースでの勝利数が、ディープインパクト産駒に次いで2位。

芝のレースを購入する場合は、ディープインパクト産駒とロードカナロア産駒を中心に予想を構成していくと、回収率が高くなりやすいですね。



▼あとは、モーリス産駒も芝のレースで非常に回収率が高い種牡馬です。

勝利数では、ディープインパクト産駒やロードカナロア産駒には及びませんが、単勝回収率では、この二大巨頭を上回る数字になっています。

モーリス産駒は、芝のレースでの単勝回収率が93％もあるので、芝のレースを購入する場合は、必ずマークしておきたい種牡馬ですね。



▼▼では次に、ダートレースでの種牡馬データを見ていきましょう。

ダートで儲かる種牡馬は、下記の通りです。


【種牡馬データ。ダートレース】2021～2024年

シニスターミニスター産駒→単勝回収率94％
キズナ産駒→単勝回収率87％
ドゥラメンテ産駒→単勝回収率88％
ホッコータルマエ産駒→単勝回収率85％
パイロ産駒→単勝回収率89％
キングカメハメハ産駒→単勝回収率105％
オルフェーブル産駒→単勝回収率105％
ジャスタウェイ産駒→単勝回収率85％
ダノンレジェンド産駒→単勝回収率114％
コパノリッキー産駒→単勝回収率129％
エスポワールシチー産駒→単勝回収率88％
カレンブラックヒル産駒→単勝回収率106％


はい。
ダートレースで回収率が高い種牡馬は上記の通りです。



▼まず、ダートレースにおいて、勝ち星と回収率が共に高いのは、シニスターミニスター産駒ですね。

ダートでの勝利数は、ヘニーヒューズ産駒に次ぐ２位で、単勝回収率は94％にもなります。

ちなみに、勝ち星１位のヘニーヒューズ産駒は、単勝回収率が67％しかありません。

儲かるかどうかで考えると、ヘニーヒューズより、シニスターミニスターの方がはるかに儲けやすい種牡馬と言えます。

シニスターミニスター産駒で有名なのは、テーオーケインズですね。



▼シニスターミニスター産駒は、ダートレースでは非常に利益を出しやすい種牡馬になります。

シニスターミニスター産駒のクラス別の成績を見てみましょう。


【シニスターミニスター産駒。クラス別成績】

新馬戦→単勝回収率90％
未勝利戦→単勝回収率127％
３勝クラス→単勝回収率100％
オープン特別→単勝回収率127％
平場→単勝回収率99％
２歳限定→単勝回収率143％
３歳限定→単勝回収率98％


はい。
このように、ダートレースでのシニスターミニスター産駒は、儲かる条件がゴロゴロ存在しています。



▼シニスターミニスター産駒の狙いどころは、まず未勝利戦ですね。

未勝利戦の単勝回収率は127％と非常に優秀。

632頭のデータを集計したものなので、サンプル数的にも十分です。

シニスターミニスター産駒の未勝利戦は狙い目です。



▼また、新馬戦の単勝回収率も90％と優秀です。

さらに新馬戦の複勝回収率を見ると、110％にもなるので、シニスターミニスター産駒の新馬戦と未勝利戦は、絶好の狙い目と言えます。

午前中の早い時間から馬券勝負する人は、ダートのシニスターミニスター産駒をマークしていくと、儲けやすいと思いますね。