▼本日は、なぜ馬券は儲からないのか?について、当研究所の見解を書いてみたいと思います。
まず、結論から書いていきます↓
・競馬には、平均25%の控除率があるので、何も考えずに馬券を購入すると、確実にマイナス収支になる
・また、競馬には、プロ馬券師やセミプロ馬券師が存在するので、彼らが利益を持っていってしまう分、一般の競馬ファンは勝ちにくくなる
・ただ、競馬には自己裁量の余地があるので、宝くじと違って、努力すれば勝てるようになる
・競馬で勝つためのコツは、期待値が高い馬券だけを購入すること。これに尽きる
ではこの根拠について、具体的に解説していきましょう。
▼競馬は、トータルすると、ほとんどの人が負けてしまうギャンブルです。
まぁ、ギャンブルなんて競馬に限らず、パチンコでも競艇でも競輪でも、ほとんどの人が負けるわけですが。
競馬も同じで、大多数の人はマイナス収支になります。
そのため、「競馬には勝てない仕組みがあるんだ!」と諦めてしまう人が多いです。
しかし、これは間違いです。競馬は普通に勝てます。
▼確かに、競馬には勝ちにくいシステムが内在しています。
まず、競馬で勝てない原因について、少し列挙してみましょう。
【競馬で勝てない仕組み】
控除率が20%~30%ある
プロ馬券師がいる
確率収束が遅い
期待値が目に見えない
馬券の勉強方法が確立されていない
はい。
このような理由により、競馬は勝ちにくいと言えます。
▼まず、競馬で勝てない原因として、「控除率が20%~30%ある」
これが最大のボトルネックですね。
競馬には、控除率という、JRAの取り分が設定されています。
JRAは、競馬ファンが購入した馬券代を集めて、そこから平均25%を天引きして、残りの75%を払戻金として分配します。
つまり私たちは、75%のお金を奪い合っている。
だから普通に馬券購入しても、回収率は75%以下になってしまうわけです。
▼「競馬には勝てない仕組みがあるんだ!」と主張する人は、この控除率を理由に挙げている人が多いですね。
しかし控除率は、競馬で勝てない理由にはなりません。
確かに、宝くじのように、控除率が50%以上になると、さすがに勝つのは難しくなりますが、控除率が25%程度なら、余裕で勝てます。
▼ギャンブルにおいて、勝つために重要なポイントは、控除率ではなく、自己裁量の余地がどれくらいあるか、なんですね。
競馬は、裁量の幅がめちゃくちゃ広い。
そこにレースがあっても、買わなくてもいいし、買ってもいい。
買う場合でも、どの馬を買ってもいいし、どの馬券種を選んでもいい。
これだけ自由に購入できれば、控除率があっても、工夫次第でいくらでも利益を積み重ねることができるわけですね。
競馬の年間収支をプラスにするサイトを公開
▼競馬ファンの最終目標である「年間プラス収支」
これを達成するためには、馬券知識を身につけるしかない。
私が、年間プラス収支を達成できたのは、
やっぱり⇒『このユニークなサイト』で学んだからです。
競馬で勝てない理由を考察
▼ということで、馬券が儲からない理由について、次の解説をしていきましょう。
先ほどの続き。
競馬に勝てない仕組みがあるとすれば、それは控除率である。
競馬には平均25%の控除率があるので、何も考えずに馬券購入すれば、回収率は75%以下になってしまう。
▼では、この25%の控除率を超えて、利益を出すことは可能なのか?
これについては、「競馬で利益を出す事は、十分可能」と言えます。
なぜ25%の控除率があるのに、利益が出るのか?
▼それは馬券には、「期待値が高い馬券」というものが存在しているからです。
例えば、単勝馬券は最大で18通りの買い目があります。
この18点の買い目は、すべてが80%の回収率になるわけではないんです。
普通に考えれば、単勝馬券の控除率は20%なので、どの単勝馬券を購入しても、回収率は80%になると考えがちです。
しかし、そうではない。
18点の単勝馬券の中には、回収率が40%のものもあるし、120%のものもあるわけです。
▼これが、馬券の期待値です。
プロ馬券師は、期待値が高い馬券だけを購入する。
つまり、上記の例で言えば、回収率が120%になるであろう単勝馬券だけを購入するわけです。
だからプロ馬券師は、短期的には負ける事はあっても、長期的にはプラス収支になるわけですね。
▼このように、馬券には期待値があるから、25%程度の控除率なら、それを上回って利益を出すことが可能になるわけです。
「競馬には控除率があるから、絶対に勝てないんだ!」と言っている人は、この部分の考察が足りていません。
控除率があっても、裁量の余地があれば、プラス収支にできるわけ。
実際、私の個人的な馬券収支も、近年はずっと年間プラス収支になっています。
▼なので控除率は、確かに私たちの回収率の足を引っ張りますが、控除率があるから勝てないということにはならない。
「控除率があるから、勝つのは無理!」と言っている人は、控除率を言い訳にして、自分の馬券力のなさをごまかしているに過ぎないわけです。
▼▼では、次の競馬で勝てない仕組みについて考えていきましょう。
次は、「プロ馬券師がいるから、競馬で勝てない」ということについて。
▼馬券の世界は、今日競馬を始めたばかりの競馬初心者さんもいれば、馬券歴50年のベテランもいます。
毎年大赤字の人もいれば、毎年大きな利益を上げているプロ馬券師もいる。
馬券の世界は、強い人と弱い人が一緒に戦うステージなんですね。
▼なので、一部の強い人、プロ馬券師やセミプロ馬券師が全体の利益を持っていってしまう。
馬券というのは、他の競馬ファン・馬券購入者との戦いですから、そこにめちゃくちゃ強いプロ馬券師がいると、一般の競馬ファンは勝ちにくくなるわけです。
これは平等な馬券の世界なので、仕方のないことです。
▼パチンコやパチスロでも、勝てる台・儲かる台は、パチプロが持っていってしまいますよね?
株の世界でも、市場の利益はプロのトレーダーが持っていってしまいます。
競馬の世界でも同じ。
プロ馬券師の存在が、一般の競馬ファンの勝率を下げている部分があります。
▼例えば、レース直前にオッズが動く現象を見た事はありませんか?
「あれ?この勝ち馬、予想段階では5番人気だったのに、結果を見ると2番人気になってるな…」
このような事は、長く競馬をやっていると多々見受けられます。
▼このような現象は、プロ馬券師やセミプロ馬券師、プロの競馬投資家による投票が影響しているケースが多いです。
プロ馬券師は、「異常オッズ」として見つからないように、できるだけ発走直前に馬券を購入します。
早い段階で大金を投下してしまうと、パソコンの競馬ソフトで異常オッズ判定が出てしまい、そこに追従されるからです。
▼なので、プロ馬券師はこっそり密かに馬券の世界から利益を奪っていく。
その分、一般の競馬ファンが勝ちにくくなる。
馬券の世界は、素人も玄人も一緒に戦う世界なので、どうしてもこのような現象が起こってしまうわけです。
▼「あれ?せっかく馬券が当たったのに、思ったより配当が低いな…」→これはプロ馬券師の仕業だったりするわけですね。
特に、夏競馬は競馬初心者さんの投票が少なく、オッズが動きやすいので、プロ馬券師による影響が大きくなります。
パチプロも、プロの株トレーダーも、プロ馬券師も、必ず存在しています。
技術介入できるギャンブルには、絶対にプロがいるからです。
なので、この部分に関しては対策のしようがないので、別の部分で対策していくことが重要ですね。