▼本日は、重賞・G1が当たらない原因について、当研究所の見解を書いてみたいと思います。
まず、結論から書いていきます↓
・重賞レースは難しい。なぜなら、馬券対象馬が通常のレースよりも多いから。
・通常のレースは9番人気くらいまでで決まることが多いが、重賞レースやG1レースは、13番人気くらいまで来る可能性がある。その分、難しい。
・重賞レースは、超ハイレベルなレースなので、各馬の能力が接近しており、予想が難しい
・重賞レースは、多頭数になりやすいので、的中率が下がってしまい、難しい
・重賞レースは、ほとんどの馬がしっかり調教されており、各馬、調子がいい。そのため取捨選択が難しくなる
ではこの根拠について、具体的に解説していきましょう。
▼重賞レースやG1レースは、競馬のヒエラルキーの頂点であり、競馬の華です。
ほとんどの競馬ファンは、その週の重賞レースを購入するでしょう。
これはこれで、競馬を楽しむという点ではいいんですが、問題もあります。
それは、「重賞レースは難しい」「重賞レースは当たらない」という部分です。
▼通常のレースと比べて、グレードの高い重賞レースは、予想が難しいです。
なぜかと言うと、「重賞レースは、馬券対象馬が多いので難しい」からです。
▼競馬では、それぞれのレースによって、「馬券対象馬」を絞り込むことができます。
明らかに5頭で決まるレースとか、8頭で決まりそうなレースなどですね。
これを馬券対象馬と言うわけですが、この馬券対象馬は、少なければ少ないほど予想が簡単になります。
5頭で決まるレースなら、その5頭で馬券構成を考えればいいだけなので、当てるのが簡単なんですね。
▼そう考えると、馬券対象馬が多いレースは難しいと言える。
そして、重賞レースやG1レースは、馬券対象馬が最も多いレースなんですね。
通常のレースでは、9番人気くらいまでで決まることが多いわけですが、重賞レースでは13番人気くらいまで、馬券対象馬が広がってしまいます。
その分、重賞レースでは手広く購入する必要が出てくるわけですが、資金力のない競馬ファンは、手を広げることができません。
その結果、的中率が下がってしまい、「重賞レースは難しい!」と感じてしまうわけですね。
▼したがって、重賞レースを購入する場合は、通常のレースを購入する場合よりも、多くの資金が必要になります。
資金力がないと、買い目を絞り込まなければならない。
しかし、馬券対象馬が多い重賞レースで、買い目を絞り込むのは至難の業です。
まずはこれが、重賞レースが難しい理由の1つですね。
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重賞レースが当たらないのはなぜ?
▼ということで、重賞レースが難解な理由について、次の解説をしていきましょう。
先ほどの続き。
重賞レースでは、馬券対象馬の数が多いため、予想が難しくなる。
重賞レースでは、通常のレースよりも手を広げて購入しないと、的中率が下がってしまう。
では、どれくらい手広く購入すればいいのか?
▼私の感覚では、重賞レースの馬券対象馬は、「13番人気くらいまで」という印象です。
通常のレースでは、10番人気以下の馬は来ることが少ないので、この時点で、重賞レースはかなり難しいことがわかります。
重賞レースでは、普段はノーマークの2ケタ人気の馬まで、来ることを想定して予想しなければならないので、難しいわけです。
▼13番人気というラインですが、これは私の今までの経験と、データ分析した結果から割り出した数字になります。
重賞レースでも、14番人気以下の大穴馬が馬券圏内まで来る事は、少ないですね。
なので私は、重賞レースでも、14番人気以下はほとんど無視することが多いです。
▼ちなみにこれは、15頭立て以上の、多頭数の重賞レースの話です。
少頭数の重賞レースでは、馬券対象馬はもっと絞り込まれます。
例えば、出走頭数8~11頭くらいの少頭数の重賞レースでは、馬券対象馬は、かなり少なくなりますね。
なので、まだ馬券知識が少ない人で、重賞レースを当てたい人は、少頭数の重賞レースを狙っていくと、一気に的中率が上がります。
▼この出走頭数も、重賞レースを難しくしている原因の1つです。
重賞レース以外の通常のレースは、出走頭数が10~14頭立てくらいになることが多いので、それほど難易度が高くありません。
しかしながら、重賞レースの場合は、15頭以上の多頭数レースになることが多いので、馬券対象馬の数が増えてしまい、予想が難しくなるわけです。
▼競馬でコンスタントに的中させている人や、安定して年間プラス収支にしている人は、「出走頭数」を意識してレースを選んでいる人が多い印象です。
「能力が接近していて、多頭数のレース」は、最も難しいレース条件になります。
重賞レースでは、このようなレースが多くなるわけです。
だから多くの人は、重賞レースを難しく感じてしまうわけですね。
▼▼ということで、「重賞レースは多頭数になりやすく、的中率が下がるので難しく感じる」わけですね。
重賞レースというのは、競馬のヒエラルキーの頂点であり、賞金も最も高くなります。
そのため、馬主も調教師も、みんな重賞レースを勝ちたい。
その結果、多くの馬が重賞レースに登録することになり、多頭数のレースになるわけですね。
▼特に、3歳のクラシックロード戦線は、実質、勝ち抜き戦なので、多頭数になる確率が高くなります。
どの陣営も、皐月賞やダービー・オークスなどのクラシックレースに愛馬を出走させたい。
なので、クラシックロードは多頭数のレースになりやすく、重賞レースの中でも難しいレースになってきます。
▼あるいは、裏開催でのローカル重賞レースも、多頭数になりやすく、非常に難解です。
私の個人的な見解では、ローカル重賞は、重賞レースの中でも最も難しいレースだと感じます。
ローカル重賞というのは、ローカル競馬場で行われる重賞レースのことですね。
東京・中山・京都・阪神以外のローカル競馬場で開催される重賞レースです。
▼例えば、新潟記念・福島記念・中京記念・小倉大賞典などなど。
このような裏開催でのローカル重賞レースは、多頭数になる確率が非常に高いです。
しかも、ハンデ戦になることが多いので、各馬の能力が接近している。
「多頭数で能力が接近しているハンデ戦」というのは、めちゃくちゃ難しいわけです。
▼なので、「重賞レースは難しい!全然当たらない!でも当てたい!」→このように考えているあなたは、ローカル重賞レースは避けた方が良い。
重賞レースの的中率を上げたければ、「中央開催・別定戦・少頭数」のレースを選ぶのがポイントです。
このような条件の重賞レースであれば、予想がしやすく、的中率が上がります。
▼重賞レースに限らず、裏開催・ローカル開催というのは、レースレベルが低く、しかも各馬の能力が接近しているので、とにかく難しい。
それが重賞レースであれば、なおさら難しいわけです。
しかも、ローカル重賞は荒れやすい。大波乱になりやすい。
それが魅力でもあるんですが、「重賞レースが難しい!」と感じる場合は、わざわざ難しいレースで勝負しなくても、簡単な重賞レースで勝負した方が良いわけですね。