▼本日は、悪徳競馬予想サイトについて、当研究所の見解を書いてみたいと思います。
まず、結論から書いていきます↓
・悪徳競馬予想サイトに騙されないためには、「月額5000円以下」をしっかり意識することが重要
・「買い目指示の予想」は、情報料金も高額で、悪徳サイトが多い印象
・優良サイトは、「印配信」「指数配信」が多い
・絶対にやめた方がいいのは、「競馬予想会社にお金を預けて、代わりに運用してもらう」という形。これはほぼ詐欺
ではこの根拠について、具体的に解説していきましょう。
▼世の中には、悪徳競馬予想サイトが星の数ほど存在しています。
何をもって悪徳とするかですが、私は「情報料金の額」で判断するべきと思っています。
▼競馬予想サイトに限らず、商品の価格というのは、その商品に対して適正な価格であるかどうか、ココがポイントになります。
例えば、きゅうりが1本1万円だったら高いですよね?これは悪徳です。
なので、情報料金に対して、配信される内容が釣り合っていなければ、それは悪徳サイトということになります。
▼ほとんどの競馬悪徳サイトは、情報料金がべらぼうに高額です。
1ヶ月あたりにすると、5万円とか10万円という料金が当たり前に発生しています。
競馬の予想に、1ヶ月10万円も取るというのは非常にあくどい手口。
なので、賢明なる読者さんには、まず高額な予想サイトに入会しない事をおすすめします。
▼競馬予想サイトというのは、料金と内容が比例しません。
ダイヤモンドだったら、高額なものはカラットが大きかったりして、価格相応のものが多いんですが、 競馬予想サイトの場合は、料金が高くても予想が当たる訳では無いのです。
▼先ほど、相場の話を少ししましたが、私が思う競馬予想サイトの相場は、
「月額5,000円まで」と考えています。
これ以上高額なものは、悪徳サイトに近づいていくように思うわけ。
▼ちなみに私は、その昔、悪徳サイトに、100万円以上を奪われたことがあります。
お金を預けてしまった私が悪いんですが、悪徳サイトに騙されると、そこから立ち直るのに何年もの時間がかかります。
というか、何年たっても精神的ダメージは完全には消えません。今もつらいです。
自分自身が、そのようなつらい思いをして来たので、同じ思いをする人が少しでも減るように、この記事を書いています。
▼私の場合は、消費者センター、行政書士、弁護士などに相談させてもらいましたが、結局、お金は戻ってきませんでした。
お金を請求するために、行政書士などに支払った手数料は、無駄になったわけです。
完全に悪徳サイトが私を騙したのに、それでもお金は戻ってこない。というか取れない。
相手が逃げたので、取る手段がなかったのです。
これが現実です。
でも後悔はしていません。
今後も、こちらに悪意を向けてくるサイトに対しては、きっちり訴える所存です。
▼なので、これを読んでいる人は、とにかく高額な予想サイトに心を奪われないこと。
悪徳サイトは、私たちの欲望を煽り、感情を揺らして搾取しようとしてきます。
悪徳サイトに取られてしまったら、お金が戻ってくる確率は極めて低いです。
なので、まずは「月額5,000円まで」これを心に刻んでおいてください。
月額5,000円なら、もしその予想サイトが自分に合わなくても、金銭的ダメージや精神的ダメージはほとんどありません。
競馬の年間収支をプラスにするサイトを公開
▼競馬ファンの最終目標である「年間プラス収支」
これを達成するためには、馬券知識を身につけるしかない。
私が、年間プラス収支を達成できたのは、
やっぱり⇒『このユニークなサイト』で学んだからです。
信頼できる優良競馬予想サイトの選び方
▼競馬情報サイトは詐欺か?についての考察を続けます。
ここまで、競馬情報サイトの闇の部分を書いてきました。
それでは、世の中に存在している競馬予想サイトは、その全てが詐欺なのか?
▼これはもちろん「NO」です。
世の中には、優良サイトも間違いなく存在しています。
ただ、優良サイトは数が少ないです。
なので、そこに出会えるかどうかは、運なんですね。
▼最初に、悪徳サイトに出会ってしまったら、それで競馬が大嫌いになってしまう。
そして競馬を止めなければならなくなる。
だから最初に出会う予想サイトはとても大切です。
▼私が、今まで無数に競馬予想サイトに入会してきた経験から言うと、
優良サイト5%
普通のサイト65%
悪徳サイト30%
これくらいですかね。私の感覚ですが。
▼ただ、この割合はどのような情報収集を行っているかによっても、大きく違ってきます。
例えば、「競馬の口コミサイト」などで、優良サイトとして紹介されているサイト。
これは危ないです。
このようなアプローチをしている人は、悪徳サイトに出会う確率が急上昇すると思います。
▼あるいは、スポーツ新聞などに大きな広告を出しているサイト。
これも、悪徳サイトのリスクが高いと思いますね。
スポーツ新聞に大きな広告を出すと、広告費がかなりかかるので、それを回収するために、情報料金を高額にする必要があるからです。
▼まぁ、どのようなアプローチで競馬予想サイト探すにしても、私が先ほど書いたように、「月額5,000円まで」をしっかり守っていれば、大きな失敗はしないと思います。
私も含めて、多くの人が、悪徳サイトに騙されて傷つくのは、情報料金が高額な場合なんです。
競馬の悪徳予想サイトは、非常に計算し尽くして作られており、ついつい大金を払ってしまうようにできているわけです。
▼でも、「月額5,000円以上は出さない」とか「1レース500円以上は出さない」と決めておけば、大金を奪われなくて済む。
悪徳サイトは、最初は少額で情報提供し、馬券が外れたら「こっちの高額なコースなら当たりますよ」と誘ってくる。
これに乗っかってしまうと、大きなお金を奪われるリスクが生じるので、最初に自分の限度額を決めておくことが大切なのです。
▼▼では次に、競馬予想サイトの種類について考察してみましょう。
【競馬予想サイトの種類】
○印配信
○指数配信
○データ配信
×買い目指示の予想
はい。
私の経験から言えば、「買い目指示の予想」は、おすすめしません。
▼買い目指示の予想というのは、単純にそのレースの買い目を指示する予想サイトです。
「ダービー。馬連1-4を5000円」みたいなやつですね。
このような買い目指示の予想は、長期的にはまず勝てません。
それは何故なのか?
▼これは考えればすぐに分かるんですが、買い目指示の予想というのは、そこに入会している会員さんが、みんなで同じ買い目を購入することになります。
という事は、その予想の精度が高ければ高いほど、会員数は増加し、投下される資金も巨額になっていくわけです。
▼ご存知の通り、中央競馬は競馬ファンの投票によってオッズが上下する、変動オッズ制です。
なので、多くの人の投票が入った買い目は、オッズが下がってしまうわけです。
▼個人で数万円購入するくらいなら、オッズは動きません。
しかし、組織的な競馬予想サイトが、多くの会員を集め、みんなで同じ買い目を購入したらどうなるか?
そう。オッズが下がってしまい、本来の回収率よりも低くなってしまうわけです。
▼どんなに素晴らしい予想でも、それが買い目指示の予想である限り、必ずオッズ低下に見舞われます。
そして、オッズが低下してしまったら、絶対に勝てないわけです。
本来、回収率が120%の予想であっても、そこに多くの投票が入れば、回収率は80%に下がってしまったりするわけです。
▼だから私は、日ごろから、「買い目指示の予想は、オススメしない」と言っているわけです。
現在、優良サイトのほとんどは、印配信や指数配信など、会員同士で購入する馬券がバッティングしないような配信です。
こんなの常識なんですが、それでも世の中には、買い目指示の予想を求めてしまう人が多いんですね。
▼なぜかというと、何も考えなくても済むから。
何も考えずに、言われた通りに馬券購入するだけで大金持ち!
そんな、あり得ない夢を求めている人が多いので、買い目指示の予想がなくならないわけです。
▼▼それに対して、「印配信」という形もあります。
印配信とは、買い目を提供するのではなく、「予想印」を提供するスタイルです。
例えば、
◎ディープインパクト
○オルフェーヴル
▲キタサンブラック
△ブエナビスタ
△ジェンティルドンナ
×アーモンドアイ
と、このような感じで、予想印という形で情報を提供するわけです。
▼このような印配信のメリットは、会員同士の投票が分散されることです。
◎からの流し馬券を購入する場合でも、馬券種は人それぞれ違うので、オッズが下がりにくいです。
同じ◎流しでも、馬連・ワイド・馬単・三連複・三連単と、多数の馬券種に投票が分散されるので、オッズが下がらず、期待値も維持できるというわけです。
▼また、◎流しだけに投票が集中することはなく、ボックスで購入する人や、◎以外の馬を軸にする人も、もちろんいます。
なので、印配信の場合、オッズ低下のリスクは限りなく低いということになります。
ちなみに、私がオススメしている「マツリダ予想」も、印配信のスタイルになります。
▼印配信のデメリットは、競馬初心者さんには、買い方がわかりにくいという部分ですね。
精度の高い予想であれば、単純な◎流しでも回収率は高くなりますが、できれば臨機応変に買い方を変化させたいところ。
◎から流すのか?ボックスにするのか?軸2頭か?
このような判断をしなければならないのが、印配信のデメリットでもありますね。
ただ、このような裁量を入れることが、楽しいと思える人は、デメリットにはならないです。
▼では次に、「指数配信」について。
予想サイトによっては、各馬の能力を、指数という形で順位付けしているサイトもあります。
例えば、
99トウカイテイオー
96シンボリルドルフ
86ミスターシービー
85シンザン
81ミホノブルボン
79カツラギエース
このような感じですね。
▼指数配信のメリットは、そのレースのパワーバランスがわかりやすいという部分です。
1強レースなのか?2強レースなのか?混戦レースなのか?
このようなパワーバランスを、数値化して見ることができるので、力関係を把握しやすいんですね。
▼デメリットとしては、印配信と同じように、買い目を決定するまでに迷いが生じるという点が挙げられます。
指数配信の場合は、印配信よりさらに予想が難しくなると思います。
ただ、予想の自由度は非常に高くなるので、指数を見て、自分で買い目を構築していくのが楽しい人は、指数配信の予想がお勧めですね。
▼▼では次に、「データ配信」について。
データ配信というのは、買い目や予想印ではなく、分析したデータ情報を配信する形式です。
例えば、そのレースでよく来る枠順や、騎手や調教師などのデータですね。
血統データも、データ配信に含まれます。
▼このようなデータ配信は、あらゆる角度からアプローチできるため、最も投票が分散しやすく、オッズ低下のリスクが低いです。
配信に手間がかかるので、悪徳サイトの確率も低くなります。
そういう意味では低リスクで、信頼できるサイトが多いと言えるでしょう。
▼ただ、データ配信の場合、投票が分散するのはいいんですが、その代償というかデメリットとして、とにかく買い目が決めにくい、というものがあります。
データ配信サイトは、様々な角度からデータを分析して配信してくれるわけですが、そのデータが多角的なアプローチになればなるほど、いろいろな馬が馬券対象馬になってしまい、買い目が決められなくなります。
ここがデータ配信の使いにくい所ですね。自由度が高すぎる。
ただ、しっかり自分自身でデータを消化吸収して、オリジナルの買い目を決めることができる人には、とても有効な情報配信になると思います。
▼ということで、ここまで競馬予想サイトのタイプについて解説してきました。
結局のところ、「悪徳競馬予想サイト」に該当しやすい条件としては、
×情報料金が月額5000円以上と高額
×買い目指示の予想配信スタイル
×ネットや新聞に、派手に広告を出している
はい。
このあたりに該当してくる競馬予想サイトは、悪徳リスクが高くなってくると思います。
入会する際は、この辺に注意してチェックしてみてください。
▼最後に、最も危険なサイトの手口を紹介します。
それは、「あなたの代わりに、弊社の方で馬券運用を代行します。資金を預けて下さい」という手法です。
これはほぼ詐欺なので、絶対に手を出さないでください。
「ポンジスキーム」と言われる古典的な手法なんですが、威力は絶大なので、引っかかる人が後を絶ちません。
このような募集を見かけた時は、どんなに魅力的でも手出し厳禁ですね。