三連単で勝つ方法

▼本日は、三連単の必勝法について、当研究所の見解を書いてみたいと思います。

まず、結論から書いていきます↓


・三連単で勝つための買い方は、「単勝期待値が高い馬を1着固定」これが基本。

・あとは、「単勝期待値が低く、複勝期待値が高い馬を2~3着固定」これも有効。

・いずれにしても、軸は1~3番人気の人気馬から選ぶと、収支が安定しやすい。

・軸を人気馬にした場合は、ヒモは3~9番人気あたりの中穴馬を選ぶと、回収率が上がりやすい。

・具体的には、「三連単1着固定1頭・2~3着欄に7頭(42点買い)」というような形が基本。



ではこの根拠について、具体的に解説していきましょう。



▼以前の記事では、三連単の基本的な買い方について解説しました。

参考記事
 ↓
三連単の買い方

ここでは、その応用版として、三連単の勝ち方について考えてみます。



▼三連単で勝つためのポイントとしては、


・単勝期待値が高い馬を1着固定

・単勝期待値が低く、複勝期待値が高い馬を2~3着固定



この2つが基本戦略になるかと思います。

私の個人的な三連単の収支を見ても、上記の買い方で、年間プラス収支になっています。



▼まず、三連単の最大の武器は「1着固定

1着固定で考えると、馬単でもいいんですが、三連単は3着馬まで指定できるので、より回収率を高めやすい。



▼1着に固定する馬は、単勝回収率が高いであろう馬です。

単勝で購入してもプラスになるような馬を、三連単の1着固定にすると、単勝よりさらに回収率が上がりやすくなります。

ヒモ馬を絞り込めることが条件ですが、上手い人にとっては、単勝馬券より三連単の方が利益を出しやすい。



▼三連単というのは、単勝馬券から、無駄な部分を削ぎ落とした馬券、というイメージかな。

単勝は、馬単や三連単の総流しという意味合いになるからです。



したがって、三連単で勝つためには、いかにして期待値が低い部分をカットして行くかがポイントになります。

例えば、複勝期待値が低い馬を、三連単のヒモから削除していく。

これだけでも、単勝馬券を購入するより、明らかに回収率が高くなります。



▼三連単で勝つ方法をシンプルに書けば、

・1着には、単勝回収率が高い馬を固定

・2~3着には、複勝回収率が高いヒモ馬を選ぶ


これだけ徹底できれば、プラス回収になる確率は高くなると思います。



▼単勝回収率が高い馬というのは、当ブログの別の記事でも色々と書いていますが、例えば、「逃げ馬・先行馬」とか「上がりが速い馬」とか「前走を人気で負けた馬」などですね。

これらをさらにデータ分析で細かく指定していきます。



▼あるいは、パドックを見ることができる人なら、パドックから単勝期待値が高い馬を探し出すことが可能です。

もしくは、調教タイム血統なども、単勝期待値が高い馬を探すための材料になります。



▼これらを全て極める必要は全くなく、どれか1つで十分です。

要は、「単勝オッズよりも、好走確率が高い馬」を探せばよい。

そしてその馬を、三連単の1着づけにする。

三連単で勝つ方法としては、まずこれが基本中の基本になります。


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上がり3ハロンから、三連単の軸馬を選ぶ方法

▼三連単で勝つ方法についての考察を続けます。

単勝期待値が高い馬についての話の続き。



▼先ほども少し書きましたが、「上がり3ハロンが速い馬

これも、単勝期待値が高くなりやすい。

すなわち、三連単の1着固定にできる馬、ということになります。



▼差し馬の場合、速い脚がないと、なかなか勝ち切れないものです。

なので差し馬では、上がり3ハロンの速さは必須。

差し馬で、上がりが遅い馬だと、複勝回収率は高くなる可能性がありますが、単勝回収率はなかなか高くならない。



▼なので、上がりが遅い差し馬は、三連単の1着固定ではなく、三連単の2~3着に入れる相手ヒモ馬、という役割にした方が、長期回収率が高くなりやすいです。

つまり、勝ち切れない馬を、三連単のヒモにする。



▼逆に、上がり3ハロンが速い差し馬。

決め手がある馬ですね。

このようなタイプは、展開さえハマれば勝ち切れる。

なので、三連単の1着固定に向いているわけです。



▼あるいは、上がり3ハロンが遅い馬でも、三連単の1着づけに向いているタイプがいます。

それは、逃げ馬・先行馬です。

逃げ馬や先行馬は、前半で脚を使うので、必然的に上がり3ハロンのタイムは遅くなります。

しかしながら、このような先行馬は、単勝回収率が高くなりやすい。

競馬では前に行く馬が圧倒的に有利なので、先行馬は単勝期待値が高まりやすいんですね。



以上のようなことを勘案すると、脚質から三連単の軸馬を探す場合は、「先行馬」か「決め手のある差し馬」を1着固定にするということになります。

これは競馬の基本中の基本ですが、うっかり忘れる要素でもあるので、頭に入れておくと良いかと思います。



▼三連単の1着欄に入れる馬は、理想を言えば、「先行できて、上がりも速い馬」です。

アーモンドアイのようなタイプ。

あまり数は多くないんですが、このようなタイプの馬をメモしておき、出てきたら三連単の1着固定。

これだけのシンプルな戦略でも、プラス回収まで持っていくことが可能です。



▼ただこの場合、 1着固定の馬だけを見ているので、ヒモ馬の精度が下がりがちなのがデメリット。

三連単の場合、軸馬だけでなく、相手ヒモ馬の精度にもこだわると、かなり利益を出しやすくなります。

その点では、1着固定だけに目を向けるのではなく、レース全体を見てから、三連単で参戦するかを判断するのが理想ではありますね。



▼▼では次に、さらに具体的に、三連単で勝つ方法を考えてみましょう。

ここまでは、単勝期待値の高い馬を三連単の1着固定にする事で、回収率を引き上げる戦略について書いてきました。

ここでは次のステップとして、何番人気の馬を活用していくかについて考えてみたいと思います。



▼まず、三連単の馬券構成を考える上で、最も重要なポイントは、「1着固定の馬は、何番人気の馬にするべきか?」という点です。

三連単は、全ての馬券種の中で、最も自由度が高く、それゆえに迷ってしまう部分が多いです。

三連単で最も重要なのは、1着固定の部分なので、ここを間違えると回収率も上がらなくなってしまうわけです。



▼三連単の1着固定は、私の場合は、1~3番人気から選ぶことが多いです。

なぜかというと、ただでさえ三連単の的中率は低いのに、軸馬を人気薄にしてしまうと、さらに大きく的中率が下がってしまうからです。



▼例えば、1番人気馬の勝率は、約30%あります。

そのため、三連単の1着固定に、1番人気馬をセットすれば、最大的中率は30%近くになるわけです。



▼それに対して、7番人気馬の勝率は、5%程度しかありません。

したがって、三連単の1着固定に、7番人気馬をセットすれば、最大的中率は5%くらいにしかならないわけです。



▼これは、あくまでも最大的中率の話です。

実際には、三連単で総流しを仕掛けるケースは少ないので、相手ヒモ馬を絞り込むことになります。

そう考えると、7番人気軸の三連単は、的中率が1%くらいになってしまうことも考えられるわけです。



▼的中率が1%という事は、100レース購入しても、99レースは外れるということになります。

ここまで的中率が低いと、ほとんどの人は途中で心が折れます。

また、たとえ長期回収率がプラスになったとしても、1%の的中率では、毎月の馬券収支はほとんど赤字が続くことになります。

毎月毎月、ずっとマイナスが続く状況で、楽しく競馬ができるとは思えません。



▼このような点を勘案して、私が三連単の1着固定を仕掛けるときは、軸はほとんどが1~3番人気になっているわけです。

もちろん、先程から書いている通り、「人気馬の中で、単勝期待値が高いと思われる馬」を発見した時だけ、馬券購入することになります。

単勝期待値が高い人気馬がいないレースは、すべて見送り。

これくらいの自制心がないと、リスクが高い三連単で、長期的に利益を出す事は難しいと思われます。



▼▼ということで、三連単の1着固定欄には、1~3番人気の馬を入れることを基本とします。

では次に、「2~3着欄の相手ヒモ馬は、何番人気にするか?」について。

2~3着欄のヒモは、私の場合は、3~9番人気の7頭から選ぶことが多いです。

そのまま7頭全部をヒモにしてしまう場合もあります。

なぜこの人気ゾーンなのか?



▼それは、ヒモを中穴にした方が、回収率を上げやすいからです。

多くの競馬ファンは、「三連単1番人気を1着固定。ヒモは2~5番人気(12点)」というように、本命サイドに偏りがちです。

なぜなら、資金力がないからです。

資金力がないと、どうしても買い目点数を絞り込まざるを得ず、買い目点数を絞って的中させるためには、本命サイドを買わざるを得ないからです。



▼しかしながら、三連単で本命サイドを購入し続けても、回収率は60%前後にしかなりません。大赤字ですね。

三連単は、買い目点数が最大で4896通りと膨大に多く、それゆえ、穴サイドまで手を広げる余裕がなくなるので、本命サイドが過剰人気になりやすいんですね。

なので、私は三連単の本命サイドは、あまりお勧めしていません。



▼三連単で本命サイドを狙うとすれば、「少頭数のレース」

少頭数のレースは、本命サイドで決まる確率が高いので、三連単で本命サイドを狙っていくことで、プラス収支にすることが可能です。

少頭数とは、大体10~12頭立てくらいですね。

これくらいの少頭数のレースなら、三連単で本命サイドを狙うのはアリです。

尚、9頭立て以下は、回収率を上げにくいので、基本的には見送りで良いかと思います。



▼一方、13頭以上のある程度、頭数が揃っているレースでは、ヒモを人気サイドにするより、ヒモを中穴サイドにした方が、回収率が上げやすくなります。

三連単の中穴は、狙う人がそれほど多くないので、オッズ的においしいケースが多いため、オッズに歪みができやすいからですね。



▼具体的な買い方としては、

三連単
1着固定。1~3番人気から1頭選ぶ
2~3着欄。3~9番人気の7頭(42点買い)


というような感じになります。



▼この買い方のポイントは、いつも言っているように、「中穴になりそうなレースを選ぶ」という点です。

先ほど、少頭数のレースは本命サイドで決まりやすいと書きましたが、出走頭数もレース選びの重要なファクターです。

競馬には、「中穴が出やすいレース条件」というものが存在しているので、それを頭に入れて、中穴が出そうなレースを狙っていく。

そうすると、上記のようなシンプルな買い方でも、三連単で勝つことができるわけです。



▼▼では次に、具体的なケーススタディーを見てみましょう。


フェブラリーステークス2022年

1着 カフェファラオ(2番人気)
2着 テイエムサウスダン(5番人気)
3着 ソダシ(4番人気)

三連単76940円



はい。
このレースは、カフェファラオの1着固定さえ決断できれば、何も考えずに簡単に三連単7万馬券を的中できたレースでした。



▼まず、先ほども書いた通り、1着固定の軸馬は、1~3番人気から選びます。

1番人気レッドルゼル
2番人気カフェファラオ
3番人気アルクトス

このうち、3番人気のアルクトスは、地方競馬では強いんですが、中央競馬ではイマイチなレースが続いているので、これは切り。

そして、1番人気のレッドルゼルは、1600mの距離に実績がなく、差し馬の割に、上がり3ハロンのタイムもそれほど速くないので、勝ち切るまでは行かないと見て、これも切り。



▼最後、2番人気のカフェファラオは、近走惨敗続きですが、それぞれ敗因は明確であり、力負けでは無い。

東京1600mダートは、3戦無敗であり、コース適性は完璧。

調教の動きも良く、脚質は先行もできる自在性。

1~3番人気の中では、最も三連単1着固定の条件が揃っているので、軸はカフェファラオとします。



▼軸が決まれば、あとは三連単の2~3着のヒモを決めるだけです。

上述した通り、3~9番人気の7頭からヒモを決定します。

この年のフェブラリーステークスは大混戦で、ヒモを絞り込むのが難しかったので、ここは何も考えず、3~9番人気の7頭を相手ヒモ馬にします。



▼馬券構成は下記の通りです。

三連単1着固定。相手7頭(42点買い)

1着固定軸
カフェファラオ2番人気

相手ヒモ馬
3~9番人気(7頭。42点)


という感じですね。



▼結果は、福永祐一騎手に乗り替わったカフェファラオが、想定通りの先行策からスムーズに抜け出し、完勝。

2着に5番人気のテイエムサウスダンが逃げ粘り、3着には4番人気の白毛ソダシが先行して粘り込み。

特に難しい決着ではなかったわけですが、三連単の配当は、76940円と高配当になりました。

42点で76940円なので、レース回収率は、1831%とビッグな的中となりました。



▼このレースのポイントは、1番人気のレッドルゼルと、3番人気のアルクトスが、三連単の1着固定には不向きだったこと。

ここに気づくことさえできれば、2番人気のカフェファラオを1着固定にして、相手ヒモ馬は3~9番人気馬とすることで、簡単に7万馬券を的中できたレースだったわけですね。


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