競馬はタイムで儲かるか?

▼本日は、タイム予想について、当研究所の見解を書いてみたいと思います。

まず、結論から書いていきます↓


・20年前は、タイムやスピード指数で簡単に儲かる時代だった

・しかし現代は、タイムがオッズに反映されてしまっているので、タイムロジック単体で利益を出すのは難しくなっている

・タイムやスピード指数で利益を出すコツは、オッズとの乖離を狙うこと

・高速馬場では、全馬のタイムが早くなるので、タイムだけを見ていても意味がない。着差を見る

・上がり3ハロンが速い馬は、高確率で回収率が高くなるので、上がりが速い馬を予想することは有効



ではこの根拠について、具体的に解説していきましょう。



▼競馬では、すべてのレースで「タイム」が公表されています。

全体の走破時計はもちろんのこと、上がり3ハロンや、200mごとのラップタイムまで詳細に公表されています。



▼では、このタイムを使って馬券で儲けることはできるのか?

私の考えを言えば、

現代競馬は、タイムだけで利益を出すのはかなり難しくなっている

と思います。



▼まだインターネットが普及する前の時代は、タイム予想やスピード指数が、かなりの威力を発揮していました。

タイム上位の馬や、スピード指数上位の馬を買うだけで、簡単に利益が出せた時代もあります。



▼なぜ現代は、タイムで利益を出すのが難しくなったのか?

それは、タイム理論がすでにオッズに反映されてきたからだと思われます。

インターネットが普及する前は、ごく一部の人しかスピード指数を使っていませんでした。

だからそこに、少数派の優位性があった。

誰も使っていないからこそ、スピード指数が武器として使えたわけですね。



▼でも今は、インターネットで一瞬にして様々な情報が拡散していきます。

特に、タイム理論やスピード指数というのは、インターネットと相性がいいんですね。

ネット配信しやすいわけです。

そのようにして、タイム予想や指数予想が広がっていくにつれて、少しずつタイムの優位性が失われて行ったんですね。



▼それでも、タイム理論やスピード指数は、まだ利益を生む可能性があります。

そのためのポイントとしては、「単純にスピード指数上位馬を買わない」ということになります。



▼一昔前であれば、スピード指数上位の馬連ボックスなどで、簡単に利益が出ました。

でも今は、それでは勝てない。

そこに一工夫する必要があるわけです。

逆に言えば、一工夫すれば、まだタイム理論は十分に役に立つと言える。



▼「一工夫」の代表的なものとして、「オッズとの乖離を狙う」というものがあります。

例えば、「スピード指数1位なのに、5番人気」

このような馬を探して、狙っていくわけです。



▼なぜこれが有効になるかというと、「強いのに人気がない馬」を狙っていけるからです。

競馬で利益を出すためには、常に評価されていない馬を探す必要があります。

どんなに強い馬でも、競馬ファンがみんなで馬券購入すれば、オッズは下がって利益は出なくなります。



▼そう考えると、スピード指数で上位評価なのに、競馬ファンは評価していない馬。

このような馬は、スピード指数の精度さえ確かなら、高確率で利益を生むことになります。


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高速馬場のレコードタイムは無意味?

▼タイム予想についての考察を続けます。

タイムで馬券検討する場合、注意点がいくつかあります。

まず1つ目として、「トラックバイアス

これはかなり重要なポイントになります。



▼例えば、①マイル戦を1.31.0で勝った馬がいたとする。

かなり優秀なタイムですね。

一方で、②マイル戦を1.33.0で勝った馬もいたとする。

この場合、2秒もの差があります。

走破時計だけで考えると、明らかに①の馬を購入することになってしまいます。



▼しかし、現代競馬は、走破時計だけでは儲からないわけです。

なぜなら、トラックバイアスが発生しているケースが多々あるから。

つまり、馬場状態が全然違うわけです。



▼いわゆる「高速馬場

最近は、JRAの馬場造園課の技術力がかなり高くなっており、スピードが出る芝を作ることが可能になっています。

その結果、能力が高い馬が速いタイムを出すのではなく、高速馬場なら誰でも速いタイムが出る、という状態になっているわけです。



▼特に、東京競馬場や京都競馬場・新潟競馬場ではこの傾向が強く、走破時計が速いことが、あまり意味を持たない状態になっています。

簡単に言えば、「弱い馬でも、高速馬場なら走破時計は速くなる」ということです。



▼このような傾向が強くなってきているので、「走破時計が速いから買おう!」という戦略では、回収率をプラスにすることは難しい状態になっています。

では、高速馬場の時は、どのようにして強さを判定するか?



▼私の場合は、「高速馬場では、着差に着目する

つまり、着差をつけて勝っているか?をチェックするわけです。

高速馬場でも、着差をつけて勝っている馬は、能力が高いケースが多い。

逆に、走破時計はやたら速いけど、ゴール前は大混戦だった、という場合は、あまり信頼できないケースが多いと思うわけです。



▼着差で考えると、「走破時計は遅いけど、着差をつけて勝った馬」というケースを正しく評価出来るようになります。

タイムしか見ていなければ、着差をつけて勝った馬を見逃してしまう。

タイム差をつけて勝った馬というのは、能力が高いケースが多いので、これを見逃すとなかなか回収率が上がらないわけですね。



▼▼では次に、「上がり3ハロン」について考えてみましょう。

過去5年間の重賞レースでは、上がり3ハロンが最速の馬が儲かるという結果になっています。

例えばこのようなデータ↓


重賞レース】2015~2019年

上がり3ハロン1位⇒単勝回収率222%・複勝回収率192%
上がり3ハロン2位⇒単勝回収率184%・複勝回収率143%
上がり3ハロン3位⇒単勝回収率87%・複勝回収率104%
上がり3ハロン6位以下⇒単勝回収率17%・複勝回収率34%



はい。
これは重賞レースに限った話ではありませんが、競馬ではラスト600メートルのタイムが速い馬が儲かるということになっています。



▼なので、そのレースで上がり3ハロンが1位になるであろう馬を探すことができれば、簡単に利益を積み重ねることができるということになります。

このロジックに関しては、すでに競馬ファンが知っているので、上がり3ハロンが速いであろう馬は、馬券がよく売れます。

それでも、上がり3Fが速い馬というのは、上述した通り、回収率が高くなるんですね。



▼では、先ほどのデータを、単勝オッズの観点から見てみましょう。


上がり3ハロン1位⇒平均オッズ25.2倍
上がり3ハロン2位⇒平均オッズ32.3倍
上がり3ハロン3位⇒平均オッズ36.2倍
上がり3ハロン6位以下⇒平均オッズ77.8倍



はい。
このように、上がり3Fが速いと予想される馬は、単勝がよく売れていることがわかります。



▼一昔前までは、上がり3Fがここまでオッズに反映されていなかったと思うんですが、近年のデータ競馬は、オッズを動かしています。

それだけ、以前より上がり3Fで利益を出すのが難しくなっているとも言えます。



▼さて、上がり3Fが速い馬が儲かるのはわかったけれど、ではどのようにして、上がり3Fが速い馬を探すのか?

例えば、「前走の上がり3Fが速い馬」

これはほとんどに立ちません。

具体的なデータを見てみましょう↓


前走の上がり3ハロン

1位⇒単勝回収率73%
2位⇒単勝回収率56%
3位⇒単勝回収率78%
6位以下⇒単勝回収率59%



はい。
前走の上がりが速い方が、若干回収率は高めになっていますが、この程度の回収率では利益を出すのは難しいです。



なので、今走で上がりが速い馬を予想する時は、前走の上がり順位だけを見ても意味がなく、「今走のメンバー」を相対比較する必要があるわけです。

つまり、前走あるいは過去走の上がりを相対比較して、今走の上がり最速を予想する、というイメージですね。



▼▼では次に、「スピード指数」について考えてみましょう。

競馬には、スピード指数というものがあります。

スピード指数とは、各馬の走破時計やラップタイムから、その馬の能力を数値化し、順位をつけることです。

このようなスピード指数で、儲ける事は可能なのか?



▼これは先ほども少し書きましたが、「スピード指数単体では、利益を出すのは難しい時代になってきている」と言えます。

例えば、「スピード指数1位の馬から、スピード指数2~5位への流し馬券」

このようなシンプルな馬券構成では、今の時代、利益を出すのはかなり難しいです。

20年前であれば、このような単純な買い方でも利益を出せたので、今は馬券購入者のレベルが上がっていると言えます。



▼馬券購入者のレベルが上がった大きな原因の1つが、インターネットの普及です。

20年前は、まだネットインフラが整っておらず、インターネットに繋ぐとお金がかかっていました。

なので、まだそれほど競馬ファンもインターネットを活用しておらず、競馬情報を持っている人も限定的だったわけです。



▼それが近年は、インターネットの常時接続が当たり前になり、誰でもいつでもインターネットに接続して、ネットサーフィンできるようになりました。

その結果、無数の競馬情報が一瞬にして手に入るようになった。

特に、一般の人々は、今まで手に入れることができなかったスピード指数や、タイムランキングなどの情報を手に入れることができるようになったわけです。



▼そして、スピード指数が手に入れば、それを活用して馬券を購入する人も増えるようになる。

スピード指数で馬券購入する人が増えれば、スピード指数上位の馬は、オッズが下がる。

オッズが下がれば儲からなくなる、という流れになって行ったわけです。



▼このような時代に、スピード指数やタイムで儲けるためには、スピード指数単体で見ていても難しいです。

「スピード指数上位馬で馬券を構成する」というスタイルでは利益を出すのは難しいので、「オッズ」を同時に見ていく必要があります。

例えば、「スピード指数上位馬で、人気薄の馬を探す」⇒期待値の高い穴馬

あるいは、「スピード指数上位馬で、人気馬を探す」⇒期待値の高い軸馬


という感じで、スピード指数とオッズを見比べて、そこから期待値を推測して馬券を構成することが、スピード指数やタイムで利益を出すために重要になるわけですね。



▼▼では次に、具体的なケーススタディを見てみましょう。


天皇賞春2022年

1着 タイトルホルダー(2番人気)スピード指数1位
2着 ディープボンド(1番人気)スピード指数2位
3着 テーオーロイヤル(4番人気)スピード指数4位

三連複1580円
馬連520円



はい。
このレースは、人気馬がスピード指数上位で信頼できたため、人気上位馬で馬券を構成すれば、簡単に利益を出せたレースでした。



▼まず前走のスピード指数を見てみると、1番人気のディープボンドと、2番人気のタイトルホルダーが同じ指数で1位。

また、現在のトータル能力を表す指数では、タイトルホルダーが1位で、ディープボンドが2位。

どちらの指数でも、この2頭が上位となっており、指数的には完全に2強のレースとなっていました。



▼通常、本命サイドで勝負することは少ない私ですが、天皇賞春は人気馬が強い長距離戦。

その上、2つのスピード指数が2強を示唆している状況なので、ここはその人気馬2頭を中心に馬券を構成します。



▼まず、馬連は2強の組み合わせの1点勝負。

三連複は、2強を軸として、三連複軸2頭ながし。

三連複の相手ヒモ馬は、スピード指数3~5位の3頭を選びます。



▼馬券構成は下記の通りです↓

馬連
ディープボンドとタイトルホルダーの1点買い

三連複
ディープボンドとタイトルホルダー軸2頭ながし。相手3~5番人気の3点買い


という感じですね。



▼結果は、2つのスピード指数でどちらも1位だったタイトルホルダーが、7馬身差で圧勝。

2着に、スピード指数1位と2位だったディープボンドが入り、馬連と三連複がダブル的中。

馬連はレース回収率520%、三連複はレース回収率526%と、本命サイドでも十分な回収となりました。



▼このレースのポイントは、人気2頭のタイム指数値が明らかに高かったこと。

長距離戦では、人気馬の信頼度が高まるので、そこにスピード指数上位というデータが加わると、高期待値馬になるわけです。

2頭が明らかに強いことが分かれば、あとは本命サイド買いなので、買い目をできるだけ少なく絞り込んで馬券を構成すれば、簡単に利益を出せるわけですね。


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