▼本日は、木幡巧也(こわたたくや)騎手の狙い方・買い方について、当研究所の見解を書いてみたいと思います。
まず私が、木幡騎手のデータ(2020年~2023年)を分析した結論から書いていきます↓
・平均単勝回収率は104%と、なんとプラス。儲けやすい騎手
・人気別に見ると、1番人気の単勝回収率が103%とプラス。3~4番人気の単勝回収率も高く、大穴馬でも頻繁に勝っている。上手い
・クラス別に見ると、未勝利戦と2勝クラスとG3が単勝プラス回収。重賞は単勝回収率904%・複勝回収率177%。G1は0%
・競馬場別に見ると、新潟競馬場と東京競馬場がプラス回収。左回りが得意
・競走番号別に見ると、第2.3.8.11.12レースでプラス回収。どんなレースでも利益を出しやすい騎手
・年度別に見ると、2020年と2023年がプラス回収。波はあるが、平均的に回収率が高い騎手
では、これらのデータについて、具体的に解説していきましょう。
▼まずは過去3年半の、すべての成績を見てみます。
木幡巧也騎手データ(2020年~2023年)
2115レース騎乗
勝率4%
連対率10%
複勝率16%
単勝回収率104%
複勝回収率77%
はい。
では、ここから馬券に使えそうなデータを抽出・分析してみたいと思います。
▼木幡巧也騎手。2020年のダイヤモンドステークスを、シンガリ人気のミライヘノツバサで制して、周囲の度肝を抜く。
16番人気で単勝325倍だったので、この勝利が彼の重賞レースの回収率を引き上げています。
それ以外にも、2020年は重賞レースでボンセルヴィーソを13番人気で2回も馬券圏内に持ってきており、大穴馬を激走させる技術がある騎手。上手いです。
▼競馬学校卒業時に騎乗技術が優秀だった者に対して送られるアイルランド大使特別賞を兄に続いて受賞。
同期は荻野極騎手、菊澤一樹騎手、坂井瑠星騎手、藤田菜七子騎手、森裕太朗騎手。
父は木幡初広元騎手。兄は木幡初也騎手、弟は木幡育也騎手。
制裁点数が多いことでも知られている。
本日は、そんな木幡巧也騎手の馬券的な狙い目について、わかりやすく解説していきたいと思います。
▼まず、全レースの平均単勝回収率は104%と、なんとプラス回収率です。
これは、単勝万馬券級の大穴馬を、何度も勝たせていることが要因です。
木幡巧也騎手は、力の劣る馬を勝たせる技術に優れている。
平均回収率が非常に高い騎手なので、木幡巧也騎手を積極的に狙っていくと、プラス収支にしやすくなりますね
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木幡巧也騎手の狙い目と馬券の買い方
▼ということで、木幡騎手について、次の解説をしていきましょう。
先程の続き。
木幡騎手は、平均単勝回収率がプラスになってしまうほど回収率の高い騎手なので、積極的に狙っていくと利益を出しやすいジョッキーです。
▼平均回収率は、単勝回収率104%・複勝回収率77%と、複勝回収率は平凡な数字になっています。
勝ちに行くタイプの騎手なので、1着固定で狙っていくのが基本戦略になります。
ただ、木幡騎手の「大穴馬」を狙う場合は、複勝回収率も高いので、2~3着狙いの馬券構成でもOKです。
▼馬場別に見ると、芝のレースの単勝回収率が80%、ダートレースが121%となっています。
明らかにダートの方が回収率が高いので、ダートの木幡騎手は狙い目です。
▼では次に、人気別の成績を見ていきましょう。
【木幡巧也騎手データ。人気別の単勝回収率】
103(%)
71
98
93
76
77
89
34
11
31
64
138
506
70
0
412
0
0
(※上から1~18番人気)
はい。
木幡騎手の成績を人気別に集計すると、上記のようになります。
▼このデータで目立つところは、まず1番人気の回収率が非常に高いという点です。
1番人気の成績は、単勝回収率103%・複勝回収率90%と、素晴らしい数字になっています。
木幡騎手は、大穴馬を勝たせることが多いので、穴騎手のイメージがありますが、1番人気でも素晴らしい成績を残している。
1番人気の木幡巧也騎手は、かなり期待値が高いので、軸馬として最適です。
▼また、3番人気の単勝回収率が98%、4番人気が93%と、人気馬での単勝回収率が非常に高くなっています。
木幡騎手が1~4番人気の時は、積極的に1着固定で狙っていくことで、簡単に回収率を高めることができます。
1~4番人気の人気馬では、芝のレースの成績が良く、単勝回収率104%と素晴らしい成績になっています。
▼次に、大穴ゾーンも見てみましょう。
木幡巧也騎手の12~16番人気の成績は、単勝回収率216%・複勝回収率93%と、すごいことになっています。
先ほどから書いている通り、木幡騎手は力のない大穴馬を勝たせる技術が高いので、大穴の木幡騎手をヒモに入れておくと、定期的に高配当が引っかかりますね。
▼▼では次に、木幡騎手のクラス別の成績を見ていきましょう。
【木幡巧也騎手。クラス別の回収率】2020~2024年
未勝利戦→単勝回収率83%
1勝クラス→単勝回収率92%
2勝クラス→単勝回収率116%
G3→単勝回収率1122%
はい。
木幡騎手の回収率が高いクラスは上記の通りです。
▼まず、木幡騎手は、重賞レースでの回収率がかなり高くなっていますが、これは上述した通り、大穴の一撃があったからです。
2020年のダイヤモンドステータスで、16番人気のミライヘノツバサを勝たせて、単勝32550円。
この一撃で、彼の重賞レースの回収率はジャンプアップしました。
▼木幡騎手の、重賞レースの回収率は、単勝回収率739%・複勝回収率152%と、驚異的な数字になっています。
しかし、勝ったのは、上述したミライヘノツバサだけ。
あのハナ差の1勝がなければ、彼の重賞レースの単勝回収率は0%だったわけです。
そう考えると、木幡騎手は、重賞レースで積極的に狙っていくタイプの騎手ではない印象です。
木幡騎手は、基本的には重賞レースではほとんど馬券になっていません。
▼では次に、未勝利戦のデータを見ていきましょう。
【木幡騎手。ダートの未勝利戦なら、単勝回収率119%・複勝回収率74%】
という感じで、彼はダートの未勝利戦で非常に高い単勝回収率を誇ります。
木幡騎手がダートの未勝利戦に出てきたら、積極的に1着固定にすることで、長期的には簡単に利益を出すことができます。
▼さらにデータを絞り込んでいくと、
【木幡騎手。ダートの未勝利戦で1~6番人気なら、単勝回収率93%・複勝回収率91%】
という感じで、ダートの未勝利戦で人気馬に騎乗すると、非常に高い信頼度を誇ります。
木幡騎手が、ダートの未勝利戦で1~6番人気の時は、軸馬にすることで、利益を出しやすくなりますね。
▼それから、大穴サイドの回収率も高くなっています。
【木幡騎手。ダートの未勝利戦で12~13番人気なら、単勝回収率662%・複勝回収率69%】
このように、彼は人気薄の大穴馬をいきなり勝たせる力があるので、大穴での激走に要注意です。
穴党の人は、ダート未勝利戦で大穴の木幡騎手をヒモに入れておくと、ごくまれに高配当が引っかかりますね。