▼本日は、国分恭介(こくぶんきょうすけ)騎手の狙い方・買い方について、当研究所の見解を書いてみたいと思います。
まず私が、国分騎手のデータ(2020年~2023年)を分析した結論から書いていきます↓
・平均単勝回収率は93%と高い。穴馬を勝たせることができる騎手
・人気別に見ると、11~13番人気の成績が、単勝回収率204%・複勝回収率96%と素晴らしい。それに対して1~3番人気は、単勝回収率59%・複勝回収率72%と低い。穴騎手
・クラス別に見ると、3勝クラスとG2がプラス回収。重賞は単勝回収率147%・複勝回収率147%。G1は0%
・競馬場別に見ると、阪神競馬場と中京競馬場と札幌競馬場と函館競馬場がプラス回収
・競走番号別に見ると、第1.3.11.12レースがプラス回収。朝のレースと大きいレースで穴を開けてくる騎手
・年度別に見ると、2023年が単勝回収率253%と素晴らしい成績。それ以外の年は、43~75%程度
では、これらのデータについて、具体的に解説していきましょう。
▼まずは過去3年半の、すべての成績を見てみます。
国分恭介騎手データ(2020年~2023年)
1273レース騎乗
勝率4%
連対率8%
複勝率15%
単勝回収率93%
複勝回収率86%
はい。
では、ここから馬券に使えそうなデータを抽出・分析してみたいと思います。
▼国分恭介騎手。双子の兄・国分優作騎手も栗東所属の騎手。
2022年の京都記念では、12番人気のアフリカンゴールドを勝たせる。
また、2021年の中日新聞杯では、同じくアフリカンゴールドを17番人気で2着に激走させる。
本日は、そんな穴騎手の国分恭介ジョッキーについて、馬券的な狙い目をわかりやすく解説していきたいと思います。
▼まず、全レースの平均単勝回収率は93%と非常に優秀です。
この回収率の高さの理由は、穴馬での激走が多いことですね。
11~13番人気の単勝回収率が、204%とかなり高くなっており、これが国分騎手の全体の回収率を引き上げています。
▼次に、馬場別の成績を見てみると、芝のレースの単勝回収率が111%、ダートレースが82%となっています。
国分騎手は、芝のレースで人気薄を勝たせることが多いので、芝のレースの方が単勝回収率が高くなっています。
ただ、複勝回収率を見ると、芝のレースが60%、ダートレースが102%となっており、ダートの方が狙い目です。
国分騎手は、ダートレースで人気薄を2~3着に想定した馬券構成にすると、利益を出しやすい騎手ですね。
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国分恭介騎手の狙い目と馬券の買い方
▼ということで、国分騎手について、次の解説をしていきましょう。
先ほどの続き。
国分騎手は、人気薄で勝つことが多いので、トータル回収率は高い。
単勝回収率が高いのは芝のレース、複勝回収率が高いのはダートレースである。
▼では次に、人気別の成績を見てみましょう。
【国分恭介騎手データ。人気別の単勝回収率】
51(%)
54
66
53
82
98
157
78
51
29
121
248
255
0
0
0
0
0
(※上から1~18番人気)
はい。
国分騎手の単勝回収率を、人気別に集計すると、上記のようになります。
▼このデータを見て分かる事は、まず11~13番人気の回収率が非常に高いことです。
11~13番人気の成績は、単勝回収率204%・複勝回収率96%と素晴らしい数字になっています。
国分騎手は、人気薄の大穴馬を走らせる技術に優れているので、穴狙いには最適な騎手ですね。
単勝回収率だけでなく、複勝回収率も高いので、どんな馬券種でも狙えます。
▼また、大穴馬だけでなく、中穴馬の回収率が高いのも、国分騎手の特徴です。
5~7番人気の成績は、単勝回収率114%・複勝回収率107%と、これも素晴らしい数字。
中穴の国分騎手をヒモに入れておくと、頻繁に高配当が引っかかります。
▼一方、中穴と大穴の回収率の高さに対し、人気サイドは回収率が低くなっています。
1~4番人気の成績は、単勝回収率57%・複勝回収率76%となっており、特に単勝回収率は低い数字です。
国分騎手は、人気馬に乗って詰めが甘い騎手で、人気馬だと勝ち切れない傾向です。
ただ、1~4番人気でも、複勝回収率は76%あるので、2~3着にはそこそこ持ってくる。
国分騎手が1~4番人気の時は、1着固定よりも、2~3着を想定した馬券構成にするのがベターですね。
▼国分恭介騎手の狙い方としては、「5~7番人気」と「11~13番人気」あたりの時に、ヒモに入れておくという戦略が基本になります。
国分騎手は、人気馬では美味しくない。しかし中穴~大穴ではかなり美味しい騎手なので、人気薄で狙っていくことをおすすめします。
▼▼では次に、国分騎手のクラス別の成績を見ていきましょう。
【国分恭介騎手。クラス別の回収率】2020~2024年
未勝利戦→単勝回収率84%・複勝回収率77%
1勝クラス→単勝回収率73%・複勝回収率95%
2勝クラス→単勝回収率23%・複勝回収率98%
3勝クラス→単勝回収率250%・複勝回収率63%
重賞レース→単勝回収率128%・複勝回収率189%
はい。
国分騎手の回収率が高いクラスは上記の通りです。
▼まず、重賞レースの回収率が、単勝回収率128%・複勝回収率189%とすごいことになっていますが、これは上述した、アフリカンゴールドでの激走が2回あったからです。
この2回を除けば、回収率は平凡ですね。
ただ、モズメイメイで好配当を連発したこともあります。
あとは、シランケドで穴を開けたこともありますね。知らんけど。
このように、国分騎手は、積極的に重賞レースで狙っていくタイプの騎手ではないんですが、たまに大きな穴を開けてくるので、穴党の人は要チェックですね。
▼では次に、未勝利戦のデータを見ていきましょう。
国分騎手の未勝利戦は、単勝回収率が84%となかなか優秀です。
これは、芝とダートを合算した数字なので、別々に集計すると面白い傾向があります。
【国分騎手。未勝利戦の成績】
芝→単勝回収率116%・複勝回収率53%
ダート→単勝回収率64%・複勝回収率92%
はい。
このように、国分騎手の未勝利戦は、芝で単勝回収率が高く、ダートで複勝回収率が高いという傾向になっています。
▼なので、国分騎手を未勝利戦で狙う場合は、芝なら単勝や1着固定。ダートなら三連複や三連単で2~3着狙いがベターになります。
これを逆にしてしまうと、回収率は大きく下がってしまうので、このデータはしっかり頭に入れておきたいところです。
▼では、次のデータ。
【国分騎手。未勝利戦で11~13番人気なら、単勝回収率171%・複勝回収率63%】
国分騎手は、未勝利戦で大穴馬を勝たせる傾向にあります。
11~13番人気の、全く人気のない馬を勝たせるので、単勝回収率がかなり高くなっています。
▼なので、国分騎手が未勝利戦で大穴馬に騎乗している時、ヒモに入れておくと、たまに高配当が引っかかります。
上述した通り、国分騎手は、人気馬ではイマイチな成績ですが、穴馬では魅力的な回収率を記録している。
なので、未勝利戦で狙う場合も、国分騎手は人気薄で狙った方が利益を出しやすくなるわけですね。