松若風馬騎手のデータ傾向と特徴。回収率・勝率・連対率。重賞・Ｇ1成績と狙い目。上手い騎手

松若風馬騎手のジョッキーデータ傾向と特徴

▼本日は、松若風馬（まつわかふうま）騎手の狙い方・買い方について、当研究所の見解を書いてみたいと思います。

まず私が、松若騎手のデータ（2020年～2023年）を分析した結論から書いていきます↓


・平均単勝回収率は87％と高い。儲けやすい騎手

・人気別に見ると、5～10番人気の成績が単勝回収率116％と素晴らしい数字。中穴狙いで儲かる騎手

・クラス別に見ると、未勝利戦と１勝クラスとリステッド競走がプラス回収。重賞は複勝回収率が93％と優秀。Ｇ1は単勝回収率179％

・競馬場別に見ると、中京競馬場と小倉競馬場と京都競馬場がプラス回収

・競走番号別に見ると、第1.2.4.9レースがプラス回収。第11レースも99％と優秀

・年度別に見ると、2023年が単勝回収率104％・複勝回収率110％と素晴らしい成績。それ以外の年も単勝回収率90％超えを連発。儲けやすい騎手


では、これらのデータについて、具体的に解説していきましょう。



▼まずは過去３年半の、すべての成績を見てみます。


松若風馬騎手データ（2020年～2023年）
2243レース騎乗

勝率6％
連対率13％
複勝率19％

単勝回収率87％
複勝回収率76％


はい。
では、ここから馬券に使えそうなデータを抽出・分析してみたいと思います。



▼松若風馬騎手。2020年にモズスーパーフレアで高松宮記念を制覇。

１着クリノガウディー降着による、ちょっと嘘くさい勝利でしたが、松若騎手は好騎乗でした。

同期は、石川裕紀人騎手、井上敏樹騎手、小崎綾也騎手など。



▼全レースの平均単勝回収率は87％と、優秀な数字になっています。

松若騎手は、比較的儲けやすい騎手と言えます。



▼馬場別に見ると、芝のレースの単勝回収率が107％、ダートレースの単勝回収率が67％になっています。

圧倒的に芝のレースの回収率が高い。

松若騎手を狙う場合は、芝のレースで狙っていくと、利益を出しやすくなりますね。



▼あとは、ちょっと面白いデータとして、牝馬の回収率が単勝回収率102％・複勝回収率87％と、なぜか高くなっています。

Ｇ１の高松宮記念を勝った、モズスーパーフレアも牝馬でした。

松若騎手は、なぜか牝馬の成績が良いので、牝馬の松若騎手は要注意ですね。



▼それから、松若騎手は、1～2番人気の回収率がかなり高くなっています。

松若騎手は、人気馬に乗っても信頼できる騎手なので、軸馬に最適な騎手です。

これに関しては、記事後半でさらに詳しく解説していきたいと思います。



▼競馬ファンの最終目標である「年間プラス収支」

これを達成するためには、馬券知識を身につけるしかない。

私が、年間プラス収支を達成できたのは、

やっぱり⇒『このユニークなサイト』で学んだからです。





▼ということで、松若騎手について、次の解説をしていきましょう。

先程の続き。

松若騎手は、トータルの単勝回収率が87％と高めで、儲けやすい騎手である。

特に、芝のレースは単勝回収率107％と素晴らしい成績。

松若騎手は、芝のレースで積極的に狙っていくと、利益を出しやすい。



▼では次に、人気別の成績を見ていきます。

【松若風馬騎手データ。人気別の単勝回収率】

80（％）
107
70
53
106
118
114
127
83
146
76
0
0
73
120
0
0
0

（※上から1～18番人気）


はい。
松若騎手の成績を人気別に集計すると、上記のようになります。



▼このデータを見て分かる事は、まず「5～10番人気の単勝回収率が非常に高い」という点です。

松若騎手の5～10番人気の成績は、単勝回収率116％・複勝回収率83％とかなり高い数値になっています。

特に、単勝回収率の高さが目を引く。

松若騎手が中穴馬に騎乗している時に、単勝を買い続けるだけでプラス収支になってしまうレベルです。

単勝でもプラスになるので、1着固定でヒモを絞り込めば、もっと簡単に利益を出すことができます。



▼このように、松若騎手の5～10番人気は、かなり期待値が高いので狙い目になります。

先ほどから紹介している、Ｇ１・高松宮記念のモズスーパーフレアも、9番人気と絶好の狙い目でした。



▼では次に、松若騎手が人気馬に騎乗した時の成績を見てみます。

松若騎手が1～2番人気の時、単勝回収率96％・複勝回収率89％と、かなり高い回収率になっています。

1～2番人気で単勝回収率96％というのは、すべての騎手の中でも、トップクラスの好成績ですね。

松若騎手は、強い馬の能力を引き出す騎乗ができる騎手と言えます。



▼したがって、松若騎手が1～2番人気の時は、軸馬にすると、利益を出しやすくなります。

単勝回収率も複勝回収率も、どちらも高いので、どんな馬券種でも儲かります。

しかも、「ダートの1～2番人気」に絞ると、単勝回収率114％・複勝回収率99％とすごい成績になります。

松若騎手が、ダートで1～2番人気の時は、積極的に軸馬にしていくと、回収率を上げやすくなるわけですね。



▼▼ということで、ここまでをまとめると、

・松若騎手は、1～10番人気までの回収率が高い
・一方で、11番人気以下の回収率は低い

ということになります。

松若騎手を狙う場合は、このデータを元に馬券を構成していくと回収率が上がりやすくなります。



▼松若騎手は、1～10番人気までの回収率が高いわけですが、11番人気以下の回収率は低いので、大穴馬に騎乗した松若騎手は、軽視が基本です。

具体的なデータを見てみると、

【松若騎手。11番人気以下の回収率は、単勝回収率31％・複勝回収率54％】

という感じで、悲惨な成績になっています。

11番人気以下の松若騎手は、積極的には狙いたくないところです。



▼では次に、松若騎手のクラス別の成績を見ていきましょう。


【松若騎手。クラス別の単勝回収率】2020～2024年

未勝利戦→単勝回収率84％
１勝クラス→単勝回収率90％
リステッド競走→単勝回収率96％
Ｇ１→単勝回収率161％


はい。
松若騎手の回収率が高いクラスは上記の通りです。



▼2023年までは、もっと全体的に回収率が高かったんですが、2024年に大きく回収率を落としてしまっています。

さらに、飲酒運転で騎乗停止になってしまい、踏んだり蹴ったりな状況です。

これをきっかけに、彼のデータ傾向が変わるかもしれないので、今後も当ブログでは、しっかり最新データを更新していきたいと思います。



▼ということで、2024年7月までのデータを分析していきましょう。

まず、未勝利戦ですが、芝のレースの方が単勝回収率が高くなっています。


【松若騎手。未勝利戦データ】

芝→単勝回収率92％
ダート→単勝回収率77％

という感じで、明らかに芝のレースの方が単勝回収率が優秀です。

松若騎手を未勝利戦で狙う場合は、芝のレースを中心に狙っていくと、回収率が上がりやすくなります。



▼松若騎手の未勝利戦での人気別のデータも見ておきましょう。

【松若騎手。未勝利戦で1～3番人気なら、単勝回収率91％・複勝回収率97％】

という感じで、未勝利戦では、人気馬に乗って非常に優秀な成績を残しています。

松若騎手が未勝利戦で1～3番人気馬に騎乗している時は、積極的に馬券の軸にしていくと、回収率が上がりやすくなりますね。

単複どちらの回収率も高いので、どの馬券種で軸にしても、利益を出しやすくなります。



▼▼では次に、データ期間を更新して、松若風馬騎手の重賞レースの成績を見てみましょう。

【松若風馬騎手。重賞レースデータ】2022～2025年

Ｇ３→単勝回収率42％・複勝回収率183％
Ｇ２→単勝回収率0％・複勝回収率7％
Ｇ１→単勝回収率0％・複勝回収率0％

はい。
松若騎手の重賞レースでの成績は上記の通りです。



▼このデータを見ると分かりますが、上記期間で、松若騎手の重賞レース成績は、Ｇ３の複勝回収率以外は、壊滅状態です。

松若騎手は、騎乗技術は高いんですが、近年は重賞レースで強い馬に乗る機会がなく、その結果、回収率が下がってしまっています。

重賞レースは、超ハイレベルなレースなので、馬が弱いとどうにもならない。

乗っている馬が弱いと、重賞レースの回収率は暴落してしまうわけですね。



▼松若騎手のG1レースの騎乗馬の平均人気は、13番人気です。

松若騎手は、G1レースで平均13番人気の馬にしか騎乗できていないということですね。

これだけ馬が弱いと、馬券に絡むことはできないし、そうなってくると回収率も下がってしまうわけです。

Ｇ２の平均人気は12番人気です。こちらも人気薄ばかりに騎乗していますね。その結果、Ｇ２でも回収率が暴落しています。



▼Ｇ２では、25回騎乗して1回だけ二着になっています。この時は、三番人気のフェーングロッテンに騎乗していました。

これ以外のレースでは、すべて馬券圏外となっています。

ただ、ほぼ人気薄にしか乗っていないので、これは仕方ないですね。

三番人気に騎乗した時だけ、しっかり二着に持ってきているので、やはり松若騎手は騎乗技術が高いと言えます。

もうちょっと強い馬に乗ることができれば、もっとたくさん活躍できるんですけどね。



▼次に、Ｇ３の成績ですが、単勝回収率42%・複勝回収率183%となっています。

複勝回収率が非常に優秀ですね。

Ｇ３でも、騎乗馬が弱い中で工夫して騎乗し、人気のない馬を二着三着に持ってきています。

Ｇ３は、Ｇ２やＧ１よりも騎手の腕でなんとかなる部分があるので、回収率が高くなっています。

Ｇ３では、複勝回収率が183%もあるので、松若騎手がＧ３で人気薄の馬に騎乗しているときは、ヒモに入れておくと定期的に高配当が引っかかります。



▼松若騎手は、Ｇ３では14番人気まで満遍なく複勝回収率が高くなっています。

1番人気から14番人気までのデータに限定すると、

【松若騎手。Ｇ３で1～14番人気の時→単勝回収率47％・複勝回収率202％】

という感じで複勝回収率が極めて高くなります。

Ｇ３で14番人気までの松若騎手は、ヒモに入れておいた方が良いということになりますね。