▼本日は、岩田康誠(いわたやすなり)騎手の狙い方・買い方について、当研究所の見解を書いてみたいと思います。
まず私が、岩田騎手のデータ(2020年~2023年)を分析した結論から書いていきます↓
・平均単勝回収率は78%と普通。利益を出すには、狙い目を絞る必要がある
・人気別に見ると、1~2番人気の複勝回収率が88%と高い。人気馬を2~3着に持ってくるのが上手い騎手。また5~7番人気の単勝回収率が103%と優秀
・クラス別に見ると、3勝クラスと重賞が単勝プラス回収。重賞成績は、単勝回収率208%・複勝回収率98%と素晴らしい。大舞台に強い騎手。ただG1は複勝回収率9%しかない
・競馬場別に見ると、東京競馬場と中山競馬場と京都競馬場で単勝プラス回収。中央開催が得意
・競走番号別に見ると、メインレースの単勝回収率が150%と素晴らしい成績。大きいレースに強い騎手
・年度別に見ると、2020年の単勝回収率が105%と素晴らしい成績。ただ2023年は単勝回収30%台と不振
では、これらのデータについて、具体的に解説していきましょう。
▼まずは過去3年半の、すべての成績を見てみます。
岩田康誠騎手データ(2020年~2023年)
1872レース騎乗
勝率8%
連対率16%
複勝率25%
単勝回収率78%
複勝回収率78%
はい。
では、ここから馬券に使えそうなデータを抽出・分析してみたいと思います。
▼岩田康誠騎手。かつて数々のG1レースを制した、スーパージョッキー。
ディープブリランテ・ロードカナロア・ジェンティルドンナ・ブエナビスタなど、騎乗馬は数知れず。
全盛期の岩田騎手は、まさに世界最強ジョッキーという感じの勢いでした。
焼きそばを焼いているように見える騎乗フォームも個性的ですね。
息子さんは、現在トップジョッキーの岩田望来騎手です。
では、そんな岩田騎手の最近の成績はどうなのか?
馬券的な狙い目とともに、解りやすく解説していきたいと思います。
▼まず、全レースの平均回収率は78%と、普通ですね。
可もなく不可もない成績なので、買い方を工夫しないと、岩田騎手で利益を出すのは難しいです。
岩田騎手は、成績に特徴があるので、コツを掴めば儲けやすい騎手と言えます。
▼馬場別の成績を見ると、芝のレースの単勝回収率が94%、ダートレースが62%となっています。
地方競馬出身の騎手なので、ダートが得意なイメージがありますが、岩田騎手の場合は、芝のレースの回収率がかなり高くなっています。
岩田騎手を狙う場合は、芝のレースで狙っていくのが基本になるでしょう。
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岩田康誠騎手の狙い目と馬券の買い方
▼ということで、岩田騎手について、次の解説をしていきましょう。
先程の続き。
岩田騎手は、平均回収率は普通だが、芝のレースに限定すると、単勝回収率94%とかなり高い。
岩田騎手を狙う場合は、ダートよりも芝の方が儲けやすい。
▼では次に、クラス別の成績を見てみましょう。
平場の単勝回収率が58%、特別戦が117%となっています。
明らかに特別戦の方が回収率が高いですね。
岩田騎手は、大きなレースになると燃えるタイプなので、賞金が高い特別戦の方が、平場よりも回収率が高くなっています。
岩田騎手を狙う場合は、特別戦がベターですね。
しかも、「芝の特別戦」になると、単勝回収率は144%にもなるので、ここは岩田騎手の狙い目のポイントになります。
▼では次に、人気別の成績を見てみましょう。
【岩田康誠騎手データ。人気別の単勝回収率】
68(%)
77
63
70
126
83
96
50
76
24
198
105
0
0
0
0
0
(※上から1~18番人気)
はい。
岩田騎手の成績を、人気別に集計すると、上記のようになります。
▼まず、1~2番人気の単勝回収率は、73%と低めに出ています。
このことから、岩田騎手は人気馬での回収率が低いと考えてしまいがちですが、もっと深く見ていきましょう。
1~2番人気の複勝回収率を見ると、88%と優秀な数字になっています。
岩田騎手は、1~2番人気の時、勝ち切れないが2~3着にはしっかり持ってくる。
▼なので、岩田騎手が1~2番人気の時は、2~3着を想定して馬券を構成していくと、回収率が上がりやすくなります。
例えば、1~2番人気の岩田騎手を、三連複の軸にしてヒモを絞れば、それだけでプラス収支にしやすくなります。
逆に、1~2番人気の岩田騎手は、単勝回収率が低いので、1着固定で狙ってしまうと、回収率は大きく下がってしまうので要注意ですね。
▼あとは、5~7番人気の単勝回収率が103%と、非常に優秀な数字になっています。
これも、「芝のレースで5~7番人気」に限定すると、単勝回収率は121%まで上昇します。
芝のレースで中穴馬に騎乗した時の岩田騎手は、期待値が高いので、狙い目となりますね。
▼▼では次に、岩田騎手のクラス別の成績を見ていきましょう。
【岩田騎手。クラス別の回収率】2020~2024年
新馬戦→単勝回収率102%・複勝回収率70%
1勝クラス→単勝回収率63%・複勝回収率82%
3勝クラス→単勝回収率156%・複勝回収率70%
G3→単勝回収率130%・複勝回収率131%
G2→単勝回収率391%・複勝回収率109%
はい。
岩田騎手の回収率が高いクラスは上記の通りです。
▼かつては、数々のG1レースを制してきた岩田騎手ですが、ここ5年では、G1で活躍できていません。
【岩田騎手。G1レースでは、単勝回収率0%・複勝回収率7%】
という感じで、悲惨な成績になっています。
現状では、岩田騎手はG1では狙わない方が良いですね。
かつて、あれだけG1で大活躍した騎手が、この回収率になってしまったのは悲しいところですが、またいつか復活することを期待しましょう。
▼では次に、新馬戦の回収率ですが、単勝回収率102%とプラスになっています。
これは、中穴馬で勝つことが多いからですね。
【岩田騎手。新馬戦で6~9番人気なら、単勝回収率221%・複勝回収率89%】
という感じで、素晴らしい成績になっています。
岩田騎手が新馬戦で中穴馬に騎乗している時は、積極的にヒモに入れていくと、利益を出しやすくなります。
▼それに対して、新馬戦で人気馬に騎乗した時の成績はどうでしょうか?
【岩田騎手。新馬戦で1~5番人気なら、単勝回収率43%・複勝回収率54%】
という感じで、かなり低い回収率になってしまいます。
岩田騎手は、新馬戦の単勝回収率が高いわけですが、人気馬だとダメで、中穴馬だと好成績。
これを頭に入れておくと、新馬戦の岩田騎手で儲けることができますね。
▼では、次のデータ。
【岩田騎手。ダートの新馬戦なら、単勝回収率153%・複勝回収率63%】
はい。岩田騎手を新馬戦で狙うなら、ダートが狙い目となっています。
この場合も、中穴馬で回収率が高いので、岩田騎手がダートの新馬戦で中穴馬に騎乗している時は、積極的に馬券に組み入れていきたいところです。
ただ、ダートでも新馬戦の岩田騎手は、人気馬で活躍できていないので、新馬戦では人気なら軽視、中穴なら狙う、という感じでメリハリをつけていくと、回収率が上がりやすくなりますね。