内田博幸騎手のジョッキーデータ傾向と特徴

▼本日は、内田博幸(うちだひろゆき)騎手の狙い方・買い方について、当研究所の見解を書いてみたいと思います。

まず私が、内田騎手のデータ(2020年~2023年)を分析した結論から書いていきます↓


・平均単勝回収率は72%と、やや低め。狙い目を絞らないと儲けにくい騎手

・人気別に見ると、1番人気の成績が、単勝回収率98%・複勝回収率96%と素晴らしい。あとは8~11番人気が単勝回収率106%

・クラス別に見ると、リステッド競走の単勝回収率が241%。重賞は単勝回収率77%・複勝回収率75%。G1は単勝回収率138%・複勝回収率30%

・競馬場別に見ると、新潟競馬場の単勝回収率が104%とプラス回収

・競走番号別に見ると、第3.10.11レースの単勝回収率がプラス回収。大きいレースで穴を開ける騎手

・年度別に見ると、2020~2021年が単勝回収率90%台だが、2022~2023年は単勝回収率30%台と、成績にムラがある騎手



では、これらのデータについて、具体的に解説していきましょう。



▼まずは過去3年半の、すべての成績を見てみます。


内田博幸騎手データ(2020年~2023年)
2223レース騎乗

勝率5%
連対率11%
複勝率17%

単勝回収率72%
複勝回収率68%



はい。
では、ここから馬券に使えそうなデータを抽出・分析してみたいと思います。



▼内田博幸騎手。2012~2013年には、ゴールドシップとのコンビでG1レースで大活躍。

突出した身体能力と運動神経で、人気馬でも穴馬でも持ってくる騎手です。

50歳を超えていますが、まだまだその体力は健在という印象です。

内田博幸騎手は、ウチパクと呼ばれ、バク転が得意。

ウチパクの由来は、「内」と「博」を取って「ウチパク」ですね。

本日は、そんな筋肉ムキムキの内田博幸騎手の馬券的な狙い目について、わかりやすく解説していきたいと思います。



▼まず、全レースの平均単勝回収率は72%と、平均よりやや低めです。

内田騎手は、元々あまり回収率が高い騎手ではないので、狙い目を絞っていかないと、利益を出しにくいタイプです。

複勝回収率も68%と低めで、全体的な回収率はやや低いですね。



▼クラス別に見ると、平場の単勝回収率が62%、特別戦が100%となっています。

特別戦の回収率がプラスというのは、かなり高い数字ですね。

内田騎手は、賞金の高い大きなレースに強いタイプと言えます。

内田騎手を狙う場合は、レース名が付いている特別戦で狙っていくと、それだけで利益を出しやすくなりますね。


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内田博幸騎手の狙い目と馬券の買い方

▼ということで、内田騎手について、次の解説をしていきましょう。

先程の続き。

内田騎手は、全体的な回収率は低いが、特別戦に絞ると、単勝回収率がプラス。

大きなレースに強いタイプなので、特別戦で狙っていくのが基本になる。



▼では次に、人気別の成績を見ていきましょう。

内田博幸騎手データ。人気別の単勝回収率

98(%)
73
71
60
56
75
38
100
108
34
189
27
0
156
0
0
0
0

(※上から1~18番人気)



はい。
内田騎手の成績を、人気別に集計すると、上記のようになります。



▼このデータを見て分かる事は、まず1番人気の成績が非常に優秀であるということです。

内田騎手の1番人気の成績は、単勝回収率98%・複勝回収率96%と、非常に高い回収率になっています。

全体の平均回収率が、単勝回収率72%・複勝回収率68%ですから、1番人気の時は、明らかにモチベーションが高くなっているのが分かります。

内田騎手は、強い馬の能力を引き出すのが上手な騎手ですね。

内田騎手が1番人気の時に、1着固定や三連複の軸にするだけで、簡単に利益が出せてしまう状況です。



▼また、「ダートで1番人気」の時は、単勝回収率107%・複勝回収率101%と、さらに回収率が上がります

内田騎手は、地方競馬出身の騎手なので、ダートレースはお手のもの。

内田騎手が、ダート戦で1番人気なら、迷わず軸馬にしていいレベルです。



▼このように、1番人気での成績が素晴らしい内田騎手ですが、2番人気と3番人気の成績は、それほどでもありません。

2番人気が単勝回収率73%、3番人気が71%と、平均以下となっています。

なので、内田騎手を軸馬にする場合は、1番人気の時に狙っていくのがセオリーですね。



▼あとは、「内田騎手が8~11番人気の時」の成績は、単勝回収率106%と、非常に高い回収率になっています。

内田騎手は、弱い人気薄の馬を勝たせる腕力があるので、穴馬に騎乗した時に怖い騎手です。

内田騎手が8~11番人気の時に、ヒモに入れておくと、定期的に高配当が引っかかりますね。



▼▼では次に、内田騎手のクラス別の成績を見ていきましょう。


内田騎手。クラス別の回収率】2020~2024年

未勝利戦→単勝回収率85%・複勝回収率64%
3勝クラス→単勝回収率98%・複勝回収率58%
リステッド競走→単勝回収率192%・複勝回収率89%
G2→単勝回収率14%・複勝回収率124%
G1→単勝回収率130%・複勝回収率28%



はい。
内田騎手の回収率が高いクラスは上記の通りです。



▼まず、G1の単勝回収率が130%になっていますが、これは2023年に9番人気のシャンパンカラーで、NHKマイルカップを勝ったからです。

過去5年程度で、内田騎手がG1で馬券になったのは、この1回だけ。

数字上は単勝回収率が高くなっていますが、内田騎手は、基本的にはG1ではほとんど来ません。

それは、G1の複勝回収率が28%しかないことからもわかります。



▼では次に、未勝利戦のデータを見ていきましょう。

内田騎手。ダートの未勝利戦なら、単勝回収率119%・複勝回収率75%

はい。ここは内田騎手の狙い目になります。

内田騎手は、ダートの未勝利戦に絞ると、単勝回収率がかなり高くなります。

なので、内田騎手がダートの未勝利戦に出てきた時は、単勝か1着固定で狙っていくのが有効な戦略になりますね。



▼では、次のデータ。

内田騎手。ダートの未勝利戦で1~2番人気なら、単勝回収率93%・複勝回収率94%

はい。ここも内田騎手の狙い目ですね。

内田騎手が、ダートの未勝利戦で1~2番人気の時は、単勝回収率・複勝回収率ともに素晴らしい成績になっています。

人気馬でこれだけの回収率があれば、軸馬にする事で、簡単に利益を出すことができます。

単勝回収率も複勝回収率もどちらも高いので、どの馬券種で勝負しても利益が出ることになります。



▼それから、次のデータ。

内田騎手。ダートの未勝利戦で3~5番人気なら、単勝回収率50%・複勝回収率95%

はい。ここは少しクセのあるデータなんですが、うまく使いこなすと利益が出ます。

内田騎手は、ダートの未勝利戦で3~5番人気の時、単勝回収率は50%と低いんですが、複勝回収率が95%と非常に優秀。

内田騎手が、ダートの未勝利戦で3~5番人気であれば、着別度数が「9-35-19」と、極端に2~3着が多くなっています。

この特徴を理解した上で、例えば、三連単の2~3着づけを狙うと、効率的に利益を出すことができるわけですね。


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