▼本日は、石川裕紀人(いしかわゆきと)騎手の狙い方・買い方について、当研究所の見解を書いてみたいと思います。
まず私が、石川騎手のデータ(2020年~2023年)を分析した結論から書いていきます↓
・平均単勝回収率は70%と、やや低め。複勝回収率は80%と合格ライン
・人気別に見ると、1番人気の成績が、単勝回収率106%・複勝回収率96%と素晴らしい。2番人気も単勝回収率90%・複勝回収率91%と好成績。人気で信頼できる騎手
・クラス別に見ると、リステッド競走の単勝回収率が186%と好成績。重賞は単勝回収率41%・複勝回収率104%。G1は単勝回収率71%・複勝回収率23%
・競馬場別に見ると、中京競馬場と小倉競馬場が単勝プラス回収。東京競馬場の成績もなかなか良い
・競走番号別に見ると、第3.7レースが単勝プラス回収。メインの第11レースは、複勝回収率が102%と素晴らしい成績
・年度別に見ると、2021年の単勝回収率が108%と優秀な数値。ただ、それ以外の年は単回60%台と低調
では、これらのデータについて、具体的に解説していきましょう。
▼まずは過去3年半の、すべての成績を見てみます。
石川裕紀人騎手データ(2020年~2023年)
1939レース騎乗
勝率5%
連対率12%
複勝率17%
単勝回収率70%
複勝回収率80%
はい。
では、ここから馬券に使えそうなデータを抽出・分析してみたいと思います。
▼石川裕紀人騎手。2022年のチャンピオンズカップを、ジュンライトボルトで制してG1初制覇。
重賞レースでも、頻繁に2ケタ人気の大穴馬を、馬券圏内に持ってくる騎手。
同期には、井上敏樹騎手、小崎綾也騎手、木幡初也騎手、松若風馬騎手、義英真騎手。
本日は、そんな石川騎手の狙い目を、わかりやすく解説していきたいと思います。
▼まず、全レースの平均単勝回収率は70%と、やや低めになっています。
これは、4~7番人気の中穴ゾーンの回収率が低いことが原因ですね。
人気馬ではしっかり結果を出しており、単勝回収率も高くなっています。
▼馬場別に見ると、芝のレースの単勝回収率が51%、ダートレースが87%となっています。
明らかにダートの方が回収率が高いですね。
上述した、ジュンライトボルトでのG1制覇も、ダートレースでした。
石川騎手は、ダートで狙っていくと、回収率を上げやすいタイプと言えます。
▼クラス別に見ると、特別戦の成績が、単勝回収率66%・複勝回収率98%となっています。
単勝回収率は低めですが、複勝回収率の98%は素晴らしい。
石川騎手が特別戦で騎乗している時は、2~3着を想定して馬券を構成すると、簡単に回収率を上げることができますね。
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石川裕紀人騎手の狙い目と馬券の買い方
▼ということで、石川騎手について、次の解説をしていきましょう。
先ほどの続き。
石川騎手は、単勝回収率は低めだが、複勝回収率が高い。
勝ち切れないタイプなので、2~3着を想定して馬券を構成すると、回収率が上げやすい。
▼では次に、人気別の成績を見ていきましょう。
【石川裕紀人騎手データ。人気別の単勝回収率】
106(%)
90
79
50
55
84
21
136
40
38
177
59
123
0
0
0
0
0
(※上から1~18番人気)
はい。
石川騎手の成績を、人気別に集計すると、上記のようになります。
▼このデータを見て分かる事は、まず1番人気の成績が、単勝回収率106%・複勝回収率96%と素晴らしい点です。
1番人気に騎乗して、これだけの回収率を残せる騎手は、すべての騎手を見渡しても、数少ないですね。
石川騎手は、人気馬をしっかり走らせる技術が高い騎手と言えます。
▼また、2番人気の成績も、単勝回収率90%・複勝回収率91%と、かなり高い回収率になっています。
1~2番人気の成績を合算すると、単勝回収率97%・複勝回収率93%と、素晴らしい成績になります。
石川騎手が、1~2番人気の時は、1着固定でも三連複の軸馬でも、どんな買い方でも利益を出しやすくなります。
人気の石川騎手は、軸馬に最適ですね。
▼それから、石川騎手は穴馬でも回収率が高くなっています。
8~13番人気の成績は、単勝回収率96%・複勝回収率95%と、これまた素晴らしい成績。
石川騎手が、8~13番人気あたりの馬に騎乗している時は、ヒモに入れておくと、定期的に高配当が引っかかります。
▼それに対して、4~7番人気の石川騎手は、単勝回収率52%・複勝回収率63%と、狙いにくい回収率になっています。
この中穴ゾーンが、石川騎手の弱点ですね。
石川騎手は、1~2番人気と8~13番人気の回収率が非常に高いので、このゾーンを中心に馬券を構成していくと、比較的簡単に利益を出すことができると思います。
▼▼では次に、石川騎手のクラス別の成績を見ていきましょう。
【石川騎手。クラス別の回収率】2020~2024年
新馬戦→単勝回収率77%・複勝回収率82%
2勝クラス→単勝回収率61%・複勝回収率101%
3勝クラス→単勝回収率93%・複勝回収率121%
オープン特別→単勝回収率54%・複勝回収率87%
リステッド競走→単勝回収率155%・複勝回収率62%
G3→単勝回収率85%・複勝回収率117%
はい。
石川騎手の回収率が高いクラスは上記の通りです。
▼こう見ると、石川騎手は幅広く、どのクラスでも回収率が高いことが分かります。
最も乗鞍の多い、未勝利戦と1勝クラスの回収率が低く、それが全体の回収率を引き下げてしまっていますが、それ以外のクラスでは回収率が高いです。
特に、複勝回収率が優秀で、2着が多い騎手ですね。
石川騎手の2~3着を想定して馬券を構成すれば、回収率が上がりやすくなります。
▼では新馬戦のデータから見ていきましょう。
【石川騎手。新馬戦でダートなら、単勝回収率165%・複勝回収率180%】
はい。いきなりすごい回収率が出てきました。
石川騎手は、ダートの新馬戦に限定すると、かなりの高回収率を記録しています。
石川騎手がダートの新馬戦に出てきたら、馬券に組み入れるようにしていくと、利益を出しやすくなります。
▼一方、芝の新馬戦はどうでしょうか?
【石川騎手。新馬戦で芝なら、単勝回収率38%・複勝回収率38%】
はい。このように、芝の新馬戦だと回収率がめちゃくちゃ低くなっています。
ただこれは、石川騎手が芝のレースが下手だからではなく、石川騎手は、芝の新馬戦だと人気馬でしか結果を出せていないからです。
▼では少しデータの角度を変えてみましょう。
【石川騎手。芝の新馬戦で1~2番人気なら、単勝回収率207%・複勝回収率107%】
はい。一気に回収率が上がりました。
石川騎手は、芝の新馬戦だと回収率がめちゃくちゃ低いわけですが、1~2番人気に限定すると、ものすごく回収率が高くなる。
石川騎手が、芝の新馬戦で1~2番人気の時は、かなり信頼度が高くなるので、軸にすれば簡単に利益を出すことができます。
このように、新馬戦の石川騎手は、ダートで回収率が高く、芝でも1~2番人気で回収率が高いので、非常に狙い目となっていますね。