競馬で負ける人の特徴

▼本日は、負け組の買い方について、当研究所の見解を書いてみたいと思います。

まず、結論から書いていきます↓


・競馬で負ける人の特徴は、感情に流される事。テンションが上がったり下がったりしてしまうと、競馬では勝てない

・あと、負け組の特徴は、本命サイドにブチ込んでしまうこと。1番人気と2番人気の馬連に10万円!などは、負ける典型

・それから負け組は、重賞レースばかり買う。レースを選んでいない

・そして負け組は、なんとなく大穴狙いする

・尚、負け組の回収率は100%未満。競馬で負ける確率は90%以上。勝ち組の数は少ないが、真剣に努力すれば普通に勝てるようになるから大丈夫



ではこの根拠について、具体的に解説していきましょう。



▼さて前回は、競馬で勝つ人の特徴について解説しました。

参考記事
 ↓
競馬で勝つ人の特徴。勝ち組の思考と回収率

本日は逆に、反面教師として、競馬で負ける人の特徴を考えてみたいと思います。



▼まず、競馬の負け組の傾向を列挙してみます。


競馬で負ける人の特徴

負け組は、感情に流される
負け組は、本命サイドにブチ込む
負け組は、むやみに大穴狙いする
負け組は、重賞レースばかり買う
負け組は、競馬新聞しか武器がない
負け組は、オッズを見ない
負け組は、枠順を見ない
負け組は、長期目線で考えられない
負け組は、資金力がない
負け組は、朝からダラダラと全レース購入する
負け組は、勝負レースを絞らない。購入レース数が多すぎる



はい。
私が見たところ、競馬で負ける人は、このような特徴があるように思いますね。



▼まず、「負け組は、感情に流されやすい

競馬で負ける人は、競馬で一喜一憂してしまうことが多い。

馬券が当たれば大喜び。馬券が外れると、がっくりとうなだれる。

そして負けると、カッカして熱くなり、無謀な勝負をしてしまう。

このように感情に流されて馬券購入してしまう人は、高確率で負け組になります。



▼なぜ感情に流されると負けるのか?

それは、競馬というゲームが極めてメンタルに左右されるギャンブルだからです。

パチンコだと、高設定の台を見つけて、ひたすら打ち続ければ勝てます。あまり考える必要がない。

しかし競馬は、常に高度な思考を求められます。

どのレースで勝負するか?どの馬を選ぶか?トラックバイアスはどうか?など、複雑な思考を要求されるわけです。



▼このような頭脳戦では、常に頭は冷静でなければならない。

「勝ちたい!」とか「負けて悔しい!」とか「取り返してやる!」などと考えていては、冷静な判断が下せる訳がありません。

私も含め、私の周りで競馬で勝っている人は、常に冷静で冷めています。

「この人、あんまり競馬好きじゃないのかな?」というくらいの人の方が、勝ち組の確率は高いわけです。

なので、感情に流されて一喜一憂する人は、競馬で負ける可能性が高いわけですね。


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競馬で負ける人の傾向

▼ということで、負け組の特徴について、次の解説をしていきましょう。

先程の続き。

では次は、「負け組は、本命サイドにブチ込む」ということについて。



▼競馬で負けている人がよくやる買い方として、「よし!このレースは、この2頭で絶対決まる!この2頭の馬連は2倍だな!50万円突っ込むぜ!」→このパターンがあります。

このような男気溢れる買い方は、昔から好む人が多く、いまだにやる人が多いです。

しかし、この買い方では、トータルの収支をプラスにするのは極めて難しいわけです。



▼「絶対2頭で決まるなら、2頭の馬連で勝負するのは正しいだろ!」と思いますか?

しかし、この買い方は正しくないケースの方が多い。

もちろん、オッズ2倍の馬連なら、的中率は高くなりますが、それでも的中率50%には、ほとんどの場合届かないわけです。



▼オッズ2倍で利益を出すためには、的中率50%以上が必要です。

でも、どんなに強い2頭がいたとしても、その2頭の馬連の的中率が50%を超えるという事は、ほとんどない。

両雄並び立たず」という競馬格言がありますが、2頭の強い馬がいるレースでは、その2頭で決まる事はあまりなく、どちらかが惨敗してしまうケースが多いわけです。



▼なので、「確実にこの2頭で決まる!馬連50万円買えば、100万円になる!これはおいしい!」と考えてしまう人は、負け組へまっしぐらです。猫まっしぐらですね。

もう一つ、競馬格言を紹介すると、「競馬に絶対はない

どんなに強い馬でも、コロっと負けてしまうのが競馬。

あのディープインパクトでも負けたんです。

競馬では、絶対に勝つ馬なんていないんですね。



▼だからこそ、「本命サイドに大金をぶち込む人」は、競馬で負ける人の特徴に合致している。

このタイプは、ある意味、思い込みが激しい人とも言えます。

競馬新聞を読めば読むほど、この2頭で決まる気がしてくる。

あなたにも、身に覚えがあるのではないでしょうか。

このような思い込みは、競馬で負ける確率を急上昇させてしまうので、要注意ですね。



▼▼では、次の競馬で負ける人の特徴として、「むやみに大穴狙いする」ということについて。

上述した通り、本命サイドに大金を突っ込む人は、負け組になりやすいです。

では、大穴狙いすれば勝てるのか?



▼これに関しては、「むやみに大穴狙いすると、本命サイドを狙うよりも、さらに負けやすくなる」ということになります。

確かに、馬券でプラス収支にするためには、ある程度の穴狙いをしていく必要があります。

競馬には、平均25%の控除率があるので、この控除率を上回るためには、高めのオッズを狙っていく必要があるからです。



▼ただ、だからといって、あまりにも大穴狙いを続けてしまうと、回収率が大きく下がってしまいます。

データ分析してみればわかりますが、競馬においては、大穴ゾーンというのは平均回収率がかなり低いんです。

本命サイドの平均回収率は70~80%ですが、大穴サイドの平均回収率は30~60%になります。



▼本命サイドの馬券を、なんとなく購入していると、回収率は70~80%に収束しやすい。

それに対して、大穴サイドの馬券をなんとなく購入していると、回収率は30~60%に収束しやすいわけです。

大穴サイドの馬券は、平均回収率が低いので、根拠のない大穴狙いは、大損することにつながります。



▼例えば、1番人気の単勝馬券を買い続けると、長期回収率は80%前後になります。

一方、18番人気の単勝馬券を買い続けると、長期回収率は25%前後になってしまうわけです。

大穴ゾーンが、いかにマイナス収支になりやすいかが分かると思います。



▼なので、競馬初心者さんが、大きく損をしないためには、本命サイドの馬券を購入した方が良いということになる。

本命サイドの馬券を購入しておけば、ある程度適当に馬券購入しても、回収率は80%前後になるからです。

競馬ファンの平均回収率が60~70%であることを考えると、競馬初心者さんでも本命サイドを狙えば、平均以上の成績を出すことができるわけです。



▼世の中には、「穴党」という穴狙いの競馬ファンが多数存在しています。

彼らは、盲目的に人気馬を切り、穴狙いします。

これはこれで、当たれば大きいので楽しいんですが、回収率を考えると、非常に効率が悪い。

大穴狙いは、明確に根拠がある時にだけ実行する戦略であり、常に大穴狙いしていると、回収率が暴落して負けてしまうので要注意ですね。


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