▼本日は、酒井学(さかいまなぶ)騎手の狙い方・買い方について、当研究所の見解を書いてみたいと思います。
まず私が、酒井騎手のデータ(2020年~2023年)を分析した結論から書いていきます↓
・平均単勝回収率は79%と普通。狙い目を絞りたい
・人気別に見ると、6~10番人気の単勝回収率が103%とかなり高い。中穴の酒井騎手は儲かる
・クラス別に見ると、新馬戦とG3がプラス回収。1勝クラスと3勝クラスの回収率も高い。重賞は単勝回収率223%・複勝回収率94%。G1は0%
・競馬場別に見ると、小倉競馬場が単勝回収率92%・複勝回収率97%と優秀な成績
・競走番号別に見ると、第6.11.12レースがプラス回収。大きいレースに強い騎手
・年度別に見ると、2020年の単勝回収率が96%と優秀。しかし2022年は59%とムラがある騎手
では、これらのデータについて、具体的に解説していきましょう。
▼まずは過去3年半の、すべての成績を見てみます。
酒井学騎手データ(2020年~2023年)
1730レース騎乗
勝率4%
連対率9%
複勝率15%
単勝回収率79%
複勝回収率69%
はい。
では、ここから馬券に使えそうなデータを抽出・分析してみたいと思います。
▼酒井学騎手。2020年の中京記念を、なんとシンガリ18番人気のメイケイダイハードで制覇。歴史に残る大波乱を演出。
それ以外にも、よく中穴馬を持ってくる騎手。
レースの前後に、騎乗馬をよく撫でる、優しい騎手。いつもお馬さんを、なでなでしています。
本日は、そんな酒井騎手の馬券的な狙い目を、わかりやすく解説していきたいと思います。
▼まず、全レースの平均単勝回収率は79%と普通です。
特に、良くも悪くもない成績。
複勝回収率は69%と、やや低めです。
酒井騎手は、狙い目を絞っていかないと、利益を出しにくい騎手と言えます。
▼馬場別に見ると、芝のレースの単勝回収率が91%、ダートが70%となっています。
酒井騎手は、芝のレースの方が明らかに回収率が高いので、芝で狙っていくのが基本になります。
▼クラス別に見ると、平場の単勝回収率が76%、特別戦が85%となっています。
特別戦の方が10%も回収率が高く、酒井騎手は大きなレースに強い騎手と言えます。
平場は芝の単勝回収率が99%、特別戦はダートの単勝回収率が94%と、それぞれ狙い目となっています。
酒井騎手は、狙い目を絞っていくと、色々とプラス収支にできるポイントが見つかる騎手ですね。
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酒井学騎手の狙い目と馬券の買い方
▼ということで、酒井騎手について、次の解説をしていきましょう。
先ほどの続き。
酒井騎手は、平均回収率は普通なので、狙い目を絞る必要がある。
平場の芝レースと、特別戦のダートレースは、回収率が高く、狙い目である。
▼では次に、人気別の成績を見ていきましょう。
【酒井学騎手データ。人気別の単勝回収率】
41(%)
75
142
55
76
115
117
17
159
112
33
61
0
0
111
0
0
1481
(※上から1~18番人気)
はい。
酒井騎手の成績を、人気別に集計すると、上記のようになります。
▼このデータを見て目立つ所は、6~10番人気の回収率が非常に高い点です。
6~10番人気の成績は、単勝回収率103%・複勝回収率80%と、特に単勝回収率が素晴らしい成績になっています。
6~10番人気の酒井騎手を1着固定、もしくはヒモに入れておくと、定期的に高配当が引っかかります。
▼6~10番人気かつ、ダートレースに限定すると、単勝回収率は126%までアップします。
酒井騎手が、ダートレースで6~10番人気の時は、単勝馬券を購入してもプラス収支にしやすくなりますね。
中穴の酒井騎手は、特にダートでは要注意です。
▼このように、中穴では好成績の酒井騎手ですが、1番人気で勝ち切れないのが欠点でもあります。
1番人気の成績は、単勝回収率41%・複勝回収率77%と、単勝回収率がかなり低くなっています。
通常、1番人気の勝率は30%近いわけですが、酒井騎手の1番人気での勝率は、13%程度しかありません。
1番人気での着度数は、5-11-4、という感じで、明らかに2着が多くなっています。
酒井騎手が1番人気の時は、2着の確率が高いので、1着固定は避けて、2着固定や馬連の軸にするのが良いですね。
▼ただ、酒井騎手は、1番人気では勝ち切れないが、 3番人気ではやたら勝ち切ります。
3番人気の単勝回収率は、142%と素晴らしい成績。
着度数も、11-2-6、と見事に勝ち切っています。
酒井騎手は、少し気楽な立場の方が良い騎乗ができるのかもしれません。
2番人気と4番人気の複勝回収率も高いので、酒井騎手が2~4番人気の時は、軸馬として活用していくと、回収率が上がりやすくなりますね。
▼▼では次に、酒井騎手のクラス別の成績を見ていきましょう。
【酒井学騎手。クラス別の回収率】2020~2024年
新馬戦→単勝回収率94%
1勝クラス→単勝回収率89%
2勝クラス→単勝回収率99%
オープン特別→単勝回収率51%・複勝回収率126%
リステッド競走→単勝回収率91%・複勝回収率104%
G3→単勝回収率347%・複勝回収率140%
はい。
酒井騎手の回収率が高いクラスは上記の通りです。
▼まず酒井騎手は、G3の回収率が圧倒的に高く、それに伴って重賞レースの回収率も高くなっています。
G3は単勝回収率347%で、重賞レースは単勝回収率233%となっています。
これは、人気薄で勝つことが多いからですね。
例えば、
・2020年のマーメイドステークス・メイケイダイハード→単勝16300円
・2023年のファンタジーステークス・カルチャーデイ→単勝7080円
彼のG3での回収率の高さは、この2つのレースの影響が大きいです。
酒井騎手は、G3で大穴を開けてくることがたまにあるので、穴党の人は要チェックですね。
▼では次に、新馬戦のデータを見ていきましょう。
【酒井騎手。新馬戦で1~10番人気なら、単勝回収率157%・複勝回収率76%】
酒井騎手は、新馬戦で10番人気までの馬に騎乗していれば、単勝回収率が非常に高くなります。
人気馬だけでなく、中穴馬でもバンバン勝つので、平均回収率が高くなっています。
▼一方、新馬戦で、1~2番人気に限定すると、
【酒井騎手。新馬戦で1~2番人気なら、単勝回収率95%・複勝回収率108%】
これも非常に優秀な成績です。
これだけの回収率があれば、軸にすることで簡単に利益を出すことができます。
酒井騎手が新馬戦で1~2番人気なら、軸候補ですね。
▼新馬戦の成績を、芝とダートで分類して考えてみると、どちらも回収率が高くなっています。
酒井騎手の新馬戦は、芝でもダートでも回収率が高いので、どちらでも狙っていくことができます。
その場合でも、「1~10番人気まで」という条件で馬券を構成していくと、的中率と回収率が上がりやすくなりますね。
酒井騎手の新馬戦は、11番人気以下ではほとんど馬券にならないので、このゾーンは軽視して良いかと思います。