▼本日は、永野猛蔵(ながのたけぞう)騎手の狙い方・買い方について、当研究所の見解を書いてみたいと思います。
まず私が、永野騎手のデータ(2021年~2023年)を分析した結論から書いていきます↓
・平均単勝回収率は46%と、かなり低い。儲けにくい騎手
・人気別に見ると、2番人気の成績が、単勝回収率98%・複勝回収率87%と優秀。それに対して、8番人気以下は単勝回収率23%・複勝回収率58%と悲惨な成績
・クラス別に見ると、新馬戦の成績が、単勝回収率131%・複勝回収率103%と優秀。重賞とG1は0%
・競馬場別に見ると、中京競馬場がプラス回収だが、他の競馬場は単勝回収率36~46%とかなり低い
・競走番号別に見ると、第5レースがプラス回収だが、メインレースは勝ち星なし。まだ大きなレースで活躍できていない
・年度別に見ると、どの年度もまだ回収率が低い。2023年は単勝回収率21%しかない
では、これらのデータについて、具体的に解説していきましょう。
▼まずは過去3年の、すべての成績を見てみます。
永野猛蔵騎手データ(2021年~2023年)
1729レース騎乗
勝率4%
連対率10%
複勝率15%
単勝回収率46%
複勝回収率64%
はい。
では、ここから馬券に使えそうなデータを抽出・分析してみたいと思います。
▼永野猛蔵騎手。まだ重賞レースやG1レースでは活躍できていないが、若手では勝ち星が多い騎手。
同期には、小沢大仁騎手、角田大和騎手、永島まなみ騎手、西谷凛元騎手、松本大輝騎手、横山琉人騎手、古川奈穂騎手がいる。
本日は、そんな永野騎手の馬券的な狙い目について、わかりやすく解説していきたいと思います。
▼まず、全レースの平均単勝回収率は、46%とかなり低くなっています。
永野騎手は、上手い騎手なんですが、人気薄の馬を勝たせる技術がまだ未熟で、人気薄の回収率が低いため、全体の回収率も低くなっている状態です。
1~4番人気では、なかなか優秀な成績なんですが、5番人気以下、特に8番人気以下になるとかなり回収率が低くなってしまいます。
▼馬場別に見ると、芝のレースの単勝回収率が58%、ダートレースが37%となっています。
ダートレースはかなり回収率が低く、これも人気薄で勝てていないことが原因です。
永野騎手がダートで人気薄の時は、今のところは手出し無用という感じですね。
芝のレースも単勝回収率58%と低いんですが、複勝回収率は76%あるので、芝の方がまだ狙いやすい状況です。
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永野猛蔵騎手の狙い目と馬券の買い方
▼ということで、永野騎手について、次の解説をしていきましょう。
先程の続き。
永野騎手は全体の単勝回収率が46%とかなり低くなっているので、利益を出しにくい騎手。
ただ、芝のレースの複勝回収率に絞れば76%あるので、ここはまだ狙い目。
▼では次に、人気別の成績を見てみましょう。
【永野猛蔵騎手データ。人気別の単勝回収率】
67(%)
98
70
105
64
56
113
14
0
19
133
0
0
0
0
0
0
0
(※上から1~18番人気)
はい。
永野騎手の成績を人気別に集計すると、上記のようになります。
▼このデータを見ると、2番人気の単勝回収率が98%、4番人気の単勝回収率が105%と優秀な成績になっています。
永野騎手の2番人気と4番人気は狙い目。
2~4番人気を合計すると、単勝回収率93%・複勝回収率87%と優秀な数字になります。
永野騎手が2~4番人気の時は、軸馬として活用できますね。利益を出せる数字です。
▼特に、「芝のレースで2~4番人気」の時は、単勝回収率127%・複勝回収率107%と素晴らしい成績になります。
永野騎手が、芝のレースで2~4番人気の時は、積極的に軸馬として狙っていきたいところです。
今なら、かなり馬券的に儲かる状況です。
▼それに対して、1番人気の成績は、単勝回収率67%・複勝回収率74%と、平均以下となっています。
永野騎手は、1番人気だと少し緊張するのか、回収率がやや低めになっています。
永野騎手を軸にする場合は、1番人気の時ではなく、2~4番人気で狙うのが基本ですね。
▼そして問題は、人気薄に騎乗した時の成績です。
永野騎手は、4番人気まではなかなか好成績なんですが、人気薄になると一気に回収率が下がってしまいます。
特に、8~18番人気の成績は、単勝回収率23%・複勝回収率58%と、ひどい回収率です。
永野騎手の全体の回収率が低いのは、8番人気以下の馬で結果を出せていないことが原因です。
まだ若い騎手なので、これから変わってくると思いますが、現時点では8番人気以下の永野騎手は、手を出さない方が無難という感じですね。
▼▼では次に、永野騎手のクラス別の成績を見ていきましょう。
【永野猛蔵騎手。クラス別の回収率】2020~2024年
新馬戦→単勝回収率117%・複勝回収率103%
2勝クラス→単勝回収率60%・複勝回収率85%
はい。
永野騎手の回収率が高いクラスは上記の通りです。
▼永野騎手は、まだ重賞レースで強い馬を依頼されるほどの信頼度がないので、重賞レースの回収率は悲惨です。
重賞レースでは、単勝回収率0%・複勝回収率7%と、どうにもならない成績になっています。
これから変わっていくと思いますが、現状では、永野騎手を重賞レースで狙うのは避けた方が良い感じです。
▼では次に、新馬戦の成績を見ていきましょう。
新馬戦の回収率は、単勝回収率117%・複勝回収率103%と、ものすごく好成績です。
永野騎手は、人気薄で活躍できないので、全体の回収率は低くなっているんですが、新馬戦だけは回収率がすごく高いです。
▼特に、芝の新馬戦の回収率が高い。
【永野騎手。芝の新馬戦なら、単勝回収率149%・複勝回収率100%】
という感じになっています。
永野騎手は、芝の新馬戦で積極的に1着固定を狙っていくと、利益を出しやすい騎手ですね。
▼では、さらにデータを絞り込んでいきましょう。
【永野騎手。芝の新馬戦で1~4番人気なら、単勝回収率222%・複勝回収率127%】
はい。素晴らしい回収率になりました。
▼永野騎手は、芝の新馬戦で1~4番人気の時、かなり高い回収率を記録しています。
人気馬でこれだけの回収率があれば、軸馬にする事で、簡単に利益を出すことができます。
永野騎手が、芝の新馬戦で人気馬に騎乗している時は、積極的に軸にしていきたいところですね。
▼では次に、ダートの成績も見てみましょう。
【永野騎手。ダートの新馬戦なら、単勝回収率54%・複勝回収率110%】
はい。ダートの新馬戦だと、勝ち切れない。
単勝回収率は54%しかないので、1着固定は狙えません。
その代わり、複勝回収率が110%もあります。
ここは絶好の狙い目ですね。
▼永野騎手は、ダートの新馬戦で1着は少ないけれど、2~3着にはしっかり持ってくる。
特に、人気薄を2~3着に持ってくることが多いので、ダートの新馬戦で永野騎手が大穴馬に騎乗している時は、ヒモに入れておくと、定期的に高配当が引っかかります。
【永野騎手。ダートの新馬戦で12~15番人気なら、単勝回収率0%・複勝回収率383%】
このように、複勝回収率が異常に高くなっているので、この条件で大穴の永野騎手は、狙い目になりますね。