中山競馬場の馬券の買い方

▼本日は、中山競馬場について、当研究所の見解を書いてみたいと思います。

まず、結論から書いていきます↓


・中山は小回りコースなので、逃げ馬・先行馬の回収率が高い。前に行ける馬を狙うのが基本戦略になる。

・特に、人気薄の逃げ馬は要注意。逃げ粘りが多い。

・中山競馬場の芝コースでは、14番枠~18番枠は、好走確率が下がる。内枠有利。

・中山競馬場は、小回りでトリッキーなコースなので、弱い馬でも来る。10~12番人気の回収率が高め。



ではこの根拠について、具体的に解説していきましょう。



中山競馬場は、関東の競馬場で、ゴール前の急坂が特徴の小回りコースです。

直線が短いので、基本的には先行有利の競馬場になります。



▼芝コースは、1200m/1600/2000m/2200m/2500m/3600mという、6種類の距離で行われます。

有名どころは、皐月賞の2000mや、有馬記念の2500mですね。



▼具体的なデータも見てみましょう。

まず、中山競馬場の芝コース。過去10年(2010~2019年)の「脚質」データです↓


逃げ馬⇒単勝回収率154%
先行馬⇒単勝回収率116%
差し馬⇒単勝回収率57%
追い込み馬⇒単勝回収率25%



はい。
中山コースの芝のレースでの脚質別データは、このような感じになります。



▼中山競馬場に限った話ではないんですが、中山は小回りコースなので、やはり逃げ馬・先行馬の回収率が高くなっています。

前に行ける馬を狙うのが基本戦略になりますね。



▼では次に、軸馬として重要な「連対率」を見てみます。


逃げ馬⇒連対率25%
先行馬⇒連対率24%
差し馬⇒連対率12%
追い込み馬⇒連対率4%



はい。
これも当然ですが、先行できる馬が、連対率も高くなります。

注目できるポイントは、逃げ馬と先行馬の連対率が同じくらいという部分です。



▼先程の回収率では、明らかに逃げ馬の単勝回収率が上回っていました。

でも、連対率では逃げ馬と先行馬に差はない。

これはどういうことか?



▼これはつまり、「人気薄の逃げ馬が活躍している」ということです。

中山競馬場では、逃げた馬の回収率が高くなるので、逃げ馬は人気がなくても警戒しておいた方が良いということになります。



▼ただ、ここでもう一つのポイントがあるんですが↓


逃げ馬⇒複勝率33%
先行馬⇒複勝率34%



はい。
複勝率、つまり3着内率で見ると、先行馬の方が上回っているわけです。



▼という事は、逃げ馬は、人気薄でも勝ち切れるケースが多いが、安定感で言えば、先行馬の方が安定していると言える。

三連複の軸馬を選ぶ場合などは、逃げ馬より先行馬を選んだ方が、惨敗リスクが少なく、収支が安定すると思われます。



▼それに対して、後方から行く「追い込み馬」は、回収率も連対率もどちらも低くなっています。

小回りコースで、直線に坂がある中山コースでは、後方一気の作戦だと、どうしても馬券圏内に入ってくる確率が低くなってしまいます。

やはり中山コースでは、先行できる馬を軸馬として考えた方が、利益は出しやすくなると思います。


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中山競馬場で有利な枠順は?

▼中山競馬場の馬券の買い方についての考察を続けます。

先ほどは、脚質について解説しました。

ここでは、枠順について考えてみたいと思います。



▼中山競馬場の芝コースでは、それほど枠順による有利不利はありません。

特別に内枠有利ということはなく、若干だけ内枠の方が連対率は高いかなという感じです。



▼ただ、極端な外枠は、連対率が下がります。

内枠から真ん中枠くらいまでは、平均連対率14%くらいですが、14番枠~18番枠は、平均連対率10%くらいしかありません。



▼では、中山の芝コースでは、内枠を購入しておけば儲かるのか?

そうではないです。

なぜかというと、中山競馬場の内枠有利は、すでに多くの競馬ファンが知っているからです。



▼確かに、内枠の馬の方が馬券圏内に入ってくる確率は高くなる。

でも、好走確率と回収率は、まったく別物なんですね。



▼どんなに連対率や複勝率が高くても、それがすでにオッズに反映されていたら、回収率は上がらないわけです。

中山競馬場のデータで言えば、内枠の馬の方が好走確率は高いけれど、回収率で見ると、逆に外枠の馬の方が高かったりする。



▼例えばこんなデータ↓

・中山競馬場の芝コース。大外枠の回収率⇒103%

はい。
中山の芝のレースで、大外枠の馬の単勝を買い続ければ、プラス収支になってしまうというデータです。



▼大外枠というのは、最も外枠の馬ですから、競馬ファンに嫌われます。

だから馬券が売れないわけです。

その結果、過小評価となり、逆に儲かるのは大外枠ということにもなるわけです。



▼しかも大外枠というのは、悪いことばかりではなく、「ゲートに入るのが一番最後」なんですね。

という事は、ゲートの中で待たされることがなく、出遅れるリスクが少し下がるわけです。

これは大外枠のメリットと言える。



▼このように考えると、中山の芝コースでは、「大外枠の馬を1着固定」の三連単や馬単が面白かったりします。

大外なので信頼度は低いですが、上述した通り、馬券が売れないので高配当になりやすい。

その結果、回収率も上がりやすくなり、利益が出るということになるわけです。



▼▼では次に、「中山競馬場の重賞レース」のデータを見てみましょう。
(2010~2019年)


1番人気⇒単勝回収率77%
2番人気⇒単勝回収率80%
3番人気⇒単勝回収率98%



はい。
中山競馬場の重賞レースにおいて、上位人気馬の単勝回収率は上記の通りです。

1番人気の信頼度がやや低く、その分、3番人気の単勝回収率がかなり高くなっています。

中山競馬場はトリッキーなコースなので、強い馬が取りこぼすことも多いわけですね。

そして、2番人気や3番人気の馬が、1番人気馬をマークして差すケースも多いわけです。

その結果、上記のような回収率の差が生まれていると思われます。



▼では次に、もう少し下位人気も見てみましょう。


4~9番人気⇒単勝回収率72%
10~12番人気⇒単勝回収率97%
13番人気以下⇒単勝回収率14%



はい。
中穴である、4~9番人気に関しては、特に回収率が高いということもなく、どちらかと言うとやや低い回収率になっています。

その一方で、大穴である10~12番人気の回収率は97%もあります。

上述した通り、中山競馬場はトリッキーなコースなので、力のない馬でも乗り方一つで上位に進出することが可能です。



▼ただし、13番人気以下になってしまうと、単勝回収率は14%しかありません。

中山競馬場の重賞レースでは、13番人気以下の馬は、ほとんど勝つ事は無い。

複勝回収率も41%しかないので、馬券圏内に入ってくることが、ほとんどないと言えます。



▼このことから、中山競馬場の重賞レースでは、「軸は1~3番人気ー相手ヒモ馬は10~12番人気の大穴」という戦略も面白い形になります。

例えばこの形が決まったのは、2019年のスプリングステークス。

このレースの1番人気は、武豊騎乗のファンタジストで、軸はシンプルにこの馬。

ここから、10~12番人気に流すと、馬連3点買いで、10290円をゲットできたことになります。



▼中山競馬場の重賞レースでは、3番人気馬の期待値も高いので、1番人気と3番人気から、2頭軸で馬連流しにしたとしても、6点で万馬券が取れることになります。

馬連の万馬券は、出現率が低く、的中するのが難しい馬券になりますが、中山競馬場の特徴を押さえて馬券購入すると、定期的に高配当がゲットできるわけです。



▼この戦略で難しいのは、1~3番人気のうち、どれを軸馬にするかですね。

ヒモを大穴にするなら、軸は人気馬2頭でも余裕で回収できます。

なので、ヒモで大穴を狙う場合は、「そのレース自体が荒れるか?」をしっかり判断することが重要になります。

ヒモの大穴狙いなら、軸馬選びは、ある程度適当でも大丈夫です。



▼▼では次に、中山競馬場の重賞レースの具体的なデータを見てみましょう。


中山競馬場。重賞レースデータ。人気別回収率】2010~2021年。247レース分析

84(%)
77
96
84
91
50
90
53
47
85
67
134
48
0
0
0
0
0

(※上から、1~18番人気の単勝回収率)



はい。
中山競馬場の重賞レースで、人気別の回収率をまとめると、上記のようになります。



▼このデータを見るとわかるように、13番人気以下は、極端に単勝回収率が低くなっています。

これは、単勝回収率だけでなく、複勝回収率も低いです。

先ほども少し書きましたが、中山競馬場の重賞レースでは、13番人気以下の回収率が低いので、馬券対象は、1~12番人気馬ということになります。

これを意識するだけでも、余計な馬券をカットすることが可能になります。



▼では次に、軸馬選びについて考えてみましょう。

軸馬は、基本的には1~3番人気から選ぶことになるケースが多いので、1~3番人気のデータを分析してみます。


中山競馬場。重賞レースデータ。1~3番人気の枠番別回収率】2010~2021年。247レース分析

92(%)
65
109
75
81
106
71
126
63
88
81
78
98
95
65
46
132
103

(※上から、1~18番枠の単勝回収率)



はい。
このデータを見て分かるのは、1~3番人気の人気馬の場合、内枠の方が有利であるということです。

強い馬が内枠に入れば、好走確率は高くなり、回収率も高くなります。

なので、1~3番人気から軸馬を選ぶ場合は、内枠の馬を優先的に選んでいくと、的中率と回収率が高くなりやすいわけです。



▼次に、1~3番人気のデータを別の角度から見てみましょう。


中山競馬場。重賞レースデータ。1~3番人気の馬体重別の単勝回収率】2010~2021年。247レース分析

60(%)
77
90
81
114
231

(※下に行くほど、馬体重が重い)



はい。
これも、わかっている人には常識ですが、競馬においては、馬体重が重い馬ほど、回収率が高くなりやすいです。

中山競馬場の重賞レースでも例外ではなく、1~3番人気から軸馬を選ぶ場合は、できるだけ馬格のある馬、体の大きな馬を選んでいくと、回収率が高くなりやすいわけです。

上記データで考えていくと、440~479キロあたりの馬はそれほど単勝回収率が高くありませんが、480キロ以上になると回収率が高くなります。

ゆえに、軸馬を選ぶ場合は、「1~3番人気で、馬体重480キロ以上」というのを目安にしていくと、回収率が高まりやすいと思います。



▼▼では次に、具体的なケーススタディを見てみましょう。


弥生賞ディープインパクト記念2022年

1着 アスクビクターモア(3番人気)
2着 ドウデュース(1番人気)
3着 ボーンディスウェイ(9番人気)

三連複4990円



はい。
このレースは、中山競馬場の特徴を踏まえて予想すれば、簡単に三連複の50倍弱が的中できたレースでした。



▼まず、出走頭数は11頭の少頭数。

中山競馬場の重賞レースでは、12番人気くらいまで大穴馬の回収率が下がりにくいわけですが、少頭数なら話は別です。

競馬の場合、出走頭数が少なければ少ないほど、大荒れになる確率も下がっていきます。

この2022年の弥生賞も、11頭と少頭数だったので、それほどの大波乱はないと考えることができる。

それを踏まえて、予想を進めていきます。



▼1番人気は、武豊騎手のドウデュース。

無敗で朝日杯フューチュリティステークスを制した馬で、ここでは実績断然。

中山競馬場のデータを見ても、この馬に有利なデータが多いことがわかります。

例えば、「馬体重500キロ以上」「先行馬」「前走1着」などですね。

馬格はあればあるほど有利だし、先行できる馬は期待値が高くなりやすいし、前走1着馬も回収率が高くなりやすいです。

その上、少頭数の単勝2.2倍ですから、ドウデュースの好走確率はかなり高いことが分かります。

したがって、軸の1頭目は、ドウデュースとします。



▼次に注目なのは、中山競馬場の重賞レースで期待値の高い「3番人気馬」である、アスクビクターモア。

トリッキーな中山コースでは、強い1~2番人気馬をマークしながら進める3番人気馬の回収率が高くなりやすいです。

ここでは、アスクビクターモアが3番人気に該当し、期待値の高い「前走1着馬」でもあるので、軸のもう1頭は、この馬とします。



▼相手ヒモ馬については、11頭立ての少頭数ということから、4~9番人気馬の6頭を、シンプルにチョイスします。

少頭数の場合、大波乱になる確率は低いので、オーソドックスに三連複軸2頭で、中穴を狙う形がベターですね。



▼馬券構成は下記の通りです↓


三連複軸2頭


1番人気ドウデュース
3番人気アスクビクターモア

相手ヒモ馬
4~9番人気(6点買い)


このような形ですね。



▼結果は、中山競馬場で期待値の高い3番人気のアスクビクターモアが勝ち、2着にデータ条件が揃っていた、1番人気のドウデュース。

3着に9番人気のボーンディスウェイが入り、三連複は4990円とまずまずの配当になりました。

6点買いだったので、レース回収率は831%と上々の成績。

このレースは、中山競馬場の特徴を頭に入れておけば、簡単に三連複の中穴を的中できたレースだったと言えますね。


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