▼本日は、購入レース数の目安について、当研究所の見解を書いてみたいと思います。
まず、結論から書いていきます↓
・1日の購入レース数の目安は、0~4レースくらいが基本になるかと思う
・1日10レース以上も購入する人もいるが、マイナス収支になってしまう人が多い印象
・購入レース数が多くなると、負けやすくなる。理由は、予想の精度が下がることと、確率が収束してしまうため
・ただ、大穴狙いの場合は、1日10レースくらい購入しても、一発で回収できるのでアリ
ではこの根拠について、具体的に解説していきましょう。

▼中央競馬は、1日に24レースから36レースも開催されます。
これを全て購入してもいいし、全て購入しなくてもいい。
この自由度の高さが競馬の魅力であり、難しさでもありますね。
▼競馬は買っても買わなくても自由なので、そこで迷いが生じてしまいます。
「競馬は、1日何レース買えばいいんだろう?」と。
そこで本日は、1日の購入レース数について、詳しく解説していきたいと思います。
▼まず、私の考えですが、
「購入レース数は、できる限り数を減らし、絞り込んでいく方が勝ちやすい」と考えます。
逆に言えば、「数多くのレースに手を出せば出すほど、負けやすくなる」と言えます。
これは何故か?
▼その理由はいくつかあるんですが、まず、「利益を出しやすいレースは、それほど多く存在していない」という理由があります。
競馬は1日に36レースも開催されますが、その中で利益を出しやすいレースというのは、平均5レースくらいかなという印象です。
少頭数でどうやっても長期的には利益を出すことができないレースもあるし、超大混戦で走るたびに結果が変わってしまうようなレースもある。
このような難解なレースに、片っ端から手を出していけば、マイナス収支になるのは当然なんですね。
▼プロ馬券師が、必ずやっていることの一つに、「レースを選ぶ」というものがあります。
馬券で生活しているプロ馬券師や、常に年間プラス収支にしている勝ち組の人々は、必ず購入レースを厳選しています。
要するに、「馬券で勝っている人というのは、勝てるレースしか買わない」わけですね。
▼そして、勝てるレースというのは、1日に多くても5レースくらいしかないと思うわけです。
もちろん、馬券戦略によって、この数は変化していきますが、普通に馬券購入するなら、1日5レースくらいまでにしておいた方が、プラス収支にはしやすいかと思います。
私自身も、年間プラス収支になっていますが、1日の購入レース数は、0~4レースくらいになることが多いですね。
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▼競馬ファンの最終目標である「年間プラス収支」
これを達成するためには、馬券知識を身につけるしかない。
私が、年間プラス収支を達成できたのは、
やっぱり⇒『このユニークなサイト』で学んだからです。

1日の購入レース数の目安
▼ということで、馬券は何レースまで買ってもいいのか?について、次の解説をしていきましょう。
先程の続き。
競馬は1日24~36レース開催されるが、その中で勝ちやすいレースというのは、5レースくらいしかない。
なので、1日10レースも20レースも購入していると、マイナス収支になる確率が高くなる。
これが馬券の考え方の基本になります。
▼勝ちやすいレースというのは、期待値が高いレースですね。
つまり、ある程度の出走頭数で、過剰人気の馬と過小評価の馬がわかりやすいレースが、勝ちやすいレースということになります。
逆に、出走頭数が少なすぎる少頭数のレースは、期待値が分散しないので、儲かる馬が発生しにくい。
なので、少頭数のレースは、プラス収支にしにくいわけです。長期的にはね。
プロ馬券師でも、少頭数のレースは避ける人が多いですね。
▼また、多頭数のレースであっても、あまりにも各馬の能力が接近しており、難しすぎるレースもあります。
このようなレースは、走るたびに結果が変わってしまい、全く予想ができません。
なので、少頭数のレースも勝ちにくいですが、あまりにも大混戦のレースも勝ちにくいわけです。
▼そう考えていくと、「ちょうどよく勝ちやすいレース」というのは、それほど多くないことが分かります。
出走頭数が13頭立て以上で、馬券対象馬が9頭くらいの読みやすいレース。
できるだけそのようなレースに絞っていけば、プラス収支にしやすいということになります。
▼私の場合は、そうやって購入レースを厳選していくわけですが、厳選していった結果、最終的に1日の購入レース数は、0~4レースくらいになることが多いというわけですね。
1日5レース以上になることもありますが、平均すると0~4レース程度になっています。
▼ちなみに、「1日0レース」というのは、勝負レースがない日、という意味です。
全レース見送りですね。そういう日もあります。
競馬の勝ち組は、このような「ケン(見)」をしっかりできる人が多いです。
勝算のないレースは、100円たりとも購入しない。
そうやって1日の購入レース数を厳選していく人だけが、年間プラス収支まで到達することができるわけですね。
▼▼この「1日0レース」という発想は、競馬で勝つために非常に重要な概念になります。
ほとんどの競馬ファンには、「1日0レース」という発想がありません。
「競馬をやる=馬券を購入する」という考え方の競馬ファンがほとんどだと思います。
だから、ほとんどの競馬ファンは、負け組なんですね。
▼競馬ファンの95%くらいは負け組だと思います。
この場合の負け組というのは、年間の馬券収支がマイナスという意味です。
ほとんどの競馬ファンは、年間収支を計算すると、マイナスになっている。
この理由の1つが、「ケンできない」ということなんです。
▼ケンできないと、超高確率で負け組になります。
プロ馬券師もセミプロ馬券師も、勝っている人はみんな、しっかりケンしています。
ケンというのは、(見)であり、馬券を購入せずにレースを見ることですね。
▼私が周りの競馬ファンを見ていて思うのは、「余裕でケンできる人ほど、勝ち組である確率が高い」
逆に、負け組の競馬ファンほど、馬券購入に焦っている。「馬券を買わなきゃ!」という気持ちになり、追い込まれているわけです。
あるいは、競馬のドーパミンが楽しすぎて、ケンできない人も負け組になりやすいですね。
▼このような負け組思考から抜け出すためには、「1日0レース」という発想が必須です。
もちろん、馬券購入する目的は、馬券で利益を出す事ですから、馬券は購入しなければならない。
ただ、「今日は勝負したいレースがないなー」と思う日が必ずあります。
そのような日に、「あまり買いたくないけど、遊びでこのレース買っておくか」と考える人が非常に多い。
これが負け組思考なわけです。
▼このようなタイプの人は、1日の購入レース数も多い傾向にある。
しかし上述した通り、1日の購入レース数は多くなればなるほど、負けやすくなるわけです。
1日の購入レース数は、できる限り厳選したい。勝てるレースだけ購入したい。
▼そう考えていくと、競馬は1日何レース買うか?という問いへの答えが見えてきます。
1日の勝負レースを極限まで厳選すると、「購入レースなし」ということになる。
多くても、1日1~4レース程度になります。
これが私が推奨する、1日の購入レース数の目安ですね。
▼▼競馬は1日何レース買うか?という、本日のテーマは、非常に重要な内容になります。
一日の購入レース数を考えることは、レース選びにつながり、レース選びは競馬で勝てるかどうかのポイントになるからです。
では、競馬で勝つためのポイントについても考えてみましょう。
【1日の購入レース数から考える、競馬で勝つポイント】
・1日の購入レース数は、少なければ少ないほど勝ち組になりやすい
・自信がないレースは、必ずケンすること
・自信があるときだけ馬券購入する
・馬券を買わずに、「レースを見て楽しめる人」は勝ち組になりやすい
・ドーパミンの快感に流されて、一日に多数のレースを購入する人は、負け組になりやすい
・ヒマで、なんとなく馬券購入してしまう人は負け組になりやすい
はい。
これが競馬で勝つためのポイントになります。
▼まず、「1日の購入レース数は、少なければ少ないほど勝ち組になりやすい」
中央競馬は、一日に24~36レース開催されますが、買おうと思えば全レース買えてしまいます。
しかしながら、購入レース数が多くなればなるほど、プラス収支にするのが難しくなる。
逆に、購入レース数を少なくすれば少なくするほど、プラス収支になる確率が高くなるわけです。
▼なぜ購入レース数を減らすと、プラス収支になりやすいのか?
その理由は、購入レース数を減らすと、自信があるレースに限定されるので、的中率と回収率が上がりやすくなるため。
そして購入レース数が少ない方が、控除率の影響を受けにくいからです。
▼競馬には、平均25%の控除率が設定されています。
購入レース数が多くなればなるほど、この控除率の影響を受けやすくなる。
馬券を買えば買うほど、回収率は75%に近づいてしまうわけです。
だから、購入レース数を増やすと、プラス収支にしにくくなるわけですね。
▼では次の競馬で勝つポイント→「自信がないレースは、必ずケンすること」
競馬予想をしていると、「このレースは自信があるな」とか「このレースは全く自信がないな」というレースがあると思います。
この時、自信がないレースは、馬券を買わずに見て楽しむことが重要です。いわゆるケンですね。
▼競馬の勝ち組は、自信がないレースは見送ります。逆に、競馬の負け組は、自信がないレースでも、ドキドキしたいから馬券を買ってしまう。
自信がないレースで馬券を購入すれば、馬券成績が悪くなるのは当然なんですね。
だから、よくわからないレースや、確信が持てないレースは、必ずケンすることをお勧めします。