回収率の高い買い方

▼本日は、的中率と回収率が高い馬券構成について、当研究所の見解を書いてみたいと思います。

まず、結論から書いていきます↓


・競馬で回収率の高い買い方は、「三連複軸2頭ながし」と「三連単1着固定ながし」が代表的。

・それ以外では、「馬連&ワイド各1点」「単勝&複勝各1点」も、回収率が高くなりやすい

・回収率を上げるための基本は、買い目点数を絞って、合成オッズを上げること

・そして重賞レースにこだわりすぎないこと。重賞レース以外にも目を向けていくと、回収率が上がりやすくなる



ではこの根拠について、具体的に解説していきましょう。



▼競馬では、「回収率が高い買い方」と「回収率が低い買い方」があります。

回収率が高い買い方の場合は、長期で120%前後の回収率を出すことが可能です。

逆に、回収率が低い買い方の場合は、回収率20%くらいまで下がってしまうことがあります。



▼一方、的中率が高い買い方というものもあります。

ただ、的中率の場合は、誰でも上昇させることが可能です。

的中率が高い買い方としては、「買い目点数を増やす」「本命サイドを狙う」

この2点だけ意識すれば、簡単に的中率は上がります。



▼ただ、私たちの目的は、馬券を当てることではなく、馬券で儲けることです。

そう考えると、的中率を上げることに意味はなく、いかにして回収率を上げるかが最重要ポイントになります。



▼極端な話、的中率1%でも、回収率が100%を超えていれば勝ち組なわけです。

例えば、「万馬券を1点で狙う」

この場合は、的中率が1%前後になってしまいますが、100レースに1回万馬券を当てれば、回収率はプラスになり、勝ち組になるわけです。



▼ただ、このような極端に的中率が低い買い方は、私はお勧めしません。

なぜかというと、あまりにも馬券収支がバラついてしまうからです。

集計スパンを長くとって、年間単位で見ても、的中率1%では、「プラスの年」と「マイナスの年」が発生してしまうわけです。

これでは、馬券のプラス金額を見積もることができないので、競馬で勝っている気がしません。



▼なので、目安としては、

的中率25%、回収率120%

これくらいを目標にして行くと良いかと思います。

競馬の勝ち組は、大体これくらいの数字になっている人が多い印象です。



▼さて、それでは実際に「回収率の高い買い方」を考えてみましょう。

私が、自分自身や周囲の勝ち組の人の買い方を見た印象です↓


・三連複軸2頭ながし。相手8頭(8点)

・三連単1着固定ながし。相手8頭(56点)

・馬連&ワイド併用。各1点買い

・単勝&複勝併用。各1点買い

・三連単6頭ボックス(120点)



はい。
自分自身の回収率と、私の周りの回収率が高い人々の買い方を見たところ、よく使われている買い方は、このような感じになります。



▼相手8頭というのは、レースによって変動する部分になります。

当然ですが、荒れそうなレースでは、相手ヒモ馬の数は多くなり、固そうなレースでは、相手ヒモ馬の数は少なくなります。


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回収率が高い買い目の具体例

▼回収率の高い買い方についての考察を続けます。

先ほどの続き。

ここでは、具体的な買い目について見ていきましょう。



▼まず、「三連複軸2頭ながし。相手8頭

この買い方は、当ブログでも私がいつも推奨している買い方です。

三連複の場合、軸1頭と軸2頭では、買い目点数が大きく違ってきます。

軸2頭にすると、大幅に買い目点数を削減できるので、回収率が高くなりやすいです。



▼この場合の軸2頭は、人気馬でOKです。

軸を人気薄にしてしまうと、的中率が大きく下がってしまい、馬券収支が安定しません。

なので、三連複の軸2頭は、人気馬から選ぶのが基本になるわけですが、注意点もあります。



▼まず、「軸馬は、できるだけ断然人気の馬は避ける

断然人気の馬を軸にすると、的中率は大幅にアップするんですが、回収率がなかなか上がらなくなります。

断然人気馬は、オッズが低いため、オッズの歪みを突いて回収率を引き上げるのがちょっと難しいんですね。



▼競馬の場合、オッズが大きければ大きいほど、オッズの歪みも大きくなります。

結局のところ、競馬で利益を出すためには、オッズの歪みを探すしかないので、回収率を上げるためには、できるだけ中穴~大穴を狙っていく必要があるわけです。



▼そう考えると、三連複の軸2頭は、断然人気は避けたい。

私の場合は、断然人気の馬がいるレースは見送るか、それ以外の人気馬で軸を構成しています。



▼次に、相手ヒモ馬の選定です。

人気2頭を軸にするわけですから、相手は必ず中穴馬~大穴馬にします。

軸が人気馬で、ヒモも人気馬になってしまうと、完全に本命買いになってしまい、回収率が上がりません。

回収率の高い買い方を求めるのであれば、軸を人気馬にした場合は、ヒモは必ず人気薄にした方がよいでしょう。



▼選ぶレースとしては、私の場合は、ほとんどが午後のレースになります。

午前中のレースでは、的中率は高くなるんですが、配当が低くなることが多く、なかなか回収率が上がりません。

なので、回収率を高めるために、午後のレースで勝負することが多いわけです。



▼重賞レースでもいいんですが、初心者さんなどは、重賞レースばかり購入すると、的中率が大きく下がることがあります。

別の記事でも書いていますが、重賞レースは、馬券対象馬の数が多く、難しいんですね。

なので、初心者さんは重賞レースは避けて、午後の第9~10レースあたりを狙っていくと、比較的、回収率が高くなりやすいと思います。



▼▼では次に、「三連単1着固定ながし。相手8頭(56点)」について。

この買い方は、先程の三連複軸2頭と大きく違います。



▼三連単1着固定は、感覚としては単勝馬券に近いものがあります。

この場合は、単勝回収率が高い馬を探し出すことが、最大のポイントになります。



▼三連複軸2頭の場合は、「複勝回収率が高い人気馬を、2頭探す」ことが重要でした。

一方で、三連単1着固定の場合は、「単勝回収率が高い人気馬を、1頭探す」ことが重要になるわけです。



▼三連複の軸1頭ながしに似ている部分がありますが、1着固定という点で、大きく違いがあります。

三連複の軸1頭ながしは、「複勝期待値が高い人気馬を、1頭探す」ということになりますね。



▼ここまで書いてきたとおり、競馬で回収率を上げるために重要な事は、「期待値の高い馬を探す」という部分になります。

多くの競馬ファンは、この作業ができていません。

「今週の重賞レースはこれか。じゃあこのメンバーの中から軸馬を探そう!」⇒ダメ

なぜダメかというと、これは期待値の高い馬を探しているのではなく、そのメンバーの中から無理矢理に軸馬を探しているからです。



▼競馬で回収率を高めるためには、「最初にレースありき」で考えてはダメなわけです。

その日の36レース全体を眺めて、全体の中から期待値の高い馬を見つけ出す。

見つかったら、そのレースで勝負する。という順番ですね。



▼これは、当ブログでいつも言っているような、「レース選び」という概念になります。

ほとんどの競馬ファンは、レース選びをしていない。

多くの人は、今週の重賞レースにばかり注目してしまい、レースを選ぶという作業をおろそかにしているわけです。



▼「三連単1着固定ながし」は、軸馬の単勝期待値が高ければ、簡単に回収率を上げることができる買い方になります。

しかし逆に、軸馬の単勝期待値が低ければ、どんどんお金が減ってしまうわけです。



▼単勝期待値を高める方法としては、「前走1着」「前走1~3番人気」「前走上がり最速」「内枠」「先行馬」などの要素が考えられます。

これらの要素を絡めながら、より単勝期待値の高い軸馬を探し、その馬を1着固定にする。

もし単勝期待値が高い馬が見つからなかった場合は、たとえG1であっても見送ります。

このような客観的な目線が、回収率を上げるためには重要な要素になってくるわけです。



▼▼では、次の回収率の高い買い方について。

馬連&ワイド併用。各1点買い」を考えてみましょう。



▼馬連1点買いは、期待値の高い1点に馬券を集約するという点において、回収率を上げやすい買い方と言えます。

ただデメリットとして、的中率が低くなる。

1点で馬連を当てるのはなかなか難しく、的中難易度が高くなるわけです。



▼的中率が低くなると、馬券収支もバラついてしまう。

調子のいい時期と、調子の悪い時期が、極端に出てしまうわけですね。

こうなってしまうと、馬券収支の計算ができなくなり、狙った利益を出しに行くことができなくなります。



▼そこで、馬連1点買いの的中率を引き上げて、収支を安定させるために、「同じ買い目でワイドも買っておく」という戦略があります。

これは、プロ馬券師やセミプロの方々もよく採用する買い方で、回収率の高い買い方になります。

馬連は、対象馬が3着になってしまうと不的中ですが、ワイドで押さえておくと、3着でもお金を減らさずに済みます。

その分だけ、的中率が上がり、収支が安定するわけです。



▼具体的な狙い方としては、基本的には、1~5番人気から2頭を選んで、1点買いということになります。

6番人気以下の人気薄を狙うこともありますが、いつも人気薄を狙っていると、的中率が下がってしまうので、1点買いなら基本的には人気サイド狙いが良いかと思います。



▼ワイド馬券の場合、馬連オッズと比較すると、人気薄のオッズが低く、本命サイドのオッズが高めになる傾向にあります。

ワイドは配当が低いので、競馬ファンが無意識に人気薄を狙っていくからだと思われます。

なのでワイド馬券の場合、本命サイド(人気サイド)の期待値が高くなりやすいです。

その点からも、ワイド本命サイドの1点買いは、理にかなっていると言えます。



▼本命サイドで1点勝負する場合、「レース選び」が最重要ポイントになります。

当然ですが、「本命サイドで決まりやすいレースを選ぶ」ということになります。

なので基本的には、頭数は少頭数のレースが望ましい。

少頭数のレースは、本命サイドで決まる確率が高いからですね。

具体的には、10~14頭立てくらいのレースを、私は選ぶことが多いです。馬連1点買いの場合ね。

9頭立て以下だと、期待値の分散が少なく、回収率が上がりにくくなるので、私はあまり購入しません。



▼▼では次に、「単勝&複勝併用。各1点買い」について。

先程は、馬連とワイドを1点ずつ購入する手法について解説しました。

次は、単勝と複勝を1点ずつ購入する手法についてです。



▼この買い方は、単勝馬券をメインにしつつ、押さえで複勝馬券を購入しておくスタイルになります。

単勝馬券だけだと、購入馬が2~3着に負けてしまった時に、賭け金がゼロになってしまうので、その場合のリスクヘッジとして、複勝馬券も購入しておくわけです。



▼この場合、単勝と複勝を1:1で購入するやり方と、1:2で購入するやり方があります。

前者の方が回収率は高くなりやすく、後者の方が収支は安定しやすいです。

これは、お好みでどちらを選んでも問題ありません。



▼狙うオッズゾーンは、1~3番人気と、4~8番人気の2パターンが考えられます。

1~3番人気の単複を狙う場合は、本命サイドでオッズが低くなるので、「単勝1:1複勝」の形にした方が、回収率が上がりやすくなります。

本命サイドの複勝馬券は、オッズが低すぎて利益を出すのには向かないので、あくまでも押さえとします。



▼一方、4~8番人気の単複を狙う場合は、「単勝1:2複勝」でも利益を出しやすくなります。

中穴の場合は、複勝馬券でもオッズ2~3倍以上が見込めるケースが多いので、複勝の比率を上げても、高い回収率を狙うことが可能です。



▼それから、9~10番人気以下の大穴馬ですが、私は基本的に狙いません。

なぜかと言うと、大穴馬は基本回収率が低く、利益を出すのが難しいからです。

2ケタ人気の大穴馬は、オッズが高いので、一攫千金を狙うことができます。

そのため、何も考えずに大穴サイドの馬券を購入する競馬ファンが多く、的中する確率に対して、オッズが低くついてしまうケースが多くなります。

そのため、大穴馬の単複を狙っても、なかなか利益を出すのが難しくなるわけです。

なので私の場合は、穴馬の単複を狙うなら、4~8番人気くらいまでの範囲で狙っていくことが多いですね。


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