馬券はどのクラスを買う?

▼本日は、競馬ではどのクラスが勝てるか?について、当研究所の見解を書いてみたいと思います。

まず、結論から書いていきます↓


・私個人的に、競馬で一番勝ちやすいクラスは、「1000万下(2勝クラス)」

・2勝クラスは、現級馬と昇級馬の能力比較がしやすく、取捨選択が容易なので、勝ちやすいクラスと言える

・逆に、一番難しいクラスは、「オープン特別(リステッド競走)」

・あとは、多頭数の重賞レースも難しいので、競馬初心者さんにはオススメしない



ではこの根拠について、具体的に解説していきましょう。



▼競走馬は、獲得賞金ごとに「クラス」が決まっています。

500万下(1勝クラス)・1000万下(2勝クラス)・1600万下(3勝クラス)

という感じですね。

ただ、2019年の6月1日から、獲得賞金ごとではなく、「勝った回数」でクラス分けされるようになりました。

それが、上述したような、1勝クラス・2勝クラス・3勝クラスです。



▼まあ名称は変わりましたが、賞金制度自体は、以前と中身は同じなので、条件戦は3つのクラスに分かれているという認識で良いかと思います。

さてそれでは、この3つのクラス。どれを馬券購入すれば勝ちやすいのか?



▼競走馬のクラス分けは、厳密に言うと、3種類ではありません。

このような感じ↓


・新馬/未勝利
・1勝クラス
・2勝クラス
・3勝クラス
・オープン(重賞)



はい。

大きく分けると、この5種類になります。



▼では、この5種類の中で、どのクラスを買うべきか?

これについては、それぞれの馬券購入スタイルによって変わってくるわけですが、予想のしやすさで言えば、

1000万下(2勝クラス)

が良いかと思います。私の感覚ですが。



▼1勝クラスは、1回勝っただけの馬なので、各馬の能力が玉石混交なわけです。

新馬/未勝利でも、レベルの高いレースもあれば、レベルの低いレースもある。

なので、1勝クラスは意外と難しく、競馬初心者さんには向かない部分もあります。



また、1勝クラスは下級条件のレースなので、競馬新聞等でも情報が少ないです。

情報が多ければ勝てるというものでもありませんが、予想のしやすさで言えば、やはり情報が揃っている方が良い。

そういう面でも、1勝クラスはちょっと予想がしにくい印象です。



▼それに対して、上級クラスである「3勝クラス」

こちらは、メインレースや準メインレースに組まれることが多く、競馬新聞等でも情報が多いです。

なので、1勝クラスと比べると、予想自体はしやすいですね。



ただ、3勝クラスは的中率が低くなりやすい印象です。

なぜかというと、3勝クラスの場合、各馬の能力が接近しており、大混戦のレースになりやすいからです。

つまり荒れやすい。



▼1勝クラスだと、先ほども書いたとおり、玉石混交なので、強い馬と弱い馬がはっきり分かれていることが多い。

なので、取捨選択が簡単で、的中率は上げやすいわけです。

それに対して、3勝クラスは、1000万条件とオープンのスキマで、非常に中途半端なクラスになります。

そのため、中途半端に能力が高い馬が集まっているケースが多く、非常に難解です。

このことから、私がよく購入するクラスは、「1000万下(2勝クラス)」という事になります。


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競馬では、どのクラスを選ぶか?

▼競馬は、どのクラスが勝てるか?についての考察を続けます。

先ほどの続き。

年間プラス収支をキープしている私がよく購入するクラスは、1000万下(2勝クラス)です。

2勝クラスは、500万下からの勝ち上がりと、現級馬を比較することになるわけですが、1勝クラスや3勝クラスと比べると、非常に能力比較がしやすい印象です。



▼1勝クラスを強い競馬で勝ち上がってきた馬は、2勝クラスでも即通用する。

なので、純粋にその馬の能力を見極めていけば、昇級馬でも積極的に狙っていけるわけです。



▼それに対して、3勝クラスを勝って、オープンに挑戦する馬。

この場合は、能力が高い馬であっても、オープンの壁にはね返されるケースが多いです。

1600万下とオープンの間には、1階級以上の差があるように思うわけです。



▼かと思えば、3勝クラスを勝って、すぐにオープンでも通用する馬がいたりする。

この現象の要因は、能力だけではないように思います。

自分より格上と走っても、怖じ気づかずに、しっかりと能力を出せる馬がいる。

性格的なものなのか?血統的なものなのか?

いずれにしても、オープン特別などでは、この部分の見極めが非常に難しいわけです。



▼これが、1勝クラスを勝って、2勝クラスに出てきた馬は、見極めが比較的簡単だということ。

シンプルに、1勝クラスで強さを見せて勝ってきた馬は、2勝クラスでも素直に馬券に入れておいてよいかと思います。



▼また、1勝クラスをギリギリで勝ってきた馬。

このようなタイプは、2勝クラスでは通用しないケースが多い。

「前走1着」というのは、常に過剰人気になりやすく、馬券がよく売れるわけですが、1勝クラスをギリギリで勝ってきた馬は、期待値が低くなりやすいので、評価を下げる形にした方が無難です。

この場合は、現級馬内でオーソドックスに馬券構成することで、的中率が上がりやすくなります。

このように、2勝クラスは、昇級馬と現級馬の比較が容易であり、予想がしやすいことから、私がよく購入するクラスになっているわけです。



▼▼では次に、多くの競馬ファンが馬券を購入するであろう、「オープン(重賞)」について考えてみましょう。

他の記事でも書きましたが、重賞レースというのは、競馬初心者さんには難しいクラスになります。

なぜかというと、重賞は賞金が高く、各陣営みんな勝ちたいレースだからです。

そのため、各馬の仕上がり状態が良く、馬券圏内に入ってくるであろう馬の数が多いわけです。



▼例えば、2勝クラスであれば、馬券圏内に入ってくるであろう馬は、10頭前後に絞り込むことが可能です。

2勝クラスでは、「全く勝負にならない馬」が何頭かいるので、それらの馬をカットしていくと、7~10頭くらいに絞り込めるわけです。



それに対して、重賞レースの場合は、人気薄でも調教状態が良く、「絶対に来ない」と言い切れる馬が少ないんですね。

重賞レースでは、大体13頭前後の馬に、馬券圏内の可能性があります。

つまり、なかなか絞り込みが難しいわけです。



▼競馬初心者さんの場合、最初の絞り込みがうまくいかないと、買い目点数が多くなりすぎてしまい、馬券構成に迷ってしまいます。

競馬初心者さんの多くは重賞レースを購入するんですが、勝てていない人がほとんどです。



また、重賞レース以外のオープンレース、「オープン特別」と「リステッド競走(L)」については、重賞レースよりもさらに難解になります。

私の個人的な見解では、「オープン特別」と「リステッド競走」が、競馬のクラスで1番難しいと感じるわけです。



▼なぜオープン特別が難しいかというと、中途半端に能力の高い馬が揃っているからです。

一方、重賞レースの場合、クラス分けの頂点なので、めちゃくちゃ強い馬がいるわけです。

なので、その強い馬から流し馬券を構成すれば、的中させるのはそれほど難しくない。

ただ、上述したように、重賞レースでは、馬券対象馬の数が多くなるので、ヒモは手広く流した方が良いですね。



▼それに対し、オープン特別のレースでは、めちゃくちゃ強い馬がほとんどおらず、中途半端に強い馬が勢揃いしています。

その結果、荒れやすい傾向になり、なかなか馬券を当てるのが難しくなってしまうわけです。



私の個人的な見解では、「オープン特別」と「3勝クラス」は、初心者さんのうちはあまり手を出さない方が良いかと思います。

勝てるクラスとしては、「2勝クラス」と「少頭数の重賞レース」ですね。

この2つは、競馬初心者さんでも比較的、簡単に的中させることができるクラスになります。



▼▼競馬で、どのクラスを買うか?という点で、私の個人的なオススメの順番は下記の通りです。

2勝クラス
1勝クラス
重賞レース(14頭以下)
重賞レース(15頭以上)
3勝クラス
新馬戦・未勝利戦
オープン特別・リステッド競走(L)



はい。
下に行くほど、予想が難しくなると私は感じます。



2勝クラスに関しては、ここまで解説してきた通りです。

ちょうど真ん中のクラスであり、強い馬と弱い馬の判断がしやすく、的中率と回収率が安定しやすいクラスになります。

あり得ない大穴馬が激走する確率は低く、予想がしやすいです。

2勝クラスだけを集中的に見ていくことで、2勝クラスの知識が増えて、2勝クラスだけで回収率をプラスにすることも可能になります。



1勝クラスも、比較的予想がしやすいクラスになります。

1勝クラスは、新馬戦・未勝利戦を勝った馬と、現級馬との能力比較が中心のレースになります。

こちらも、2勝クラスと同じく、全く予想もしていない大穴馬が来るリスクは低めなので、的中率が安定しやすいのが特徴です。

1勝クラスは、競馬新聞やスポーツ新聞だと、ちょっと情報量が少ないので、有料の競馬ソフトを利用すると、飛躍的に予想がしやすくなります。



重賞レース(14頭以下)は、頭数を制限することによって、抜けのリスクを下げる戦略になります。

上述した通り、重賞レースは各馬の調教状態が良く、思いもしない大穴馬が激走するリスクが高いです。

この傾向は、出走頭数が多くなればなるほど、高くなります。

つまり、多頭数の重賞レースは、大波乱になるリスクが高いということになります。



▼従って、重賞レース(15頭以上)は、14頭以下と比べて、難解なレースであると言えます。

多頭数の重賞レースでは、大穴馬が突っ込んできてヒモが抜ける、というケースが頻発するので、それを織り込んだ資金管理と馬券戦略が必要になりますね。



3勝クラスは、これも先ほど少し解説しましたが、中途半端にハイレベルなメンバーが集まるので、ゴール前は大混戦の難解なレースになることが多いです。

メンバーを見ても、2勝クラスからの上がり馬に、現級馬、前走オープンを走った馬など、多彩な方面からのメンバーが集まるので、能力比較が難しくなります。

なので3勝クラスは、予想段階で難しいと感じたら、そのレースは見送るという判断も重要なポイントになりますね。



▼▼新馬戦・未勝利戦は、能力格差が最も大きくなるレースと言えます。

将来のG1ホースと、一度も勝てずに引退していく馬が一緒に走るので、能力の差がかなり大きくなります。

その結果、配当が低くなってしまうレースも多いため、回収率が上げにくいことが多い。



▼または反対に、かなり能力の低い馬同士が集まって走るケースもあるので、大混戦からの大波乱になる場合も多々あります。

したがって、新馬戦・未勝利戦は、「調教状態」をしっかり見ることができる人以外は、手を出さない方が無難ですね。

あるいは、「血統」からキャリアの浅い馬の期待値を見抜ける人も、新馬戦・未勝利戦向きです。



オープン特別・リステッド競走(L)は、先ほども少し解説した通り、最も難しいクラスになります。

「重賞レースでは、ちょっと能力が足りない馬」が集まってくるので、中途半端な能力の馬同士が戦うことになり、かなりの接戦になります。

その結果、「軸不在」や「ヒモ抜け」というような事態になりやすく、予想は難解になります。

したがって、オープン特別・リステッド競走(L)は、よほど予想に自信がある人以外は、手出し無用のレースになります。



▼さてここまで、競馬で勝ちやすいクラスについて考察してきました。

クラス別にレースを分類し分析することは、なかなか難儀な作業ですが、勝ち組になるためには重要な作業でもあります。

「競馬のレースを、クラス別に考えてみよう」と発想したあなたは、筋がいいです。

なぜなら、プロ馬券師や、競馬の勝ち組と言われる人々は、その多くが競馬のレースをクラスや条件によって分類しているからです。



▼競馬のレースは、ただ何となく見ていても勝てませんが、「レースをクラスや条件で分類してみる」ことによって、パターンが見えてきます。

例えば、「1勝クラスではこういう馬が強い」とか「2勝クラスではこういう人気馬は危ない」という法則が見えてくるわけですね。

このような馬券の条件や、規則性、ルールを発見して、それに合致するように馬券を構成していくと、今までとは比べ物にならないくらい、馬券成績が向上していくのが分かると思います。


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