▼本日は、大野拓弥(おおのたくや)騎手の狙い方・買い方について、当研究所の見解を書いてみたいと思います。
まず私が、大野騎手のデータ(2020年~2023年)を分析した結論から書いていきます↓
・平均単勝回収率は58%と低い。儲けにくい騎手
・人気別に見ると、1~2番人気の成績が良く、単勝回収率90%・複勝回収率90%となっている
・クラス別に見ると、新馬戦と3勝クラスとリステッド競走の複勝回収率が90%台と優秀な成績。重賞は複勝回収率58%、G1は41%と低い
・競馬場別に見ると、札幌競馬場と函館競馬場の複勝回収率がどちらも110%超えと、素晴らしい成績
・競走番号別に見ると、第7レースが単勝プラス回収。第10~11レースの複勝回収率も90%前後と優秀
・年度別に見ると、どの年も単勝回収率60%前後で安定している
では、これらのデータについて、具体的に解説していきましょう。
▼まずは過去3年半の、すべての成績を見てみます。
大野拓弥騎手データ(2020年~2023年)
2227レース騎乗
勝率6%
連対率12%
複勝率21%
単勝回収率58%
複勝回収率72%
はい。
では、ここから馬券に使えそうなデータを抽出・分析してみたいと思います。
▼大野拓弥騎手。2020年の秋華賞では、10番人気のマジックキャッスルを2着に持ってくる。
重賞レースで、2ケタ人気の大穴馬を持ってくることが多い。
同期は、小島太一騎手、鮫島良太騎手、塚田祥雄騎手、中村将之騎手など。
本日は、そんな大野騎手の狙い目について、わかりやすく解説していきたいと思います。
▼まず、全レースの平均単勝回収率は、58%と低くなっています。
大野騎手は、3着が多いタイプの騎手なので、単勝回収率は低いですね。
そのため、大野騎手の単勝や1着固定を積極的に買ってしまうと、回収率が下がってマイナス収支になりやすくなります。
▼一方、全レースの複勝回収率は72%と、まずまずの成績になっています。
72%でも低いですが、単勝回収率の58%と比較すると、だいぶマシかなと。
上述したように、大野騎手は2~3着が多いので、複勝回収率の方が高くなります。
1~3着の着度数を見ても、130-146-181、という感じで、明らかに3着が多くなっていますね。
▼馬場別に見ると、芝のレースの単勝回収率が55%、ダートレースが60%となっています。
どちらも低いので、大野騎手の単系馬券は、狙いにくいです。
複勝回収率は、芝のレースが78%、ダートレースが66%となっており、芝のレースの複系馬券は、まだ狙い目があると言えますね。
競馬の年間収支をプラスにするサイトを公開
▼競馬ファンの最終目標である「年間プラス収支」
これを達成するためには、馬券知識を身につけるしかない。
私が、年間プラス収支を達成できたのは、
やっぱり⇒『このユニークなサイト』で学んだからです。
大野拓弥騎手の狙い目と馬券の買い方
▼ということで、大野騎手について、次の解説をしていきましょう。
先ほどの続き。
大野騎手は、3着が多いタイプなので、単勝回収率はかなり低く、単系馬券は狙いにくい。
複系馬券を狙うのが基本。
▼では次に、人気別の成績を見ていきましょう。
【大野拓弥騎手データ。人気別の単勝回収率】
84(%)
96
58
46
60
156
70
42
40
25
53
0
105
0
0
0
0
0
(※上から1~18番人気)
はい。
大野騎手の成績を人気別に集計すると、上記のようになります。
▼このデータを見て分かる事は、まず1~2番人気の成績が良いことです。
大野騎手は、全レースの平均単勝回収率は58%と低いわけですが、1~2番人気に限定すると、単勝回収率90%・複勝回収率90%と、素晴らしい成績になります。
大野騎手は、穴馬での激走が多い印象ですが、全レースのトータルで見ると、人気馬に乗って信頼できる騎手と言えます。
▼特に、2番人気での成績が素晴らしく、単勝回収率96%・複勝回収率93%となっています。
これだけの回収率があれば、1着固定などの単系馬券でも、三連複などの複系馬券でも、どちらでも簡単に利益を出すことができます。
大野騎手は、1番人気をマークして乗れる2番人気での成績が素晴らしいので、2番人気の大野騎手は、要チェックでしょう。
▼それに対して、8番人気以下の穴馬での成績は、低調となっています。
8~18番人気の成績は、単勝回収率33%・複勝回収率65%と、狙えない状況です。
大野騎手のトータル回収率の低さは、この穴馬での成績が悪いことに起因しています。
大野騎手の大穴馬は、積極的には狙わない方がいいでしょう。
▼残った3~7番人気の成績は、単勝回収率79%・複勝回収率76%と、ごく普通ですね。
大野騎手は、1~2番人気が狙い目で、3~7番人気は普通。そして8~18番人気は狙えない、という状況になっています。
大野騎手は、1~2番人気の時に、軸馬として積極的に狙っていくと、利益を出しやすい騎手と言えます。
▼▼では次に、大野騎手のクラス別の成績を見ていきましょう。
【大野騎手。クラス別の回収率】2020~2024年
新馬戦→単勝回収率74%・複勝回収率86%
3勝クラス→単勝回収率76%・複勝回収率95%
リステッド競走→単勝回収率31%・複勝回収率93%
はい。
大野騎手の回収率が高いクラスは上記の通りです。
▼ここまで書いてきた通り、大野騎手は平均単勝回収率が低いので、狙い目が少ないです。
単勝回収率だけで見ると、狙い目のクラスはほぼない。
なので、ここでは複勝回収率を絡めてデータ分析していきたいと思います。
上記のデータは、複勝回収率が優秀なクラスになります。
▼まず、新馬戦ですが、単勝回収率74%・複勝回収率86%と、複勝回収率が優秀な成績になっています。
これはつまり、大野騎手は新馬戦で2~3着が多いということです。
着別度数を見ると、「11-23-23」という感じで、明らかに1着より2~3着が多くなっているのがわかります。
▼さらに具体的にデータを分析していくと、
【大野騎手。ダートの新馬戦の成績は、単勝回収率79%・複勝回収率109%】
という感じで、ダートの複勝回収率がプラスになっています。これは素晴らしいですね。
大野騎手は、ダートの新馬戦なら、人気馬も人気薄も3着以内に持ってくる可能性が高いので、三連複やワイドで狙うと利益を出しやすいタイプです。
▼では、次のデータ。
【大野騎手。新馬戦で1~2番人気なら、単勝回収率93%・複勝回収率110%】
はい。ここは絶好の狙い目ですね。
大野騎手は、新馬戦で1~2番人気の時、単勝回収率も複勝回収率も、どちらもかなり優秀な成績になっています。
これだけの回収率があれば、どの馬券種で勝負しても利益が出ます。
大野騎手が新馬戦で1~2番人気になっている時は、積極的に軸にしていくと、利益を出しやすくなります。
▼では次に、
【大野騎手。新馬戦で3番人気なら、単勝回収率0%・複勝回収率123%】
はい。大野騎手は、新馬戦なら3番人気でも回収率が高いです。
ただし、単勝回収率は0%で、複勝回収率がプラスという極端な成績になっています。
着別度数を見てみると、「0-6-3」という感じで、極端に2~3着が多い。
なので、大野騎手が新馬戦で3番人気の時は、2~3着を想定して馬券を構成していくと、高確率で利益が出ますね。