▼本日は、武豊騎手の狙い方・買い方について、当研究所の見解を書いてみたいと思います。
まず私が、武騎手のデータ(2020年~2023年)を分析した結論から書いていきます↓
・平均単勝回収率は70%と低め。武豊騎手は有名すぎて、常に過剰人気になるため
・人気別に見ると、6番人気と7番人気の単勝回収率が高い。中穴で期待値が高い騎手。なお10番人気以下は単勝回収率0%
・クラス別に見ると、新馬戦とオープン特別の単勝回収率がプラス。しかし重賞レースの回収率は低い
・競馬場別に見ると、小倉競馬場の複勝回収率が100%。武豊は小倉が得意。札幌競馬場と函館競馬場も回収率が高い
・競走番号別に見ると、第3レースと第5レースの単勝回収率が高い。午前中の方が期待値が高い騎手
・年度別に見ると、毎年安定して70%前後の回収率になっている。人気がありすぎて、儲けにくい騎手と言える
では、これらのデータについて、具体的に解説していきましょう。

▼まずは過去3年半の、すべての成績を見てみます。
武豊騎手データ(2020年~2023年)
2084レース騎乗
勝率15%
連対率28%
複勝率39%
単勝回収率70%
複勝回収率80%
はい。
では、ここから馬券に使えそうなデータを抽出・分析してみたいと思います。
▼武豊騎手。言わずと知れた、競馬界のスーパースター。レジェンドジョッキーですね。
歳を取って、パフォーマンスは衰えても、武豊の名前を知らない競馬ファンはいません。日本で1番有名な騎手でしょう。
ではそんな武豊騎手。馬券的な狙い目はどこなのか?
▼まず、全レースの平均単勝回収率ですが、70%と低くなっています。
「あれ?武豊騎手はレジェンドなのに、回収率が低い?下手なのかな?」と思うかもしれませんが、これはちょっと違います。
騎手の回収率というのは、「ネームバリュー × 騎乗技術」で決まります。私の考えですが。
つまり、騎乗技術が高ければ、回収率が高いというわけではない。
どんなに上手い騎手でも、ネームバリューがありすぎると、回収率は低くなるわけです。
▼その代表例が、ルメール騎手ですね。
ルメール騎手は、現在の中央競馬の騎手では、最も上手い騎手です。
でも、最近のルメール騎手の回収率は低めです。
一番上手い騎手なのに、なぜ回収率は低いのか?
▼それは、「ルメール騎手は有名すぎて、常に過剰人気になるから、回収率が低い」ということになるわけです。
武豊騎手も同じで、武豊騎手はあまりにも有名すぎて、常に単勝馬券が売れてしまうから、単勝回収率が低く出てしまうわけです。
武豊騎手が下手なわけではない。オッズが低すぎるわけですね。
それを踏まえて、記事後半では、武豊騎手の狙い目について考えていきましょう。
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武豊騎手の狙い目・買い方
▼ということで、武騎手について、次の解説をしていきましょう。
先程の続き。
武豊騎手は、上手い騎手なのに、単勝回収率は70%と低い。
これは、武豊騎手は有名すぎて、常に過剰人気になるから、回収率が低いわけ。
▼武豊騎手の単勝回収率が低いのは、武豊騎手という名前を見ただけで、「武豊だ!単勝を買おう!」というライトな競馬ファンが多いからです。
つまり、武豊という名前がメジャーすぎて、すぐに単勝が売れてしまい、オッズが下がって回収率も下がるわけです。
▼武豊が下手なわけではない。その証拠に、単勝回収率は70%と低いですが、複勝回収率は80%あります。
複勝回収率が80%というのは、合格ラインですね。
武豊ファンは、単勝馬券は積極的に買いますが、複勝馬券はそれほど買わない。
なので、武豊騎手の単勝回収率は低いけれど、複勝回収率は平均的な数値になっているわけです。
▼このことから、武豊騎手を狙う場合は、単勝や三連単の1着固定などより、複勝馬券や三連複の軸にした方が、利益を出しやすいということになります。
馬券というのは、過剰人気になっている部分を購入すると、確実にマイナス収支になってしまいます。
なので、「あまり馬券が売れていない部分」「人気の盲点になっている部分」を探し出して、その部分を購入すると、回収率が高くなりやすいわけですね。
武豊騎手の場合は、それが「複系馬券の部分」ということになるわけです。
▼このような武豊騎手の過剰人気傾向は、「重賞レース」でより顕著に現れます。
武豊騎手の重賞レースの成績は、単勝回収率49%・複勝回収率76%です。
極端に単勝回収率が低くなっています。
重賞レースで、ひたすら武豊騎手の単勝馬券を買い続けると、お金は半分以下になってしまうわけですね。
重賞レースは、競馬初心者さんなど、あまり競馬に詳しくない人が多く参戦してくるので、武豊騎手は、より過剰人気になりやすいわけですね。