▼本日は、原優介(はらゆうすけ)騎手の狙い方・買い方について、当研究所の見解を書いてみたいと思います。
まず私が、原騎手のデータ(2020年~2023年)を分析した結論から書いていきます↓
・平均単勝回収率は64%と低め。ただ近年、回収率は上がってきている。将来有望
・人気別に見ると、1番人気の成績が、単勝回収率96%・複勝回収率98%と素晴らしい。2~3番人気の成績も良く、人気馬で信頼できる騎手
・クラス別に見ると、2勝クラスが単複プラス回収と素晴らしい成績。重賞とG1は、まだ全く活躍できていない
・競馬場別に見ると、福島競馬場がプラス回収
・競走番号別に見ると、第1.4.10.12レースが単勝プラス回収。午前中のレースと最終レースに強い
・年度別に見ると、全体的に単勝回収率19~55%と低いが、2023年は単勝回収率165%・複勝回収率96%とジャンプアップしている。これから期待のホープ
では、これらのデータについて、具体的に解説していきましょう。
▼まずは過去3年半の、すべての成績を見てみます。
原優介騎手データ(2020年~2023年)
1805レース騎乗
勝率3%
連対率7%
複勝率12%
単勝回収率64%
複勝回収率73%
はい。
では、ここから馬券に使えそうなデータを抽出・分析してみたいと思います。
▼原優介騎手。トーラスジェミニで重賞レースによく登場していたが、まだ大舞台ではほとんど活躍できていない。
同期は、泉谷楓真騎手・秋山稔樹騎手・小林脩斗騎手。
本日は、そんな若手のホープ、原優介騎手の狙い目について、わかりやすく解説していきたいと思います。
▼まず、全レースの平均回収率は、64%と低めになっています。
複勝回収率は73%なので、原優介騎手は、2~3着が多いタイプと言えます。
原騎手の単勝回収率が低い理由は、「乗っている馬が弱いから」
これは新人騎手の宿命ですね。
乗っている馬が大穴馬ばかりだと、どうしても回収率は低くなってしまいます。
▼馬場別に見ると、芝のレースの単勝回収率が35%、ダートレースが87%となっています。
圧倒的にダートの方が儲かるタイプですね。
原騎手は、ダートで積極的に狙っていくと、回収率を上げやすくなります。
▼クラス別に見ると、平場が単勝回収率63%、特別戦が74%となっています。
特別戦に関しては、複勝回収率が91%と非常に優秀。
まだ特別戦などの大きなレースでの騎乗が少ない原騎手ですが、データ的にはこれから活躍していく雰囲気を持つ騎手と言えますね。
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原優介騎手の狙い目と馬券の買い方
▼ということで、原騎手について、次の解説をしていきましょう。
先程の続き。
原騎手は、平均単勝回収率64%と低めだが、これは騎乗馬の質が悪いから。
強い馬に乗れば、これからもっと活躍していける騎手である。
▼では次に、人気別の成績を見ていきましょう。
【原優介騎手データ。人気別の単勝回収率】
96(%)
73
96
66
38
85
67
31
18
19
42
118
238
0
78
0
0
0
(※上から1~18番人気)
はい。
原騎手の成績を、人気別に集計すると、上記のようになります。
▼このデータを見て分かる事は、まず1~3番人気の成績が素晴らしいという点です。
1~3番人気では、単勝回収率89%・複勝回収率97%と、すべての騎手の中でもトップクラスの好成績を残しています。
原騎手は、全レースの平均単勝回収率は64%しかありませんが、1~3番人気に絞ると、一気に回収率が上がる。
これはつまり、原騎手は強い馬に乗りさえすれば、もっと活躍していける騎手であることを証明しています。
▼1番人気に限定しても、単勝回収率96%・複勝回収率98%と、文句なしの好成績です。
これは、原騎手がまだマイナーな存在で、競馬ファンから認知されていないため、オッズが高めについていることも要因です。
しかし、それだけでこれほどの回収率を残すことはできない。
原騎手は、強い馬の能力を引き出すセンスがある騎手と言えます。
1~3番人気の原騎手は、軸馬として最適ですね。
▼原騎手の4~7番人気の成績は、単勝回収率64%・複勝回収率82%となっています。
単勝回収率は低めですが、複勝回収率は合格ライン。
原騎手の中穴馬は、ヒモに入れておくと、定期的に好配当が引っかかります。
▼それに対して、原騎手の8~18番人気の成績は、単勝回収率61%・複勝回収率68%と低調です。
この大穴ゾーンが、原騎手の平均回収率を下げている要因ですね。
大穴馬を勝たせるには、特殊なセンスが必要で、基本的には大穴馬に騎乗すると、回収率は下がっていきます。
原騎手も同様で、大穴馬に騎乗した原騎手は、あまり回収率が高くないので、8番人気以下では積極的には狙いたくないところです。
▼▼では次に、原騎手のクラス別の成績を見ていきましょう。
【原優介騎手。クラス別の回収率】2020~2024年
1勝クラス→単勝回収率40%・複勝回収率84%
2勝クラス→単勝回収率144%・複勝回収率107%
オープン特別→単勝回収率0%・複勝回収率151%
リステッド競走→単勝回収率289%・複勝回収率123%
G1→単勝回収率0%・複勝回収率606%
はい。
原騎手の回収率が高いクラスは上記の通りです。
▼まず、1勝クラスですが、単勝回収率40%・複勝回収率84%と、複勝回収率が優秀な数字になっています。
単勝回収率は40%しかないので、勝ち切れない状況ですが、安定的に2~3着に持ってくる。
特に、芝のレースで複勝回収率が高い状況です。
【原騎手。芝の1勝クラスの成績は、単勝回収率61%・複勝回収率105%】
という感じで、複勝回収率がプラスまで到達しています。
これはかなり優秀ですね。
原騎手が、芝の1勝クラスに出ていたら、2~3着を想定して馬券を構成すると、利益を出しやすくなります。
▼では、次のデータ。
【原騎手。1勝クラスで1番人気なら、単勝回収率120%・複勝回収率99%】
はい。やはり1番人気の原騎手は、回収率が高くなっています。
1番人気なら、単勝回収率でもプラスなので、どの馬券種で軸にしても利益が出る状況です。
また、1番人気なら、芝でもダートでも回収率が高いので、狙いやすいですね。
▼では、次のデータを見てみましょう。
【原騎手。1勝クラスで1~3番人気なら、単勝回収率86%・複勝回収率100%】
はい。1~3番人気まで広げても、非常に優秀な回収率になっています。
原騎手が、1勝クラスで人気馬に騎乗していたら、軸として最適ですね。
原騎手は、まだ競馬ファンがあまり認知していないので、過剰人気にならず、回収率が高くなりやすいです。
「上手いのに、競馬ファンがそれを知らない」という状況なので、利益を出しやすいわけですね。
▼原騎手は、1勝クラスで1~3番人気なら、複勝回収率が100%もあるので、三連複の軸にすれば、簡単に利益を出すことができます。
芝でもダートでも回収率が高いので、参戦の機会が多く、儲けやすい騎手です。
まだ、あまり人気馬に騎乗する機会が少ない原騎手ですが、人気馬に騎乗してきたら、軸候補となりますね。