▼本日は、万馬券の当て方について、当研究所の見解を書いてみたいと思います。
まず、結論から書いていきます↓
・多頭数のレースで、三連複の中穴狙いをすれば、万馬券は簡単に当たる
・馬連で万馬券を取る場合は、馬連5頭ボックスが有効
・少頭数のレースは、平均配当が低く、万馬券の出現回数も少ないので、少頭数は見送り。15頭以上がベター
・簡単に万馬券を当てるコツは、断然の1番人気馬がいる時に、2~3番人気馬を軸にした流し馬券を買うこと
・万馬券が当たる確率は、買い目点数によって違ってくる。多点買いすれば、高確率で万馬券を当てることができる。この場合は、必ず荒れるレースを選ぶこと
ではこの根拠について、具体的に解説していきましょう。
▼前回の記事では、「単勝万馬券」を取る方法について解説しました。
参考記事
↓
単勝万馬券を当てる方法
今回は、単勝馬券に限定せず、すべての馬券種で万馬券を当てる方法について、わかりやすく解説していきたいと思います。
▼まず、万馬券とは、オッズが100倍以上の馬券です。
つまり、100円賭けて、的中した時に払戻金が1万円以上になる馬券が、万馬券ですね。
万馬券は、競馬ファンの憧れで、「まだ1度も万馬券を取ったことがない」という人も多いです。
そこで本日は、万馬券の当て方・コツについて、解説していきます。
▼まず最初に、「馬券種選び」から。
馬券種は、三連単か三連複を選ぶと、簡単に万馬券を当てることができます。
特に三連単は、ほとんどが万馬券になるので、当てさえすれば万馬券を取ることができます。
ただ、三連単に関しては、万馬券の価値があまりないことと、買い目点数が多くなってしまうので、競馬初心者さんに向かないことから、今回は除外して考えます。
▼三連単を除外すると、次は三連複ということになります。
私が個人的におすすめするのは、この三連複での万馬券狙いですね。
三連複の万馬券は、出現頻度もそこそこ高く、当てやすいです。
また、買い目点数は、三連単の6分の1しかないので、それほど多点買いにならず、競馬初心者さんでも楽しむことができます。
▼三連複で万馬券を当てるコツは、「三連複の中穴狙い」です。
これは私がよくやる馬券戦略ですが、軸馬を人気馬にして、相手ヒモ馬を中穴馬にする。
この形で三連複が的中すると、万馬券になりやすいですね。
的中率も高い馬券戦略になるので、高確率で万馬券を当てることができます。
▼この場合の注意点としては、「断然人気の馬を軸にしないこと」ですね。
断然の1番人気馬を軸にしてしまうと、ヒモが荒れても万馬券まで届かないからです。
なので、三連複で万馬券を狙う場合は、断然人気馬を軸にしない事をしっかり意識してください。
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万馬券を当てるための考え方
▼ということで、万馬券を当てるポイントについて、次の解説をしていきましょう。
先程の続き。
三連複で万馬券を狙うには、断然人気の馬を軸にしないことが重要である。
なので、断然人気馬がいるレースでは、レースそのものを見送るか、2~3番人気の馬を軸にすることになります。
▼「断然人気馬がいるレースで、2~3番人気の馬を軸にする」という戦略は、万馬券を当てるために非常に有効です。
断然人気馬は、好走確率が非常に高いわけですが、たまに惨敗します。
そして、断然人気馬が惨敗した時に、万馬券が生まれるわけです。
▼競馬ファンは、断然人気馬が大好きなので、そこに投票が集中します。
なので、断然人気馬が飛んだ時には、配当が一気に跳ね上がるわけです。
単勝オッズ1倍台の馬が4着以下に負けた場合は、三連複の配当は、高確率で万馬券になります。
▼なので、断然人気馬がいるレースは、万馬券を当てるチャンスと言えます。
とは言え、闇雲に断然人気馬にケンカを売っても、的中率が下がるだけです。
狙うは、「断然人気馬に死角があるレース」です。
▼単勝オッズは1倍台だけれども、なんとなく怪しい馬というのが、たまに登場します。
キーワードは、「初めて」という点ですね。
言い換えると、「不確定要素」とも言います。
▼例えば、
・初めての距離
・初めての競馬場
・初めてのレース間隔
・初めての馬体重
などですね。
このような「初めて」がある馬は、断然人気馬であっても、惨敗するリスクが高くなります。
そして上述したように、断然人気馬が惨敗した時に、万馬券のチャンスが生まれるわけです。
▼したがって、断然人気馬に不確定要素がある場合、2~3番人気を軸にした三連複ながしを購入することで、万馬券を当てるチャンスが広がります。
私の個人的な馬券でも、この馬券戦略で、何度も万馬券を的中しています。
多くの競馬ファンが断然人気馬からの流し馬券を購入するからこそ、2~3番人気からの流し馬券が、万馬券になるというわけですね。
▼▼では、断然人気馬の不確定要素について、簡単に解説していきましょう。
まず、「初めての距離」
これはその馬が初めて走る距離という意味ですね。
阪神芝2200mの宝塚記念に出走する断然人気馬が、2000mまでしか距離経験がなければ、それは初めての距離ということになります。
▼この距離経験というのは、断然人気馬にとって非常に重要なファクターになります。
断然人気の馬ではないなら、初めての距離でも問題ないわけです。
しかし、断然人気になるような馬が、距離経験がないというのは、これは過剰人気なわけですね。
断然人気馬というのは、「超高確率で馬券圏内に来る馬」でなければならないので、初めての距離は大きな不確定要素になります。
▼逆に言えば、大きな不確定要素を抱えた断然人気馬がいるレースでは、それ以外の馬の期待値が大きく上昇する。
その結果、万馬券が出現する確率がアップし、万馬券をゲットできる確率もアップするわけです。
断然人気馬をチェックする時は、距離経験・距離実績を見ることが重要です。
▼では次に、「初めての競馬場」
有馬記念で断然人気になる馬が、中山競馬場の経験がなければ、これは初めての競馬場ということになります。
競馬においては、コース経験というのも非常に重要なファクターになります。
中央競馬では、競馬場ごとにかなり個性と特徴があるので、東京競馬場でめちゃくちゃ強かった馬が、中山競馬場では全く走らないということもよくあります。
なので、断然人気馬が初めての競馬場というのは、大きな死角になるわけです。万馬券を当てるチャンスです。
▼これまでも、大きなレースで断然人気馬が、初コースで負けた事は多々ありました。
例えば、アーモンドアイの有馬記念は、単勝オッズ1.5倍の断然人気でしたが、「初めての中山競馬場」「初めての2500m」と、2つの不確定要素があった。
その結果、9着と惨敗してしまったわけです。
▼このレース、多くの競馬ファンは、アーモンドアイの強さを信じて、アーモンドアイから馬券を購入して、大損しました。
しかし、プロ馬券師など、競馬をよくわかっている人々は、アーモンドアイの不確定要素を見て、それ以外の馬の期待値が高いと判断し、大儲けしたわけです。
ちなみにこのレースの三連複は、2.3.4番人気の簡単な組み合わせで、万馬券でした。
▼このように、断然人気馬にとっては「初めての~~」とか「~~の経験がない」というのは、大きなデメリットであり死角になります。
万馬券を取りたければ、断然人気馬の死角を探すことが手っ取り早いですね。