▼本日は、競馬ビギナーの馬券戦略について、当研究所の見解を書いてみたいと思います。
まず、結論から書いていきます↓
・まず最初に、競馬初心者さんがやるべき事は、勝てるレースを選ぶこと
・例えば、出走頭数は重要で、頭数10~14頭立てのレースは、競馬ビギナーでも勝ちやすいレースである
・午前中のレースは難しいので、午後の第9レース~第11レースから選ぶのが基本(特別戦)
・馬券種は、馬連とワイドが簡単で使いやすい。馬連5頭ボックスは、初心者さんでも簡単に高配当が取れる
ではこの根拠について、具体的に解説していきましょう。
▼最近は、新規の競馬ファンも増えてきて、また競馬人気が盛り上がってきている印象です。
しかし、新しく競馬を始めた人は、「どうやって買えばいいかわからない!」と迷ってしまう人も多いようです。
そこで本日は、競馬ビギナーさんの買い方を、わかりやすく解説していきたいと思います。
▼まず最初に、競馬初心者さんがやるべき事は、「レースを選ぶこと」です。
中央競馬では、朝の第1レースから、夕方の最終第12レースまで、様々なレースが開催されています。
この中から、自分が勝てるレースを選ぶことが、非常に重要なポイントになるわけです。
▼多くの競馬ビギナーさんは、「重賞レースだけを買う!」という人が多いです。
ただこれは、高確率で負けるパターンでもあるので、要注意です。
なぜかと言うと、重賞レースは最も難しいレースだからです。
▼確かに、重賞レースは、その週で最も大きいレースだし、新聞やメディアも盛り上げるので、参加すると楽しいです。
しかし、楽しいことと儲かることは、全く別物。
楽しさを追求すると、多くの場合、お金が減ってしまうわけです。
▼もちろん、重賞レースでも勝ちやすいレースはあります。
重賞レースは、レースの条件が千差万別なので、勝ちやすい重賞レースもあれば、勝ちにくい重賞レースもある。
これを取捨選択して、勝ちやすい重賞レースだけを選べる人は、重賞レースを購入してもOKです。
しかし、ほとんどの競馬初心者さんは、勝ちやすい重賞レースを選ぶことができない。
なので、多くのビギナーは、重賞レースだけ購入して、負けるというパターンに陥るわけですね。
▼「負けてもいい!楽しければそれでいい!」と言うなら、重賞レースで遊んでもいいと思います。
ただ、「競馬初心者だけど、できるだけ負けたくない。あわよくば勝ちたい」と思うなら、レース選びは必須になります。
競馬の素人が勝つためには、自分が勝てそうなレースを選ぶことが絶対に必要なんですね。
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▼ということで、競馬初心者さんの勝ち方・買い方について、次の解説をしていきましょう。
先ほどの続き。
競馬初心者さんが勝つには、勝てるレースを選ぶしかない。
初心者さんが重賞レースだけを購入して勝ち続ける事は、ほぼ不可能だからです。
▼重賞レースは、レースの施行条件が千差万別です。
短距離戦もあれば長距離戦もある。芝のレースもあればダートのレースもある。別定戦もあればハンデ戦もある。
このような多岐にわたるレース条件の重賞レースを、片っ端から購入して勝ち続けるのは、競馬ビギナーには絶対に無理です。
だからこそ、初心者さんが勝つには、重賞レースだけを購入するのではなく、レースを選んでいくことが大切なんですね。
▼中央競馬では、1日で最大36レースも開催されています。
1つの競馬場で12レース開催され、それが同時に3つの競馬場で行われるので、12×3=36レースとなります。
1日36レースもあるのに、その中のたった1つ2つの重賞レースにしか目を向けないのは、非常にもったいないことなんです。
▼では、競馬初心者さんはどのようなレースを選べば勝ちやすいのか?
最初のポイントになるのは、「出走頭数」です。
出走頭数は、多くなればなるほど難しくなります。
競馬初心者さんが避けた方がいいのは、「出走頭数15頭以上のレース」ですね。
いわゆる「多頭数」と言われるレースです。
多頭数のレースは馬券対象馬が多く、難しいので初心者さんは避けた方が良いです。
▼逆に、初心者さんが勝ちやすい出走頭数は、「10~14頭立て」のレースですね。
これくらいの頭数だと、馬券対象馬も少なく、馬券構成がしやすいわけですね。
ちなみに、9頭立て以下のレースになると、逆に出走頭数が少なすぎて、オッズがかなり低くなるので、勝つのが難しくなります。
出走頭数が一桁の、超少頭数レースは、買い目点数をかなり絞らないと利益が出ないので、競馬初心者さんには向かない。
なので、競馬ビギナーさんは、出走頭数10~14頭のレースを選んでいくことをおすすめします。
▼▼出走頭数についてまとめると、
出走頭数5~9頭立て→的中はしやすいが、利益を出すのが難しい
出走頭数10~14頭立て→ちょうど良い
出走頭数15~18頭立て→予想が難しく、的中率も低くなる
はい。
このような感じになります。
▼ということで、競馬初心者さんは、出走頭数10~14頭立てのレースを選んでいくと、的中率と回収率が上がりやすくなります。
1日36レースの中から、まずは出走頭数10~14頭立てのレースをピックアップする。
その中から、さらに厳選して購入レースを選んでいくというイメージになりますね。
▼これは、「レース選び」の基本中の基本です。
レース選びは、競馬で勝つために最も重要な戦略の1つです。
本日は、競馬素人さんや競馬ビギナーさん向けに解説していますが、レース選びは、プロ馬券師やセミプロ馬券師でもしっかり行っています。
それくらい重要なのが、レース選びということですね。
▼すべての重賞レースに参加してしまうと、あらゆる頭数のレースを購入することになってしまう。
そうすると、出走頭数ごとに戦略を変える必要があるので、予想が極めて難しくなるわけです。
このような複雑な馬券戦略は、競馬ビギナーさんには不可能です。
なので競馬ビギナーさんは、最初に自分の得意な出走頭数のレースに限定することが大事なんですね。
▼では、次のレース選びのやり方として、「午後の特別戦を選ぶ」ということについて。
中央競馬には、「平場」と「特別戦」の2種類があります。
平場というのは、レース名が付いていないレース。
特別戦というのは、レース名が付いているレースです。
重賞レースは、すべてレース名が付いているので、特別戦に分類されます。
▼競馬ビギナーさんが予想しやすいのは、平場よりも特別戦ですね。
平場は、第1レースから第8レースまでに組まれることが多く、レベルの低いレースになります。
特別戦は、第9レースから第11レースまでに組まれることが多く、レベルの高いレースになります。
▼また、特別戦は、競馬ファンの注目度が高いので、競馬新聞でも情報がたくさん掲載されています。
それに対して、平場はあまり馬券購入する人が多くないので、競馬新聞にも情報があまり掲載されていません。
▼このような点を勘案すると、競馬初心者さんは、平場よりも特別戦を選んだ方が予想しやすいということになります。
先程の出走頭数も加味すると、「出走頭数10~14頭の特別戦」を選んでいくと、競馬素人さんでも予想がしやすいということになりますね。