本命サイドと中穴馬券と大穴馬券はどれがいい?

▼本日は、儲かる配当ゾーンについて、当研究所の見解を書いてみたいと思います。

まず、結論から書いていきます↓


・私が儲かると思う配当ゾーンは、中穴馬券。的中率と回収率をバランスよく上げやすい印象

・本命サイドは、的中率はかなり高くなるが、プラス収支にするのが難しい。回収率90%くらいで頭打ちになりやすい

・大穴馬券は、一発高配当の魅力があるが、実は一番回収率が低くなりやすいゾーン。ハイリスクハイリターン

・コンスタントに勝ちやすいのは中穴狙い。負けにくいのは本命馬券。一発大儲けの可能性があるのは大穴馬券



ではこの根拠について、具体的に解説していきましょう。



▼馬券で狙う配当は、大きく分けて3種類あります。

①本命サイド狙い
②中穴狙い
③大穴狙い


この3種類ですね。

ではこの中で、勝ちやすいのはどのゾーンなのか?



▼私が個人的に勝ちやすいと思うのは、「中穴狙い」ですね。

実際に、私が購入する馬券も、その多くは中穴馬券です。

もちろん、ケースバイケースで本命サイドや大穴馬券も購入しますが、コンスタントに勝ちやすいのは中穴狙いなので、中穴を購入する頻度が高くなっています。



▼なぜ中穴狙いが勝ちやすいのか?

それは、馬券には平均25%の控除率があるため、ある程度の穴狙いをしないと、プラス収支にしにくいからです。

25%の控除率を超えて利益を出すためには、「オッズの歪み」を狙っていかなければならない。

何も考えずに馬券を購入すると、控除率に負けて、平均回収率は60~70%程度になってしまいます。



▼「控除率は25%だから、適当に馬券を購入すると、みんな回収率は75%になるのでは?」と思うかもしれませんが、これは違います。

なぜなら、馬券の世界には「プロ馬券師」「セミプロ馬券師」と呼ばれる人たちがいるからです。

彼らが利益を取ってしまうので、普通の競馬ファンが適当に馬券を購入すると、平均還元率の75%よりも低い回収率になってしまうわけです。



▼ちょっと脱線しました。話を戻しましょう。

馬券で利益を出すためには、オッズが歪んでいる部分を探し、そこを馬券購入していく必要があります。

そしてこのオッズの歪みは、本命サイドだと歪み方が小さいわけですね。



▼つまり、本命サイドはオッズの値が小さいので、なかなか回収率が上がらず、利益を出しにくいわけです。

なので、馬券で儲けるためには、本命サイドから少し穴サイドにシフトする必要がある。

つまり、中穴狙いにする事で、回収率が上がりやすくなり、利益を出しやすくなるわけですね。


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狙うべき配当ゾーンはどこか?

▼ということで、本命・中穴・大穴の狙い所について、次の解説をしていきましょう。

先ほどの続き。

馬券には、平均25%の控除率があるので、少し穴狙いしないとプラス収支にしにくい。

だから私は中穴狙いすることが多いわけです。

では、中穴狙いとは、どのような買い方なのか?



▼私の中穴狙いのやり方は、「人気馬と人気薄を組み合わせる」というスタイルです。

例えば、軸馬を1番人気馬にしたならば、相手ヒモ馬は人気薄にします。

軸が人気馬で、ヒモも人気馬だと、本命サイドを買うことになってしまうので、これは避ける。

軸が人気薄で、ヒモも人気薄だと、大穴サイドを買うことになってしまうので、これも避ける。

そうすると必然的に、人気馬と人気薄を組み合わせる形になるわけです。



▼さらに具体的に言うと、

人気馬→1~3番人気くらい
人気薄→4~9番人気くらい


が目安となります。私の場合ですが。

これはあくまでも私が馬券購入する時の目安なので、人によってはもう少し人気範囲をズラしてもOKです。



▼基本的な、中穴狙いのやり方は、「軸を1~3番人気から1頭選び、そこから4~9番人気の馬に流す」というスタイルになります。

この場合、重要なのは、「レース選び」と「軸馬の期待値」です。

この2つさえ適切に選択できていれば、長期的には高確率でプラス収支になります。



▼まず、レース選びですが、これは「中穴になりそうなレースを選ぶ」ということになります。

明らかに固そうなレースで、本命サイドで決まってしまいそうなレースを中穴狙いしても、固い配当で収まってしまい、なかなか的中しません。

なので、中穴狙いするなら、まず中穴サイドで決まりそうなレースを選ぶことが、必要不可欠になります。



▼「でも、中穴で決まりそうなレースって、どうやって選べばいいの?」と思いますよね。

この場合の基準はいろいろありますが、「出走頭数」は、1つの重要なファクターになります。

中穴狙いするなら、「出走頭数13~16頭」くらいのレースが望ましいですね。

これよりも頭数が少ない少頭数レースは、固い配当で収まってしまうし、17~18頭立ての多頭数レースは、大荒れになってしまいやすい。

なので、頭数13~16頭くらいのレースを選んでいくことが、中穴馬券では有効な選択になるわけです。



▼▼では、中穴で決まりやすいレース条件を列挙してみましょう。


中穴になりやすいレース条件

出走頭数13~16頭立てのレース
1番人気の単勝オッズが3倍以上
オッズ断層がないレース
ハンデ戦
牝馬限定戦
特別戦



はい。
上記の条件に該当するレースは、中穴になりやすいと言えます。



▼まず、「出走頭数13~16頭立てのレース

これは先程、解説した通りです。

中穴狙いでは、出走頭数は非常に重要なファクターになります。

頭数が少なすぎると固く収まってしまう。逆に、頭数が多すぎると大荒れになってしまう。

なので、ちょうど中穴決着になりやすい頭数が、13~16頭立てということになります。



▼次に、「1番人気の単勝オッズが3倍以上

中穴狙いするなら、1番人気の単勝オッズも非常に重要です。

極端な話、1番人気の単勝オッズが1倍台のレースは、平均配当がかなり低くなります。

つまり、1番人気が断然人気のレースは、堅く収まりやすいということになる。



▼断然の1番人気というのは、そのレースの中では圧倒的に強い馬なので、馬券圏内に入ってくる確率が非常に高くなります。

そのため、断然の1番人気がいるレースは、堅い決着になりやすく、平均配当が低くなるわけです。

なので、中穴狙いするなら、断然の1番人気がいるレースは避けた方が良いですね。



プロ馬券師やセミプロ馬券師でも、1番人気が強そうなレースは、ケン(見)する人が多いです。

馬券で利益を出すためには、ある程度の高配当を取らなければならないので、堅く収まりそうなレースにはあまり手を出したくない。

プロ馬券師は、そのことをよくわかっているから、断然の1番人気馬が強そうなレースは、馬券を買わずに見送るわけですね。



▼ただ、1番人気の単勝オッズが1倍台のレースでも、中穴を狙えるケースもあります。

それは、「断然の1番人気馬に死角があるレース」です。

単勝1倍台の馬なんだけれども、不確定要素が多く、死角が多い馬。

このような馬が1番人気のレースは、その1番人気以外の馬を軸にして馬券を構成すると、中穴が狙えます。



▼例えば、「初めてのコース」「初めての距離」「初めての重馬場」などの場合、断然人気馬でも惨敗する確率が高くなります。

なので、このような不確定要素がある断然人気馬がいる場合は、それ以外の馬から中穴配当を狙っていけるわけですね。


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