▼本日は、競馬での良い買い方について、当研究所の見解を書いてみたいと思います。
まず、結論から書いていきます↓
・競馬における良い買い方は、的中した時にしっかり回収できる買い方である
・逆に、馬券が当たってもあまり儲からない場合は、悪い買い方と言える
・上手な買い方は、少し穴狙いすること。狙うオッズが低すぎたり高すぎたりすると、うまくいかない
・買い目点数を絞ることも大切。ただし、絞りすぎてもダメ
ではこの根拠について、具体的に解説していきましょう。
▼前回は、競馬でやってはいけない悪い買い方について解説しました。
参考記事
↓
競馬 やってはいけない買い方。ダメな買い方
本日は逆に、「馬券の上手な買い方・良い買い方」について、わかりやすく解説していきたいと思います。
▼まず、競馬での上手な買い方の条件は、「的中した時にしっかり回収できるかどうか?」です。
馬券が当たった時に、賭け金が3倍~5倍以上に増えているかどうか?
ここが非常に重要なポイントになります。
▼馬券下手な人は、せっかく馬券が当たっても、あまり回収できていないケースが多いです。
例えば、2000円分の馬券を購入して、馬券が的中したんだけど、払戻金は2500円しかなかったり。
これはいわゆる、「合成オッズが低い」という状態です。
狙うオッズが低すぎるとか、買い目点数が多すぎる場合に、合成オッズが下がります。
▼ではなぜ、馬券が当たった時にしっかり回収できる買い方をしなければならないのか?
それは、競馬には控除率というものが存在しているからです。
控除率というのは、JRAの取り分ですね。
▼JRA・日本中央競馬会は、競馬を運営するために、競馬ファンが購入した馬券代から一定割合を天引きするわけです。
その割合は、平均で25%。
ただ、これは平均の数値なので、正確に言えば、馬券種によって控除率は違います。
▼馬券には、平均25%の控除率が設定されているので、この25%を上回るような馬券を購入しないと、長期的には確実にお金が減ってしまうことになります。
そして、25%を上乗せするためには、的中した時に、しっかり回収する必要があるわけです。
2,000円分の馬券を購入して、的中しても2,500円にしかならないようでは、控除率の25%を超えることはできないわけです。
▼競馬の勝ち組は、馬券が当たった時に、大きく儲けている。
「馬券が当たれば、大きく儲かる」という買い方が、上手な買い方と言えます。
もしあなたが、「馬券が当たったのに、なんかあんまり儲かっていないな…」と感じるなら、それはあまり上手な馬券の買い方とは言えないのかもしれませんね。
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▼競馬ファンの最終目標である「年間プラス収支」
これを達成するためには、馬券知識を身につけるしかない。
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競馬が上手い人の馬券構成
▼ということで、上手な馬券の買い方について、次の解説をしていきましょう。
先ほどの続き。
競馬で上手な買い方ができている人は、的中した時に大きく回収できている。
せっかく馬券が当たっても、あまり利益が出ないなら、それは下手な買い方と言えます。
▼では、どのような買い方をすれば、しっかり回収できるのか?
1つ、コツをお教えします。
それは、「少し穴狙いすること」です。
▼馬券では、本命サイドを買えば的中率が上がります。
多くの競馬ファンは、「とにかく馬券を当てたい!」と考えているので、本命サイドの馬券を買う人が多いです。
しかし、本命サイドは、的中率は高いんですが、オッズが低い。
そのため、本命サイドを買いすぎてしまうと、「せっかく馬券が当たったのに、あまり儲からなかった…」という状態になってしまうわけです。
▼馬券が当たっても儲からないということは、下手な買い方ということ。
という事は、本命サイドを買いすぎる人には、馬券が下手な人が多いとも言えます。
いくら的中率が高くても、オッズが低すぎれば、マイナス収支になってしまうからです。
▼なので、競馬で勝ちたければ、基本的には本命サイドはあまり買わない方が良い。
ただ、本命サイドが勝てないというわけではありません。
本命サイドの馬券でも、利益を出すことはできます。
そのためのポイントは、「本命サイドを買うなら、買い目点数を減らす」ということです。
▼これも合成オッズの考え方になりますが、競馬で勝つためには、馬券が当たった時に大きく回収する必要がある。
本命サイドは、オッズが低いので、大きく回収することが難しい。
だから、本命サイドを購入する時は、買い目点数を絞って、合成オッズを上げるのが有効です。
▼本命サイドを10点買いしてしまうと、馬券が当たってもほとんど利益が出ませんが、本命サイドの1点勝負なら、当たった時に大きく利益を出すことができる。
競馬が上手い人は、本命サイドを買う時に、買い目点数を絞り込む傾向にあります。
これを頭に入れておけば、人気サイドの馬券でも、長期的に利益を出すことが可能になりますね。
▼▼このように、本命サイドでも利益を出すことができますが、馬券で儲けるための基本は、穴狙いです。
穴狙いには、「中穴狙い」と「大穴狙い」があります。
中穴狙いとは、ほどほどの配当を狙っていく戦略。
大穴狙いとは、万馬券などの高配当を積極的に狙っていく戦略になります。
▼中穴狙いと大穴狙いは、どっちが勝てるのか?
これに関しては、極めればどちらでも勝てますが、競馬初心者さんでも勝ちやすいのは、中穴狙いになります。
大穴狙いは、当たれば大きいんですが、ほとんど当たらないので、かなりの自制心と忍耐力が必要になる。
10連敗・20連敗しても、平然としていられるようなメンタルの強さが要求されるわけです。大穴狙いにはね。
▼ほとんどの競馬ファンには、そこまでの忍耐力はありません。
20連敗もすれば、そこで心が折れて、競馬を止めてしまうでしょう。
途中で止めてしまえば、せっかく勝てるロジックだったとしても、勝てなくなってしまいます。
▼なので、多くの競馬ファンにとっての最適解は、「ある程度の的中率がある馬券戦略」ということになります。
的中率が高いのは本命サイドですが、上述したように、本命サイドは合成オッズが低くなりやすいので、プラス収支にしにくい。
一方、大穴サイドは、的中率が低すぎて継続するのが難しい。
となると、残るは中穴狙い、ということになるわけです。
▼中穴狙いは、適度に高配当を狙い、適度に的中率が低くなります。
本命サイドよりは、的中率は確実に低くなります。しかし、大穴サイドよりは遥かに的中率は高くなります。
なので、多くの競馬ファンが勝ちやすいのは、中穴狙いかなと。
中穴狙いが上手い人は、馬券の上手な買い方ができていると言えます。
▼では、中穴狙いはどのようにすればいいのか?
これに関しては、当ブログでいつも書いていますが、
「1~3番人気から軸馬を選び、4~9番人気あたりに流す」→という戦略が基本になります。私の考えですが。
▼まず、軸馬は人気馬から選びます。
軸馬を人気薄にしてしまうと、的中率が大幅に下がってしまうので、軸は人気馬にするのが基本です。
そして、軸を人気馬にしたら、ヒモは少し人気薄に流します。
人気薄の目安は、4~9番人気くらいですね。
このような馬券構成で狙っていくと、ナチュラルな中穴狙いになり、的中率と回収率のバランスが良い買い方になるわけです。