▼本日は、Dレーン騎手の狙い方・買い方について、当研究所の見解を書いてみたいと思います。
まず私が、D・レーン騎手のデータ(2020年~2023年)を分析した結論から書いていきます↓
・平均単勝回収率は74%と、平凡な成績。レーン騎手は常に過剰人気になるので、回収率が低くなりやすい
・人気別に見ると、2番人気の成績が、単勝回収率97%・複勝回収率92%と素晴らしい数字。1番人気馬をマークするのが上手い騎手
・クラス別に見ると、重賞レースの成績が、単勝回収率92%・複勝回収率117%とかなり優秀な数値。大舞台に強い騎手
・競馬場別に見ると、中山競馬場と京都競馬場の単勝回収率がプラス。阪神競馬場の複勝回収率もプラス。意外と東京競馬場の回収率は70%台と平凡
・競走番号別に見ると、第4レースと第5レースの単勝回収率がプラス。メインの第11レースも、単勝回収率95%・複勝回収率92%と優秀な成績
・年度別に見ると、2020年と2022年は単勝回収率60%台とイマイチだったが、2023年は単回収96%とかなり好成績になっている
では、これらのデータについて、具体的に解説していきましょう。
▼まずは過去3年半の、すべての成績を見てみます。
ダミアン・レーン騎手データ(2020年~2023年)
484レース騎乗
勝率22%
連対率38%
複勝率50%
単勝回収率74%
複勝回収率82%
はい。
では、ここから馬券に使えそうなデータを抽出・分析してみたいと思います。
▼ダミアン・レーン騎手。2023年には、タスティエーラで日本ダービーを勝ってしまった、スーパー助っ人外国人騎手。
G1レースなどの大舞台に強く、重賞やG1で馬券を買うなら、レーン騎手は必ずチェックしておかなければならないくらいの存在です。
そこで本日は、レーン騎手の狙い目について、わかりやすく解説していきたいと思います。
▼まず、全体の成績を見ていきます。
勝率は22%、連対率は38%、複勝率は50%となっています。
この数字は、ルメール騎手や川田騎手に匹敵する好成績であり、驚異的な成績と言えます。
レーン騎手は、馬券になる確率が最も高い騎手であると言えますね。
▼それに対して、単勝回収率は74%しかありません。
勝率が22%以上もあるのに、単勝回収率が74%という事は、かなり過剰人気になっているということ。
つまり、競馬ファンはレーン騎手が上手いことを知っているので、レーン騎乗というだけで単勝馬券が売れてしまい、オッズが下がって、単勝回収率も下がるわけですね。
レーン騎手はめちゃくちゃ上手い騎手ですが、かなり過剰人気になるので、闇雲に狙っても、プラス収支にはならない。
そこで記事後半では、レーン騎手でプラス収支にする方法について解説していきたいと思います。
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▼競馬ファンの最終目標である「年間プラス収支」
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ダミアン・レーン騎手の狙い目と買い方
▼ということで、レーン騎手について、次の解説をしていきましょう。
先ほどの続き。
レーン騎手は、ルメール騎手や川田騎手と並ぶほどの高い勝率を誇りますが、単勝回収率は74%と平凡。
これは、レーン騎手の人気がありすぎて過剰人気になるからである。
なのでレーン騎手を狙う時は、しっかり狙い目を決めて買わないと、プラス収支にはなりません。
▼では次に、人気別の成績を見ていきましょう。
【ダミアン・レーン騎手データ。人気別の単勝回収率】
71(%)
97
67
83
0
48
236
0
0
0
0
0
(※上から1~12番人気)
はい。
レーン騎手の成績を、人気別に集計すると、上記のようになります。
▼このデータを見ると、全体的に単勝回収率が低いのが分かります。
ただそれは、レーン騎手が下手だからではなく、レーン騎手の馬券は常にバカ売れしてしまうので、オッズが下がって単勝回収率も下がるからです。
▼そんな中で、2番人気の成績は、単勝回収率97%・複勝回収率92%と素晴らしい数字になっています。
レーン騎手は、一番強い馬をマークしながら乗ると、非常に上手い騎手と言えます。
逆に、他の騎手からマークされる1番人気の時は、単勝回収率71%・複勝回収率75%と平凡な成績なので、レーン騎手を買う場合は、1番人気より2番人気の時の方がチャンスと言えます。
▼あとは、サンプル数は少ないですが、8~10番人気の時の複勝回収率が、すべてプラスとなっています。
レーン騎手は、人気薄で勝つタイプの騎手ではないですが、人気薄を2~3着に持ってくることは、よくある。
なので、レーン騎手が8~10番人気くらいの人気薄の時は、2~3着を想定してヒモに入れておくと、定期的に高配当が引っかかると思います。
▼▼とりあえず、1番人気のレーン騎手は、マスコミも大々的に報道し、競馬新聞にも◎が並ぶので、馬券が売れまくります。
レーン騎手が1番人気だと、多くの競馬ファンが飛びつく。
確かに、1番人気のレーン騎手は、好走確率が高いです。
【1番人気のレーン騎手。勝率34%・連対率49%・複勝率60%】
という感じで、かなりの好走確率になっています。
▼しかしながら、これを回収率で見ると、平均以下の数字になってしまうわけです。
【1番人気のレーン騎手。単勝回収率71%・複勝回収率75%】
こんなもんです。
この回収率では、利益を出すのは少し難しくなってしまいます。
▼レーン騎手は、好走確率が非常に高く、馬券になる確率が高いのは間違いない。
しかし、いつもレーン騎手から馬券を購入していると、なぜかマイナス収支になってしまう。
その理由は、「レーン騎手は過剰人気になるから、買い続けるとマイナス収支になる」ということなんですね。
▼特に、1番人気のレーン騎手は、かなり過剰人気になってしまうため、馬券的に美味しくない。
なので、レーン騎手が1番人気の時はヒモに回し、2番人気の時に狙っていく方が利益を出しやすくなります。
【2番人気のレーン騎手。単勝回収率94%・複勝回収率90%】
これだけの回収率があれば、軸馬にする事で、簡単に利益を出すことができます。
▼では次に、レーン騎手のクラス別の成績を見ていきましょう。
【レーン騎手。クラス別の単勝回収率】
2勝クラス→単勝回収率89%
オープン特別→単勝回収率228%
リステッド競走→単勝回収率108%
G2→単勝回収率139%
はい。
レーン騎手の回収率が高いクラスは上記のようになります。
▼このデータをみるとわかりますが、レーン騎手は、レベルの高いレースの方が回収率が高い傾向です。
逆に、レベルの低いレースでは、回収率が低く出ています。
レーン騎手を狙う場合は、オープンクラスで狙っていくと、利益を出しやすくなりますね。
▼オープンクラス以外では、2勝クラスだけは回収率が高めになっています。
【2勝クラスのレーン騎手】
1番人気→単勝回収率104%・複勝回収率97%
2番人気→単勝回収率138%・複勝回収率105%
という感じで、1~2番人気で素晴らしい成績になっています。
▼レーン騎手が2勝クラスで1~2番人気の時、その馬を軸にすれば、簡単に利益を出すことができます。
2勝クラスの1番人気では、複勝率が71%もあるので、三連複の軸にすれば、かなり高い的中率と回収率を記録することができると思います。