▼本日は、競馬は勝てないか?について、当研究所の見解を書いてみたいと思います。
まず、結論から書いていきます↓
・競馬はみんな負ける、というのは間違い。
・競馬には「勝ち組」が確実に存在している
・ただ、競馬の勝ち組の割合は3~5%と推定され、数が少ない
・趣味の馬券をやめて、しっかり年間プラス収支を狙っていけば、勝ち組になれる確率は30%くらいまで上がる
ではこの根拠について、具体的に解説していきましょう。
▼競馬でよくある議論として、
「競馬は絶対に勝てない!みんな負けるゲームだ!」
というものがあります。
これは本当でしょうか?
▼正解は、『競馬にも当然、勝ち組がいる』
これが正解です。
みんな勝てないというのは間違いです。
控除率の25%は、オッズの歪みを突くことで、簡単に超えることができます。
▼競馬の場合、勝ち組の数が少ないので、負け組の人の言葉の方が、圧倒的に数が多くなってしまうんですね。
競馬の勝ち組は、3~5%くらいでしょうか。
95%以上は、負け組になってしまう計算です。
これでは、競馬は勝てないと言われても仕方ないですね。
▼ただ、競馬はギャンブルというゲームの性質上、真面目にやっている人が少ないわけです。
ほとんどの人は、遊びでなんとなく馬券購入している。
だから、ほとんどの人は負け組になるわけです。
▼95%は負け組と書きましたが、真剣に競馬に取り組めば、この確率は大きく変わります。
真剣にやれば、競馬で勝ち組に入る確率は、30%くらいまで上がるように思います。
これくらいの勝算があれば、競馬で真面目に努力してみる価値はありますね。
▼競馬は勝てない!と言っている人の多くは、基本が全然できていないケースが多い。
例えば、
・競馬の収支は、少なくとも3カ月以上で見る
・1日の購入レース数は、0~3レースくらいが良い
・利益が出たら勝ち逃げする
・競馬では、前に行ける馬が圧倒的に有利
はい。
これらは、当ブログでいつも書いていることです。
競馬で勝っている人は、当たり前のように知っていることでしょう。
▼まず、競馬で勝てない人の特徴として、「馬券収支を短期で見すぎる」というものがあります。
つまり、5~6レース外したくらいで、「ダメだ!競馬は勝てない!」と思ってしまうわけ。
あるいは、1ヶ月の回収率がズタボロだったら、「無理だ!競馬は全員負けるんだ!」とか思ってしまうわけですね。
▼でも、プロ馬券師でも、月単位ではマイナスになるケースが多々あります。
会社の給料じゃないんですから、毎月確実にプラス収支なんてあり得ない。
特に競馬の場合は、試行回数が極端に少ないゲームなので、1ヶ月くらいでは確率収束しません。
▼パチンコの場合は、かなり試行回数が多くなるので、コンスタントに毎月勝つことができます。
でも競馬は、レース数が少ないので、その分、長期で収支を見ていかなければならない。
こんなの基本中の基本ですが、これすらできていない人が多いわけです。
馬券の基本を学べば、馬券で利益を出すことは、それほど難しくないということがわかるはずです。
競馬の年間収支をプラスにするサイトを公開
▼競馬ファンの最終目標である「年間プラス収支」
これを達成するためには、馬券知識を身につけるしかない。
私が、年間プラス収支を達成できたのは、
やっぱり⇒『このユニークなサイト』で学んだからです。
なぜ競馬で勝てないのか?
▼競馬は全員負けるのか?についての考察を続けます。
先ほどの続き。
馬券収支は、少なくとも3カ月以上で見ること。
出来るだけ長期で見ていく方が、馬券では利益を出しやすくなります。
▼もし、馬券で毎月プラスにしようと思うなら、朝の第1レースから最終の第12レースまで、ずっとパソコンに張り付いて馬券を購入し続けなければなりません。
こうすることによって、極限まで試行回数を増やし、確率の収束を早めるわけですね。
▼でも、ほとんどの人は、土日の大切な時間を競馬ばかりにつぎ込むわけにはいかないと思う。
仕事がある時もあるし、家族サービスも大切だし、読書の時間も大切です。
だから私はいつも、1日の勝負レースは0~3レースくらいにするのが良いと言っているわけです。
▼確実に期待値が高いと思われるレースだけを選び、そのレースだけを購入する。
これを徹底できれば、期待値の高い馬券だけを購入しているわけですから、回収率は当然上がり、馬券で利益を出すことが可能になってきます。
▼そもそも、朝から晩までパソコンに張り付いて、ずっと馬券を購入していると、確実に飽きます。
「自分は一体何をしているんだろうか?」と、自己嫌悪に襲われます。
そこまでして、毎月プラス収支にする必要があるのか?
3ヶ月単位でプラスになれば、それでいいんじゃないだろうかと、私は思うわけです。
▼そしてもし、3ヶ月でプラスにならなくても、競馬は結局、「年間プラス収支」になれば勝ち組なんです。
1年間の馬券のトータルでプラス収支になっていればいい。
ここが馬券の最終目標と言ってもいいでしょう。
▼年間プラス収支を狙うなら、ガツガツ馬券購入しなくても、本当に自信があるレースだけ購入すればいい。
競馬で勝てない人は、これが出来ていない。
「毎週の重賞レースは必ず買う!よくわからなくても買う!」
このタイプがとても多いんですね。
▼月曜日になったら、次の日曜日の重賞レースを妄想して平日を過ごす。
日曜日の重賞レースは必ず購入する。
このスタイルだと、なかなか利益を出すのは難しいです。
なぜなら、レース選びをしていないから。
馬券で勝つためには、しっかりとレースを選んで、期待値が高い馬券だけを狙っていく必要があるわけです。
▼▼このような「レース選び」という概念は、競馬で勝つために、最も重要なポイントの1つです。
ほとんどの競馬ファンは、「毎年大赤字」なのです。
なぜ、多くの競馬ファンの馬券収支は赤字なのか?
その原因の1つが、「レース選びをしていないから」
▼中央競馬では、最大で1日36レースの馬券を購入することができます。
そして現在は、競馬場やwinsに行かなくても、インターネットで馬券を購入することができます。
しかも、競馬中継はBSで無料で見ることができる。
なので、競馬ファンは暇があると馬券を購入してしまうわけです。
▼あるいは、競馬場やウインズに行っても、ずっとそこに滞在していれば、次のレースを順番に購入してしまうでしょう。
このように、競馬というのは、強い意志を持って挑まなければ、ただ何となく馬券購入「させられてしまう」わけです。
▼ご存知の通り、馬券には控除率というものが設定されています。
控除率というのは、日本中央競馬会・JRAの取り分ですね。
平均すると25%になります。
▼なので、ただなんとなく馬券を購入してしまうと、確実に25%以上負けることになる。
だから多くの競馬ファンは、年間の馬券収支が大赤字になるわけです。
「今まで競馬で負けた金額で、家を買えるよ!」という人も、ベテランの競馬ファンには多い印象です。
▼このような負け組から抜け出すためには、まず「レース選び」をしっかりやる必要があるわけです。
人間は、放っておくと馬券を購入してしまいます。
なぜなら、馬券を購入してレースを見ると、脳内麻薬が出て、ドキドキできるからです。
▼この興奮を求めて、人は馬券を購入してしまう。
勝算がないレースまで馬券購入してしまうわけです。
だから負ける。
▼どんな人でも、「自信があるレース」があるはず。
そのようなレースだけを購入していけば、年間の馬券収支をプラスにすることも不可能ではありません。
多くの人が競馬で勝てないのは、「自信がないレース」まで購入してしまうからです。
なぜ自信がないレースを購入してしまうかというと、上述した通り、馬券を購入すれば興奮できるからです。
▼このような興奮という本能に逆らうためには、あらかじめ自分自身のルールをしっかり決めておく必要があるわけです。
ルールを決めておかないと、刺激に負けて馬券を購入してしまう。
そして赤字が積み重なっていくわけですね。
▼▼ちなみに、「競馬には控除率が25%もあるから、絶対にみんな負けるんだ!」とか言っている人がいますが、これは競馬の本質を全然わかっていない人の発言です。
確かに、適当に馬券購入するのであれば、控除率の25%分だけ確実に負けていくことになります。
しかし、競馬には「予想」という裁量を入れることができる。
予想するための情報やデータも、山ほど提供されている。
そして何と言っても、競馬はそのレースを購入したくなければ、購入せずに見送ることができるわけです。
▼このような有利な材料が、私たち競馬ファンには、たくさん与えられています。
控除率というのは、何も考えずに適当に購入すると大きな影響を受けますが、しっかり予想して、余計なレースは見送って、長期目線で馬券購入していけば、控除率の壁を越えることができるわけです。
▼ちなみに、「レースを見送る」ということが、競馬で勝つために最も重要なポイントの1つです。
先ほども少し書きましたが、「毎週の重賞レースを、欠かさず購入する」というのは、負け組の特徴です。
重賞レースは、その週で最も大きなレースなので盛り上がりますが、大きなレースが馬券購入に向いているかどうかは、また別問題となります。
▼「お金が減ってもいい!楽しければいい!競馬は趣味だ!」というなら、重賞レースを欠かさず購入するのはアリでしょう。
おそらくそれが一番競馬を楽しめます。
ただこのような趣味の馬券だと、年間の馬券収支は大きくマイナスになってしまいます。
重賞レースだけ購入してプラス収支に出来る人もいますが、それはかなり上手い人であり、少数派です。
私たちのような普通の予想力の人は、すべての重賞レースを購入していてはダメなんです。
長期的に勝てるレースだけ購入する。勝算がないレースは見送る。
まずはこれが、競馬で勝つための基本中の基本になります。
▼とは言え、「レースを見送る」というのは、口で言うほど簡単ではありません。
実際にやってみればわかりますが、「予想だけして、馬券は購入せずにレースを見る」というのは、非常に難しいです。
先ほども少し書いた通り、馬券を購入してレースを見ると、脳内麻薬のドーパミンが分泌されて、快感を感じることができる。
この快感を求めて、人は馬券を購入してしまうわけです。
しかし、快感と利益は、基本的には相反する。
馬券で勝ちたければ、快感は横に置いておいて、利益だけを追求する必要があるわけです。
▼▼さて、自信がないレースを見送ることができるようになったら、次は、「期待値の高い馬を探す」という作業に入ります。
馬券で利益を出すためには、期待値の高い馬を狙うことが絶対に必要になります。
なぜかと言うと、馬券には「控除率」というものがあるからです。
▼控除率とは、ここまで解説してきた通り、JRAの取り分ですね。
馬券は、購入した瞬間に控除率の25%を差し引かれ、残りの75%を払戻金として競馬ファンが受け取るというシステムになっています。
厳密に言えば、馬券種ごとに控除率は微妙に違うわけですが、ややこしくなるので、ここでは割愛します。
▼最初に25%を持っていかれてしまっているので、普通に馬券購入すると、回収率は75%以下になってしまいます。
なので、この25%を超えて利益を出すために、「期待値の高い馬」を狙う必要があるわけです。
▼期待値の高い馬というのは、「過小評価されている馬」と言い換えることができます。
つまり、期待値の高い馬というのは、「能力の割に馬券が売れていない馬」ということですね。
このような馬を購入し続ければ、長期的には馬券で利益を出すことができるわけです。
▼では、どのようにして期待値の高い馬を探せばいいのか?
ここが馬券で最も難しい部分になります。
期待値の高い馬の探し方としては、「データ・血統・パドック」のいずれか1つを勉強するか、「優良な競馬予想サイトを使う」かの、どちらかになります。
これはどちらも、「自分の武器を持つ」ということになります。
▼馬券というのは、ぶっちゃけてしまえば、「還元される75%を、競馬ファン同士で奪い合うゲーム」と言えます。
なので馬券の本質は、他の競馬ファンとの戦い、ということになるわけです。
他の競馬ファンとの戦いに勝つために、自分だけの武器が必要になる。
しかし、ほとんどの競馬ファンには、この武器がない。
だから多くの競馬ファンは、負け組になってしまうわけです。
逆に言えば、自分が武器を持ってしまえば、他の人はほとんど武器を持っていないので、簡単に勝ち組の側に回れるということになるわけですね。