▼本日は、人気薄の買い方について、当研究所の見解を書いてみたいと思います。
まず、結論から書いていきます↓
・人気薄の馬券は、的中率が低いので、気長に長期目線で買い続けていくことが重要
・人気薄で強い騎手は、横山武史騎手・津村騎手・木幡巧也騎手・武藤雅騎手・吉田隼人騎手あたり
・人気薄の狙い方のコツは、逃げ馬・先行馬を狙うこと
・人気薄の牝馬は、牡馬よりも回収率が低く儲けにくい
ではこの根拠について、具体的に解説していきましょう。

▼競馬では、大きく分けて、「人気馬」「中穴馬」「人気薄」の3種類の人気ゾーンがあります。
これらをざっくり定義してみると、
人気馬→1~3番人気
中穴馬→4~9番人気
人気薄→10番人気以下
という感じになります。
▼競馬は基本的に、人気馬と中穴馬を組み合わせる形にすると、回収率が上がりやすく、利益を出しやすくなります。
当ブログでも、そのようなスタイルの馬券構成を推奨することが多いです。
ただ、人気薄(大穴馬)は、オッズが高く、配当金が大きくなるので、魅力があります。
競馬ファンの中にも、根強い大穴狙いのファンは、昔から存在しています。
そこで本日は、人気薄の狙い方・コツについて、わかりやすく解説していきたいと思います。
▼まず、人気薄の狙い方のポイントは、「人気薄の馬券は、的中率が低いので、気長に買い続けることが重要」という点です。
人気薄の馬券は、とにかく的中率が低い。
ちょっと具体的なデータを見てみましょう。
【10番人気以下の成績。全クラス対象】2020~2023年
勝率0.9%
連対率2.3%
複勝率4.6%
単勝回収率63%
複勝回収率63%
はい。
過去3年程度の、10番人気以下の馬の成績をまとめると、上記のようになります。
▼まず、勝率はなんと0.9%。
1%にも満たないので、人気薄の単勝を100頭購入しても、1回も当たらないくらいの的中率です。
私は、単勝を狙う場合は、大穴の単勝はやめた方が良いといつも書いていますが、その理由は、この的中率の低さです。
的中率0.9%では、ほとんど馬券が当たらないので、どんなに根気強い人でも、心が折れます。
なので単勝で狙うなら、人気馬か中穴馬が良いですね。
▼そして、連対率は2%、複勝率も4%程度しかないので、10番人気以下の人気薄が馬券に絡む確率は、かなり低いと言えます。
なので、人気薄の馬券で高配当を狙って楽しむ場合は、当たらないことを前提として、長い目で見て、長期目線で馬券を購入していくことが重要です。
大穴狙いの基本は、「1回の的中で、一気に回収する」ということなので、的中を引くまでは、ダメ元でのんびり買い続けることが大切なんですね。
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大穴馬券の狙い方
▼ということで、人気薄の馬券について、次の解説をしていきましょう。
先ほどの続き。
大穴馬券は、ほとんど的中しないので、長期目線で当たりを引くまでのんびり続けることが大切である。
根気がないと、大穴狙いは楽しめません。
▼ということで、ここからは、的中率の低い大穴馬券の精度を少しでも高めるために、人気薄で激走しやすいデータを分析していきましょう。
まずは、騎手データを見ていきます。
【10番人気以下で単勝回収率が高い騎手】
横山武史騎手→225%
津村騎手→116%
木幡巧也騎手→132%
武藤雅騎手→149%
吉田隼人騎手→156%
はい。
過去3年程度の全クラスのレースで、10番人気以下の馬に騎乗した場合の単勝回収率が優秀なのは、上記の騎手になります。
▼この中で、まず目に付くのは、横山武史騎手。
横山武史騎手は、トップジョッキーでありながら、人気薄でも回収率が高いという、珍しい騎手です。
単勝回収率だけでなく、勝率や連対率も非常に優秀です。
横山武史騎手の10番人気以下での勝率は、4.8%もあります。
先程も見た通り、10番人気以下の平均勝率は0.9%しかないので、横山武史騎手の勝率の高さがよくわかります。
また、連対率の6.2%や、複勝率の9.1%も、かなり優秀な数字。
10番人気以下の大穴馬を狙うなら、横山武史騎手をまず狙っていくのが有効です。
▼あとの騎手は、ネームバリュー的には、地味な騎手が多くなります。
大穴で回収率が高くなるということは、騎手の名前があまり有名ではないケースが多い。
あまりにも有名な騎手だと、ネームバリューだけで馬券が売れてしまい、回収率が下がってしまうからです。
なので、大穴狙いしていくなら、できるだけ「地味だけど上手い騎手」を狙っていくことが重要になります。
▼吉田隼人騎手は、G1でも活躍する騎手でありながら、10番人気以下の人気薄でも手を抜かずに騎乗する傾向にあります。
騎手で考えると、横山武史騎手と吉田隼人騎手は、大穴狙いに向いている騎手と言えますね。