▼本日は、本命サイドの馬券で勝つ方法について、当研究所の見解を書いてみたいと思います。
まず、結論から書いていきます↓
・本命サイドの馬券で勝つには、買い目点数をできるだけ絞り込まなければならない
・それはつまり、合成オッズをできるだけ上げるということ
・本命サイドで勝ちやすい馬券種は、ワイドと単勝
・本命党は、少頭数のレースを選ぶと、的中率と回収率が上がりやすくなる
ではこの根拠について、具体的に解説していきましょう。
▼馬券の世界には、本命党と穴党が存在しています。
本命党とは、人気サイドの馬券で勝負するタイプの人。
穴党とは、高配当の穴馬券で勝負するタイプの人です。
▼本命党でも穴党でも、どちらでも勝つことができますが、買い方は全く違ってきます。
そこで本日は、本命馬券で勝つ方法について、わかりやすく解説していきたいと思います。
尚、穴馬券で勝つ方法については、次回の記事で解説します。
▼まず、本命サイドの馬券で勝つためのポイントは、「買い目点数をできるだけ絞り込む」ということです。
ここが一番大事。
なぜなら、人気サイドの馬券を多点買いしてしまうと、合成オッズが暴落して、回収率が下がるからです。
▼例えば、
①馬連1番人気から、2.3.4.5.6番人気へ流し(5点)
②馬連1番人気から、2番人気へ流し(1点)
この2つなら、どちらが勝ちやすいと思いますか?
正解は、②です。
▼馬連で1番人気からの流し馬券を購入する場合、相手ヒモ馬を2~6番人気にして、5点購入すれば、的中率はかなり高くなります。
馬券を当てる喜びを味わうことができるでしょう。
しかし、このような本命サイドの狙い方では、合成オッズが低すぎて、プラス収支にならないわけです。
▼それから馬券には、「控除率」というものが設定されています。
馬連の控除率は22.5%。
なので、この22.5%を上回るような馬券を購入していかないと、絶対にマイナス収支になってしまうわけです。
▼控除率を上回るような馬券とは?
これは、いわゆる「期待値が高い馬券」と、当ブログでは呼んでいます。
わかりやすく言えば、「過小評価されている馬券」ですね。
競馬ファンにあまり注目されていない馬。そのような馬を購入すれば、控除率の壁を越えて、利益を出すことができるわけです。
▼そして、期待値が高い馬券というのは、1レースの中に、そんなにたくさんは存在していません。
なので、本命サイドの馬券を多点買いしてしまうと、期待値の低い馬券まで一緒に購入してしまい、回収率が下がるわけです。
ですから、本命党の人は、できるだけ買い目点数を絞り込むことが基本になってくるわけですね。
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これを達成するためには、馬券知識を身につけるしかない。
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本命党が勝つための考え方
▼ということで、本命党の戦略について、次の解説をしていきましょう。
先程の続き。
本命党の人は、買い目点数を絞り込んだ方が良い。
なぜなら、本命サイドの馬券を多点買いすると、合成オッズが下がってプラス収支にならないからです。
▼本命サイドの馬券で利益を出し続けるためには、「期待値が高い馬券を買うこと」と「合成オッズを高めに維持すること」の2つがポイントになります。
期待値が高い馬券とは、競馬ファンがあまり注目していないような馬券のこと。
本当は強いのに、あまりそれを競馬ファンが知らない馬。
このような過小評価されている馬は、期待値が高い馬であり、儲かる馬であると言えます。
▼期待値が高い馬は、穴サイドに多く存在していますが、人気サイドにも期待値が高い馬は存在しています。
例えば、
①推定勝率50%で、単勝オッズ1.5倍の馬
②推定勝率50%で、単勝オッズ3倍の馬
どちらも人気サイドの馬ですが、①は期待値が低い馬で、②は期待値が高い馬と言えます。
馬の強さは同じなのに、オッズによって期待値が変わるわけです。
▼それと同時に、上記の例では、合成オッズの概念も絡んできます。
①は合成オッズ1.5倍しかないのに対し、②は合成オッズが3倍ある。
先ほども少し書きましたが、本命サイドの馬券で利益を出すためには、できるだけ合成オッズを高めに維持する必要がある。
合成オッズ1.5倍で長期的に利益を出すのは、極めて難しいです。
そのため、合成オッズの観点からも、上記の例では、②を選ぶのがベターということになります。
▼要するに、人気サイドの馬券で儲けるためには、
「できるだけ買い目点数を絞る」
「単勝1倍台などの断然人気の馬は避ける」
という2点が重要なポイントになってくるわけです。
▼これはどちらも重要な馬券戦略ですが、実践できている競馬ファンは少ないです。
多くの競馬ファンは、「馬券を当てたい!」と思うがあまり、本命サイドを多点買いしてしまいます。
その結果、合成オッズが下がってしまい、回収率も下がり、長期的にはマイナス収支になってしまうわけですね。
▼▼では次に、「本命サイドの馬券で勝つには、何点買えばいいか?」
本命サイドを何点買うかは、「合成オッズ」を見ればすぐにわかります。
結論を言えば、合成オッズ3倍以上なら、その買い目点数は適正であると言えます。
▼本命サイドは、合成オッズが下がりやすいので、意識的に合成オッズを高く維持するようにしなければなりません。
最低でも、合成オッズ2.5倍は必要。
合成オッズ2倍以下だと、長期的に馬券で利益を出すのはかなり難しくなります。
▼そもそも、合成オッズとは、「多点買いした時の、平均払戻倍率」のことです。
資金配分して3点購入した場合、どの買い目が的中しても、賭け金が4倍に増えたとするなら、合成オッズは4倍ということになります。
この合成オッズが2倍以下だと、長期的にはマイナス収支になりやすいわけです。
▼なぜかと言うと、競馬には平均25%の「控除率」があるからです。
この25%の控除率の壁を超えない限り、馬券で利益を出すことはできません。
そして、控除率の壁を越えるためには、ある程度の合成オッズが必要になるわけです。
▼合成オッズが低くなればなるほど、控除率に飲み込まれやすくなり、マイナス収支になりやすくなります。
嘘だと思うなら、ためしにシミュレーションで本命サイドの多点買いをしてみてください。
やればやるほど、マイナスが積み重なっていくはずです。
▼本命サイドの馬券を多点買いすると、確かに的中率は高くなります。
馬券はよく当たるようになる。
ですが、そのような低い合成オッズ戦略では、的中率は高くても、回収率がどうしても低くなってしまうわけです。
▼なので、本命党の人が長期的に利益を出すためには、ある程度の合成オッズが必要になる。
その目安が、合成オッズ2.5倍以上なんですね。
これは私の感覚的な数値ですが、私の馬券成績は、本命サイドでもプラス収支になっているので、あながち間違いではないと思います。
▼本命サイドの馬券で、合成オッズ2.5倍以上を維持するためには、買い目点数を絞り込まなければなりません。
簡単な馬券種になればなるほど、買い目点数を絞りこまないと、合成オッズを維持することができない。
例えば、本命サイドの単勝だと、合成オッズ2.5倍以上を維持するためには、ほぼ1点買いということになります。
三連単や三連複だと、もう少し多点買いできるようになるので、馬券種によって買い目点数を微調整していくことが重要ですね。