▼本日は、勝ち組の比率について、当研究所の見解を書いてみたいと思います。
まず、結論から書いていきます↓
・競馬で勝っている人の割合は、大体3~6%程度だと思われる
・ただこれは、ガチで努力していない人がほとんどなので、真剣に努力すれば、もっと高い確率で勝ち組になれる
・真剣に努力している人で、勝ち組の割合は、30~40%くらいかと思う
・競馬は、コツを掴めば勝てるようになるギャンブルである。つらいのは最初だけ。勝てる確率は30%以上ある
ではこの根拠について、具体的に解説していきましょう。

▼競馬は、勝ち組になれる人が少なく、ほとんどの人が負け組になってしまうギャンブルです。
パチプロはよく見かけるけど、「プロ馬券師」は、ほとんどの人が見たことがないのではないでしょうか。
私の周りには、馬券の上手い人が集まるので、競馬で生活するプロ馬券師も何名かいます。
でも多くの人は、競馬にプロがいることすら知らない。
それくらい、競馬は負け組が多いゲームと言えます。
▼では、競馬で勝っている人の割合は、どれくらいなのか?
私が多くの競馬ファンを見てきた中で、ざっくりと比率を推定すると、「競馬の勝ち組の比率は、3~6%程度」かなと。
勝ち組の定義は、「年間プラス収支かどうか」です。
▼つまり、94~97%の競馬ファンは、年間の収支がマイナスになっているということです。
私のオリジナルデータなので、正確かどうか分かりませんが、大体、遠からずの数値だと思います。
競馬は、極めて勝ち組の数が少ないギャンブルと言えます。
▼ただ、この数値は、ライトな競馬ファンが含まれています。
ライトな競馬ファンというのは、のんびり競馬を楽しんでいる、ほのぼのプレイの人々ですね。
彼らは、勝つために努力するというよりは、純粋に競馬を楽しむのが目的なので、あまり勝ち負けは気にしません。
そのため、ライトな競馬ファンはほとんどが負け組です。
▼先程の、「勝ち組は3~6%」というデータは、ライトな競馬ファンを含めたデータなので、どうしても勝ち組の比率は低くなってしまうわけです。
逆に言えば、しっかり努力すれば、もっと高い確率で勝ち組になれると言えます。
私の周りにも、プロ馬券師、セミプロ馬券師、年間プラス収支の人が、複数存在しています。
彼らは、最初は負け組でしたが、努力を積み重ねて勝ち組になっているわけです。
▼なので、「しっかり努力している人の勝ち組の割合は、30~40%くらい」ある。
競馬は勝ち組が少ないギャンブルと言いましたが、ほとんどの人は真面目に努力していないので、負け組になっているだけ。
競馬は、真剣に努力すれば、意外と多くの人が勝ち組に回れるゲームなんですね。
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▼競馬ファンの最終目標である「年間プラス収支」
これを達成するためには、馬券知識を身につけるしかない。
私が、年間プラス収支を達成できたのは、
やっぱり⇒『このユニークなサイト』で学んだからです。

競馬で勝てる人はどれくらい?勝つコツは?
▼ということで、競馬で勝っている人について、次の解説をしていきましょう。
先ほどの続き。
競馬の勝ち組は、3~6%程度と思われるが、真剣に努力している人に限定すれば、30~40%くらいが勝ち組になれる。
つまり競馬は、努力によっていくらでも上達できるゲームと言えます。
▼では、ガチンコで努力している人というのは、どういう努力をしているのか?
どうすれば勝ち組に回れるのか?
少し列挙してみましょう。
【勝ち組がしている努力】
自分のスタイルを決めている
勝負するレースのパターンを決めている
オッズをしっかり見ている
競馬新聞以外に武器がある
期待値の高い馬を選んで購入する
合成オッズを下げすぎないようにしている
馬券種は、三連単か三連複が多い
レースをしっかり見て、メモを取っている
馬券収支をつけている
データ取りをしている
はい。
私の周りの勝ち組の人々がしている努力は、上記のようなことになります。
▼まず、「自分のスタイルを決めている」
これは超重要項目ですね。
自分のスタイルというのは、例えば、「少頭数のレースで、人気サイドのワイド1点買い」というような、自分の勝負パターンのことです。
このような自分のスタイルが明確に決まっていると、一気に勝ち組に近づきます。
▼なぜ自分のスタイルが決まっていると勝てるのか?
それは、必然的に勝てるレースだけを選ぶようになるからです。
例えば、上記の「ワイド1点買い」のスタイルであれば、少頭数で本命サイドが強いレースを選ぶことになります。
多頭数で難解な、よくわからないレースは見送ります。
このような取り組み方は、勝ち組になるために非常に重要なポイントになります。
▼ほとんどの競馬ファンは、「今週の重賞レースはこれか。どうやって馬券を買おうかな?」と考えます。
なので、レースによって買い方がバラバラになってしまい、買い方に一貫性がなくなります。
よほど上手い人なら、このようなスタイルでも臨機応変に対応できますが、ほとんどの人には無理です。
なので、自分のスタイルが決まっていない人は、負け組になる確率が高くなってしまうんですね。
▼▼自分のスタイルが決まっていない人でも、少なくとも、「本命党」か「穴党」か、くらいは決めておかなければなりません。
そして、本命党なら人気サイドで決まりそうなレースを選ぶ。
穴党なら、荒れそうなレースを選ぶ。
自分のスタイルに合致しないレースは、たとえ重賞レースであっても、決して購入しない。
これを徹底するだけで、あなたの回収率は今よりも大幅にアップします。
競馬の勝ち組は、この作業を必ず行っています。
▼まずは、自分好みの馬券スタイルを模索してみてください。
自分が最も競馬を楽しめるスタイルを探す。
これを決めておくことで、無理なく馬券の努力を続けることができます。
▼では次に、「勝ち組は、勝負するレースのパターンを決めている」
これはいわゆる、「レース選び」ということですね。
中央競馬には、1日24レースから36レースまでの選択肢があります。
この中から、自分が勝てそうなレースを選んでいく。
これは勝ち組になるためには必須の作業です。
▼先ほども少し書きましたが、ほとんどの競馬ファンは、その週の重賞レースだけを購入します。
「今週の重賞レースは何かな?これか。じゃあどうやって買おうかな?」→ほとんどの人はこのような思考パターンです。
しかし、この予想パターンで勝ち続けるのは、よほどの達人でもない限りは不可能に近い。
▼なぜなら重賞レースには、無数の「レース条件」が設定されているからです。
重賞レースには、短距離戦もあれば、長距離戦もある。芝のレースもあれば、ダートレースもある。
競馬場は10種類もある。ハンデ戦もあれば別定戦もある。
このような多種多様なレース条件が存在する重賞レースに、臨機応変に対応していくのは極めて難しいわけです。
▼勝ち組は、そのような難しい勝負はせず、「自分が得意なレース条件はこのパターンだ」というのを決めておき、その条件に合致したレースを探して、そこだけを購入します。
もし、重賞レースが自分の勝負パターンと合致しない場合は、100円でも馬券は購入せず、余裕でケン、見送ります。
▼ここが競馬の負け組と勝ち組の大きな違いですね。
負け組は、目の前の重賞レースしか選択肢がない。
勝ち組は、1日36レースの選択肢の中から、勝てるレースだけを選んで購入する。
シンプルな話なんですが、ほとんどのファンは、重賞レースが大好きで、レース選びをしません。
なので、レースを選ぶだけで、あなたは一気に勝ち組に近づくわけですね。
▼▼では次の、勝ち組がしている努力→「オッズをしっかり見ている」
プロ馬券師もセミプロ馬券師も、競馬の勝ち組と言われる人は、必ずオッズをしっかり見ています。
勝ち組でオッズを見ていない人はいないと言っても過言ではありません。
競馬では、オッズを見ないで勝つことは不可能なんですね。
▼なんでオッズを見ることが重要なの?オッズなんてただの倍率なんじゃないの?と思うかもしれませんが、これは全然違います。
確かに、オッズは払い戻し倍率のことですが、オッズにはもうひとつの意味があります。
それは、「オッズは馬券の期待値を示している」という点です。
▼競馬で長期的に勝つためには、「期待値の高い馬券」を買い続けなければならない。
馬券というのは、的中させれば儲かると思っている人が多いわけですが、実は的中させるかどうかはどうでもよくて、馬券は期待値の高い部分だけを購入すれば利益が出るわけです。
ここを理解しているかいないかで、勝ち組になれるか、負け組になるかが分かれてしまいます。
▼期待値というのは、的中が期待できるという意味ではなく、回収期待値のことです。
100円の馬券を購入して、いくら戻ってくるかの指標ですね。
簡単に言えば、100円の馬券を購入して、110円以上戻ってくる馬券を購入し続ければ、長期的にはどんどんお金が増えていきます。これが期待値ですね。
そしてこの期待値を判別するために最も重要なのが、「オッズを見る」という作業なんです。
▼例えば、単勝オッズが2倍の馬がいたとする。
この馬の推定勝率が50%以上なら、その馬は期待値が高いと言えます。
例えば、オッズ2倍で勝率60%だとしたら、そのような馬の単勝を買い続けるだけで利益が出てしまいます。
逆に、推定勝率50%で、オッズが1.5倍だとしたら、どんなに強い馬でもお金は減り続けてしまうわけですね。
▼競馬で儲けるためには、特別なことをする必要はない。
このような期待値判断だけ正確にできれば、あとは淡々と馬券を買い続けるだけで、長期的には利益が出るわけです。
そのために必要不可欠なのが、オッズを見るということ。
勝ち組はオッズをしっかり見ている。オッズを見ないで勝ち組になっている人はいない、ということは頭に入れておいてください。