▼本日は、団野大成(だんのたいせい)騎手の狙い方・買い方について、当研究所の見解を書いてみたいと思います。
まず私が、団野騎手のデータ(2020年~2023年)を分析した結論から書いていきます↓
・平均単勝回収率は77%と普通。悪くはない成績
・人気別に見ると、1~2番人気の複勝回収率が90%と優秀。強い馬を確実に馬券圏内に持ってくるタイプ
・クラス別に見ると、新馬戦と2勝クラスとオープン特別とG1がプラス回収。重賞は単勝回収率107%、G1は248%と大舞台に強い
・競馬場別に見ると、函館競馬場と新潟競馬場と中山競馬場と京都競馬場でプラス回収
・競走番号別に見ると、第4.6.8.11レースでプラス回収。午後の大きいレースで穴を開けてくるタイプ
・年度別に見ると、2023年が単勝回収率119%と好調。その年によって調子の波が大きいタイプ
では、これらのデータについて、具体的に解説していきましょう。
▼まずは過去3年半の、すべての成績を見てみます。
団野大成騎手データ(2020年~2023年)
2439レース騎乗
勝率7%
連対率16%
複勝率23%
単勝回収率77%
複勝回収率74%
はい。
では、ここから馬券に使えそうなデータを抽出・分析してみたいと思います。
▼団野大成騎手。2023年の高松宮記念を、12番人気のファストフォースで制し、G1ジョッキーとなる。
この若さでのG1制覇は、素晴らしい。将来有望です。
しかし、その一方で、夜遊びしすぎて朝の調教に寝坊し、所属厩舎の斉藤崇史調教師が激怒して、宝塚記念でのジェラルディーナの騎乗がなくなったという話も。
本日は、そんな破天荒な団野騎手について、狙い目をわかりやすく解説していきたいと思います。
▼まず、全レースの平均単勝回収率は、77%と平均的です。普通ですね。
芝のレースとダートのレースで分類して集計してみても、どちらも77%と、良くも悪くも安定している。
▼全レースの複勝回収率を見ると、74%とやや低めの成績となっています。
団野騎手は、若手にしては上手い騎手ですが、回収率的には、まだあまり儲かるタイプではないと言えます。
ちなみに複勝回収率は、芝のレースが81%、ダートレースは69%と、芝の方が狙い目になっています。
団野騎手の基本的な狙い目は、「芝のレースでの2~3着狙い」という感じになりますね。
記事後半では、ここからさらに団野騎手の儲かるポイントについて解説していきたいと思います。
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団野大成騎手の狙い目と買い方
▼ということで、団野騎手について、次の解説をしていきましょう。
先ほどの続き。
団野騎手は、基本的にはそれほど回収率の高い騎手ではない。
その中で、「芝の複勝回収率」は、81%と高めなので、まずここが狙い目となる。
▼では次に、人気別の回収率を見てみましょう。
【団野大成騎手データ。人気別の単勝回収率】
71(%)
80
63
96
78
75
179
44
56
26
24
62
89
0
251
318
0
0
(※上から1~18番人気)
はい。
団野騎手の成績を、人気別に集計すると、上記のようになります。
▼このデータを分析して分かることは、「1~2番人気の複勝回収率は90%とかなり優秀」という点です。
1~2番人気で複勝回収率が90%というのは、かなり高い水準ですね。
団野騎手は、強い馬を確実に馬券圏内に持ってくる技術があると言えます。
▼そしてこのデータをさらに深堀りすると、面白いことがわかります。
それは、「ダートの1~2番人気での複勝回収率は、97%にもなる」という点です。
先ほど、全レースの複勝回収率では、ダートは69%と低かったんですが、1~2番人気に限定すると、複勝回収率は一気に上がり、97%となります。
▼1~2番人気で複勝回収率が97%あれば、三連複やワイドの軸馬とすることで、容易に利益を出すことができます。
ダートレースで団野騎手が1~2番人気の時は、3着以内に持ってくる可能性が高いので、軸馬として考えていくと良いでしょう。
三連複の軸馬にするのがベターですが、荒れそうなレースなら三連単マルチも面白いですね。
▼ちなみにダートの1~2番人気でも、単勝回収率になると、83%と普通です。
単勝回収率83%・複勝回収率97%という成績になっているので、ダートの1~2番人気で団野騎手を狙う場合は、1着固定ではなく、2~3着想定で狙っていくと、利益を出しやすくなりますね。
▼尚、芝のレースの1~2番人気は、単勝回収率67%・複勝回収率80%という成績です。
団野騎手は、芝のレースだと、強い馬に乗って勝ち切れない傾向です。
なので、芝のレースで団野騎手が人気の時は、負けることを想定して、違う馬を1着固定で狙っていくと、回収率を上げやすくなりますね。
▼▼あと、団野騎手は、大穴馬をよく勝たせるタイプです。
人気馬だと勝ち切れず、2~3着が多いタイプなんですが、大穴馬を勝たせることが頻繁にある。
12番人気以下の馬を何度も勝たせています。
高松宮記念のファストフォースも、12番人気でしたね。
▼なので、団野騎手が10番人気以下の大穴馬に騎乗している時は、その馬を少額でヒモに入れておくと、たまに特大の馬券が引っかかったりします。
過去数年では、15番人気と16番人気の馬も勝たせているので、穴党の人は、団野騎手の大穴馬は狙い目となります。
▼では次に、団野騎手のクラス別の成績を見ていきましょう。
【団野騎手。クラス別の単勝回収率】
新馬戦→単勝回収率116%
1勝クラス→単勝回収率87%
2勝クラス→単勝回収率107%
オープン特別→単勝回収率110%
G3→単勝回収率83%
G1→単勝回収率190%
はい。
団野騎手の回収率が高いクラスは上記の通りです。
▼団野騎手は、全体的に回収率の高いクラスが多いですね。
ただ、最も乗鞍の多い未勝利戦の回収率の低さが、全体の回収率を引き下げてしまっている状況です。
未勝利戦の回収率は、単勝回収率45%・複勝回収率64%と、悲惨な状況です。
この未勝利戦の成績が良くなれば、団野騎手はもっと全体の回収率も高くなり、狙いやすくなるんですけどね。
▼では、新馬戦の成績を見ていきましょう。
新馬戦の回収率は、単勝回収率116%・複勝回収率94%と、素晴らしい成績になっています。
団野騎手は、期待の新馬を依頼されることが多く、新馬戦の団野騎手は狙い目となります。
▼団野騎手の新馬戦では、1番人気の成績が良いです。
【団野騎手。新馬戦で1番人気なら、単勝回収率94%・複勝回収率85%】
という感じで、単勝回収率が高くなっています。
団野騎手は、勝ち切れないタイプの騎手で、2~3着が多いんですが、新馬戦の1番人気に限れば、しっかり勝つことが多いですね。
▼あとは、新馬戦の中穴馬も、回収率が高くなっています。
【団野騎手。新馬戦で4~10番人気なら、単勝回収率90%・複勝回収率105%】
という感じで、非常に優秀な成績になっています。
団野騎手が新馬戦で中穴馬に騎乗している時は、ヒモに入れておくと、定期的に高配当が引っかかります。
新馬戦で4~10番人気あたりの団野騎手は、非常に期待値が高くなっているので、積極的に狙っていきたいところですね。