▼本日は、控除率と還元率について、当研究所の見解を書いてみたいと思います。
まず、結論から書いていきます↓
・2014年6月7日から、控除率のシステムが大幅に変更になった
・元々は、控除率は一律25%だったが、これが馬券種ごとに設定されることとなった
・簡単に言えば、難しい馬券種ほど、控除率が高くなった
・競馬は控除率があるから勝てない、などと言っている人がいるが、これは嘘
ではこの根拠について、具体的に解説していきましょう。

▼中央競馬には、控除率というものが存在しています。
控除率とは、馬券の売り上げから、JRAが天引きしていく割合のことです。
JRAは、売上から一定割合を控除することによって、そのお金を運営資金とし、競馬を成り立たせているわけですね。
▼では、この控除率は一体何パーセントなのか?
ちょっとまとめてみました。
【競馬の控除率(還元率・払戻率)】
単勝 20%(80%)
複勝 20%(80%)
枠連 22.5%(77.5%)
馬連 22.5%(77.5%)
ワイド 22.5%(77.5%)
馬単 25%(75%)
三連複 25%(75%)
三連単 27.5%(72.5%)
WIN5 30%(70%)
はい。
競馬の控除率と還元率は、上記のようになります。
平均控除率は25%程度ですね。
▼元々、競馬の控除率というのは、一律で25%に設定されていました。
単勝と複勝だけは20%でしたが、それ以外の馬券の控除率は25%だった。
それが、2014年6月7日から制度が変わり、上記のように馬券種ごとに控除率が設定されることになったわけです。
▼その結果、「難しい馬券種ほど控除率が高くなった」
言い換えると、配当が高い馬券種ほど控除率が高く、的中率が低い馬券種ほど控除率が高くなったわけです。
あるいは、売上金額が多い馬券種ほど、控除率が高くなっていますね。
▼この結果を受けて、「三連単は控除率が高いから、もう勝てない!単勝や複勝の方が勝てる!」とか言っている人がいますが、これは全然違います。
馬券収支というのは、控除率だけで決まるものではない。
回収率は常に、自分の馬券戦略によって決まる。
つまり、技術介入できるかどうかが、利益を出すポイントになってくるわけです。
▼宝くじのように、技術介入が全くできず、運任せのギャンブルは控除率に大きく左右されます。
しかしながら、競馬の場合は、自分で購入するレースを決めることもできるし、購入する馬を選ぶこともできる。
気が進まないレースは見送ることもできるわけです。
これだけ自由裁量があり、技術介入の余地があるギャンブルなら、多少控除率が変動しても、ほとんど関係ないわけですね。
特に、三連単は自分の技術次第で大きく勝てる馬券種なので、少しくらい控除率が上がっても何の問題もないわけです。
競馬の年間収支をプラスにするサイトを公開
▼競馬ファンの最終目標である「年間プラス収支」
これを達成するためには、馬券知識を身につけるしかない。
私が、年間プラス収支を達成できたのは、
やっぱり⇒『このユニークなサイト』で学んだからです。

控除率から競馬の勝ち方を検証する
▼ということで、控除率について、次の解説をしていきましょう。
では、次の話題。
「競馬には控除率があるから、絶対に勝てない!」と言っている人。これも間違いです。
▼昔から、控除率があるから競馬は勝てないと言っている人が常にいるわけですが、これは競馬をわかっていない人の意見ですね。
技術介入できる、すべてのギャンブルには、「プロ」がいるわけです。
そこに控除率があろうが、自分の裁量で結果を左右できるギャンブルなら、必ず勝ち組が発生するんです。
▼もちろん、控除率は低いに越した事はありませんが、多少控除率が高くなっても、自分の技術次第で回収率が上下するゲームでは、プラス収支にすることが可能なんです。
宝くじは、全て運なので、狙ってプラス収支にすることはできません。
「プロ宝くじ師」なんていませんよね?
宝くじには、技術やテクニックを用いることができないので、買い続けると必ずマイナスになるわけです。
しかも宝くじは、控除率が50%以上と、べらぼうに高いので長期的に勝ち続ける事は不可能です。
▼しかし、競馬や競艇やパチンコなどのギャンブルは、技術介入できる。
自分の知識や技術次第で、回収率をアップさせていくことができるわけです。
しかも、控除率は宝くじの50%と比べて、平均25%と低くなっている。
なので、競馬には「プロ馬券師」が存在しているし、その事が、控除率があっても勝てるということを証明しているわけです。
▼私自身も、トータルの馬券収支はプラスになっています。
なぜ控除率があるのに、トータルでプラスになるのか?
それは、「期待値が高い馬券だけを購入しているから」です。
馬券には、期待値の高い馬券と、期待値の低い馬券がある。
つまり、購入した時点でマイナスになる馬券と、プラスになる馬券があるわけです。長期的にはね。
ここに気づくことができれば、一気に競馬の勝ち組に近づきますね。