2歳戦・3歳戦のコツ

▼本日は、2歳限定戦・3歳限定戦について、当研究所の見解を書いてみたいと思います。

まず、結論から書いていきます↓


・2歳戦は、1番人気の信頼度が高い。むやみに1番人気を切らない方が良い

・それと同時に、2歳戦は穴馬の激走も多い。14番人気くらいまで期待値が下がらないので、2歳戦は荒れることが多い

・3歳戦は、2歳戦と比べると1番人気の信頼度が下がる。その代わり、穴馬の激走頻度が減るので、2歳戦より荒れない傾向

・3歳戦は、1~7番人気くらいまでの期待値が高いので、上位人気馬で馬券を構成すると回収率を上げやすい



ではこの根拠について、具体的に解説していきましょう。



▼競馬は基本的に、すべての年齢の馬が一緒に走りますが、馬が若いうちは、同年代の馬とだけ走ることになります。

2歳の馬は、2歳同士で走り、3歳の馬は、3歳同士で走るのが基本です。

3歳馬は、ダービーが終わると、年上の馬たちと競走することになります。



▼馬券的には、全年齢の馬が一緒に走るレースと、2歳戦・3歳戦とでは、傾向が違います。

そこで本日は、2歳戦・3歳戦のデータ傾向や攻略法を、わかりやすく解説していきたいと思います。



▼まず、2歳戦のデータから見ていきましょう。


2歳戦データ。人気別の単勝回収率】2020~2023年

81(%)
77
85
91
87
83
72
90
54
81
94
91
47
80
32
24
0
0

(※上から1~18番人気)



はい。
2歳限定戦での、人気別の単勝回収率をまとめると、上記のようになります。



▼このデータを見るとわかるように、2歳限定戦では、下位人気まで期待値が下がっていません。

15番人気以下は、さすがに勝負になりませんが、14番人気馬までは期待値が下がっていない。

このデータは、2歳戦が難解であることを示しています。



▼通常、競馬では、10番人気以下の馬は期待値が下がりやすい傾向にあります。

なので馬券を構成する場合は、1~9番人気までで馬券構成していくと、回収率が上がりやすくなるわけです。

これは私の考え方ですが、私の個人的な馬券でも、基本的には1~9番人気までで馬券構成して、年間プラス収支になっています。

ただ、「重賞レース」だけは、人気薄まで期待値が下がらないので、重賞レースは大穴も狙います。



▼ということで、通常は、9番人気くらいまでで馬券を構成すればよかったものが、2歳戦では、14番人気くらいまで考慮しなければならなくなる。

これはつまり、「2歳戦は荒れやすい」ということになります。

まだ、キャリアが浅い2歳馬は、能力が計り知れないので、オッズに歪みが生じやすく、レースが荒れやすいという事は頭に入れておくと良いでしょう。


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2歳戦・3歳戦で勝つ方法

▼ということで、2歳限定戦・3歳限定戦について、次の解説をしていきましょう。

先程の続き。

2歳戦では、10~14番人気の大穴馬の激走が多い。つまり荒れやすい。

なので2歳戦は、荒れることを前提に競馬予想していかなければなりません。



▼では、2歳戦の人気サイドはどうなのか?

2歳戦で穴馬が強いという事は、人気馬は弱いのか?

ちょっとデータを見てみましょう。


2歳戦データ。1番人気の成績】2020~2023年

1番人気
勝率36%
連対率55%
複勝率68%
単勝回収率81%
複勝回収率83%



はい。
2歳戦での1番人気の成績をまとめると、上記のようになります。



▼このデータを見て分かる事は、「2歳戦の1番人気は、信頼度が高い」ということです。

通常、1番人気の連対率は約47%です。

それが2歳戦になると、約55%まで跳ね上がります。

勝率と複勝率も同様で、通常の1番人気よりも、2歳戦の1番人気は成績が良くなっています。



▼2歳戦は、玉石混交なので、めちゃくちゃ強い馬と、めちゃくちゃ弱い馬が一緒に走ることになります。

将来のG1馬と、一度も勝てずに引退する馬が、一緒に走ったりするわけですね。

そのため、明らかに強い馬と、明らかに弱い馬が一緒に走るわけで、2歳戦はパワーバランスを見極めやすいレースでもあります。

なので、2歳戦で一番強いと考えられた馬、つまり1番人気馬は、明らかに他の馬よりも強いケースが多く、信頼度が高まるわけです。



▼2歳戦での1番人気の複勝率は約68%もあるので、2歳戦で1番人気を外した三連複を購入すると、最大的中率は32%にしかなりません。

しかもこれは、1番人気以外の馬券を全通り買いして32%ということなので、実際は買い目を絞って、もっと大幅に的中率は下がることになります。

つまり、2歳戦で1番人気を切ってしまうと、ほとんど馬券が当たらなくなる。

なので2歳戦のコツとしては、「1番人気を中心に馬券を構成しながら、14番人気くらいまでを馬券対象馬として考える」という感じになるわけですね。



▼▼では次に、2歳戦における人気別の連対率を見てみましょう。


2歳戦データ。人気別の連対率】2020~2024年

55.7%
40.1%
28.6%
22.8%
16.4%
11.9%
7.9%
5.7%
3.9%
3.8%
2.3%
2.4%
1.0%
1.2%
0.9%
0.3%
0.5%
0.0%

(※上から1~18番人気)



はい。
2歳戦での人気別の連対率は上記の通りです。



▼このデータを見るとよくわかりますが、やはり1番人気の連対率が非常に高い。

2歳戦では、1番人気が連対してくる確率が高いので、1番人気を中心に馬券を構成するのが基本になります。

上述した通り、2歳戦で1番人気を切ってしまうと、的中率が大幅に下がるので要注意です。



▼次に注目する点は、「2歳戦は、上位人気馬の連対率が高い」という点です。

回収率だけで見ると、2歳戦は14番人気くらいまで高い回収率なんですが、連対率で見ると、上位人気馬に連対が集中していることがわかります。

特に、1~6番人気の連対率が高いので、2歳戦で的中率を求めるなら、1~6番人気を中心に馬券を構成するのが得策です。



▼一方で、9番人気以下の連対率は、高くても3%程度、低いと0~1%程度しかありません。

確かに、2歳戦においては、9~14番人気馬の期待値は高めなんですが、連対率で見るとかなり低いので、穴党の人以外は、9~14番人気はあまり気にしなくても良いかもしれません。

2歳戦では、1~6番人気の好走確率が非常に高いため、このゾーンで馬券を構成すると、的中率と回収率が上がりやすくなります。



▼2歳馬は、キャリアが浅く、予想が難しい部分がありますが、上述した通り、めちゃくちゃ強い馬と弱い馬が混在しているので、人気が信頼しやすいという部分もあります。

2歳馬は、調教の動きだけでも明らかに走る馬と走らない馬がわかりやすいので、競馬新聞の印や、人気順の信頼度が高まるわけですね。



▼なので、2歳戦のポイントとしては、「2歳戦は基本的には1~6番人気で構成する」「ヒモに少額で9~14番人気馬を入れておくと、定期的に高配当が引っかかる」という感じになります。

2歳限定戦は、1番人気と2番人気の好走確率が非常に高いので、本命党の人には予想しやすいクラスになると思います。

それと同時に、人気薄の期待値も高いので、穴党にも魅力的なレースと言えますね。


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