▼本日は、3連複が難しい理由について、当研究所の見解を書いてみたいと思います。
まず、結論から書いていきます↓
・3連複は、3着まで当てなければならないので、馬連や馬単より当然難しい
・3連複フォーメーションとは、1着2着3着をそれぞれ複数頭指定して、それらのすべての組み合わせを購入する買い方のこと
・3連複が当たらない理由は簡単で、買い目点数が少なすぎるだけ(合成オッズが高すぎる)
・しっかり多点買いすれば、3連複でも馬連などと同じように的中できる
ではこの根拠について、具体的に解説していきましょう。
▼三連複は、三連単の次に総買い目点数が多く、オッズの歪みを見つけやすいため、利益を出しやすい馬券種です。
年間プラス収支の私自身も、メインの馬券種は三連複です。
ただ一方で、「三連複は難しい!当たらない!わからない!」という競馬ファンも多いです。
そこで本日は、難しいと言われる三連複を、わかりやすく解説していきたいと思います。
▼まず、三連複とは、1着2着3着を順不同で当てる馬券です。
三連単は、1着2着3着を順番通りに当てる馬券なのに対し、三連複は順不同ですね。
その分、三連複は三連単よりも難易度がかなり下がります。
▼三連単の総買い目点数は、最大で4896通り。
三連複の総買い目点数は、最大で816通りです。
三連複は、三連単の6分の1しか買い目がない。
つまり、三連複は三連単よりも、6倍的中させやすい馬券と言えます。
▼このように、三連単と比べると、はるかに当てやすい三連複ですが、それでも競馬ファンは「難しい」と感じている。
三連複が難しく感じる原因は、「3着までの予想が必要なこと」と「馬連と比べると総買い目点数がかなり多い」ことにあります。
この2点が、三連複を難しくしている。
逆に言えば、この2点をクリアしてしまえば、三連複は非常に利益を出しやすい馬券種になるということです。
▼まず、「三連複は、3着までの予想が必要」という点について。
中央競馬において、1着2着の連対馬を予想することと、3着馬を予想することは、ポイントが全く違います。
「2着も3着も一緒だろ!」と思うかもしれませんが、長期的に見ると、2着と3着のデータ傾向は、全然違うわけです。
▼簡単に言えば、「3着馬を予想する際は、連対馬を予想する時よりも、かなり人気薄まで見なければならない」ということになります。
要するに、3着には、人気がない馬でも来てしまうということですね。
なので、馬連のヒモを探すのと同じ感覚で三連複のヒモを購入してしまうと、かなり的中率が下がってしまうわけです。
このことについて、記事後半ではさらにわかりやすく解説していきたいと思います。
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三連複が難しい理由と、予想のコツ
▼ということで、三連複が当たらない原因について、次の解説をしていきましょう。
先ほどの続き。
三連複は、3着馬まで予想しなければならないから、馬連よりも難しい。
3着馬の予想は、1着2着の連対馬を予想する場合とは、ポイントがかなり違う。
▼先ほども少し説明しましたが、3着馬は、かなり人気薄までチェックしておくことが必要です。
例えば、馬連なら1~5番人気までで決着するレースでも、三連複になると、1~10番人気くらいまで馬券圏内の可能性があるわけです。
ここが三連複の難しい所。
今まで馬連を購入していた人が、その感覚で三連複を購入すると、ヒモ抜けが頻発するわけですね。
その結果、「三連複は当たらない!難しい!」と感じるわけです。
▼これをクリアする方法は、「3着馬を狙う場合は、かなり広めに狙っていくと良い」わけです。
上述したように、馬連なら5頭に絞れるレースでも、三連複になると馬券対象馬が10頭くらいになる事は多いです。
多くの競馬ファンは、買い目点数を絞りたがるので、三連複でも少ない買い目点数で購入する人が多いんですが、それをやるから三連複が難しくなってしまうわけ。
▼つまり、「三連複は、ちょっと広めに購入する」というのが、的中率と回収率を安定させるコツになりますね。
例えば、三連複のオーソドックスな買い方として、「三連複軸1頭ながし」がありますが、これの基本形は、
・三連複軸1頭ながし。相手8頭(28点買い)
この形です。
私もよく購入する買い方ですね。
▼相手8頭と聞くと、「買いすぎでは?」と感じるかもしれませんが、三連複では普通のことです。
三連複と馬連は、全然違うんです。
馬連の感覚で、買い目点数を絞りすぎるから、三連複で3着がヒモ抜けするわけです。
ここの感覚を掴めば、三連複の的中率は一気に上がります。
▼三連複が当たらない時に注意したいポイントは、「2着と3着は、全く違う」ということです。
2着というのは、しっかりした実績や能力がないと入って来られない。
それに対して、3着というのは、あまり能力がなくても、枠順や展開によって、入ってくることが可能な着順なんですね。
だからこそ、三連複は広めにヒモを購入していくことが重要なわけです。
▼▼では次に、「三連複が当たらないのは、合成オッズが高すぎるから」ということについて。
三連複が当たらない原因として、合成オッズの調整不足が挙げられます。
合成オッズとは、馬券が当たった時の平均払戻倍率のことですね。
例えば、1レースで合計1万円の馬券を購入したとして、これが的中した時に、払戻金が4万円くらいになるなら、合成オッズは約4倍ということになります。
▼この合成オッズが高すぎると、馬券は当たらなくなります。
三連複は、馬連やワイドなどと比べると、総買い目点数がかなり多くなるので、合成オッズも高くなりがち。
馬連と同じ感覚で購入していると、三連複は合成オッズが高すぎる状態になるわけです。
▼これが三連複を当たらなくしている。
合成オッズが高すぎると、馬券は当たらなくなる。難しくなる。
合成オッズを高めれば、一攫千金の魅力は増しますが、的中率が下がるわけです。
▼では、合成オッズは何倍くらいがいいのか?
これは私の感覚ですが、合成オッズは2.5~4倍くらいが良いかと思います。
利益に特化させるなら、合成オッズは4倍以上が良いのですが、「三連複は難しい!」と感じる人の場合は、合成オッズは2.5~4倍くらいに設定するのが良いかと思います。
▼これくらいの合成オッズに調整していくと、コンスタントに三連複を的中させることができます。
合成オッズは、有料の競馬ソフトを使えば自動で算出されます。
パソコンがない人は、スマホで「合成オッズ 計算」というキーワードで検索すれば、合成オッズの計算サイトが出てきます。
▼まぁ、そこまで厳密に合成オッズを計算しなくても、「三連複が当たった時に、賭け金が2.5~4倍くらいに増える」という感じの馬券構成にすればOKです。
多くの人は、三連複で一攫千金を狙いすぎて、合成オッズが高くなりすぎてしまっています。
その結果、三連複の的中率が下がり、「三連複は当たらない!」と悶絶することになるわけですね。
▼なので、三連複が難しく感じる人は、合成オッズを下げることをおすすめします。
合成オッズを下げるには、買い目点数を増やすことと、人気サイドを狙うことが有効です。
やりすぎると、合成オッズが下がりすぎて回収率も下がるので、ちょうどいい範囲に調整していくことが、三連複で勝つための道ですね。