▼本日は、横山武史騎手の狙い方について、当研究所の見解を書いてみたいと思います。
まず私が、横山武史騎手のデータ(2020年~2023年)を見て分析した結論から書いていきます↓
・平均単勝回収率は88%と、かなり高い。儲けやすい騎手
・人気別に見ると、8番人気から13番人気までの単勝回収率が非常に高い。人気薄を持ってくる技術がある騎手
・クラス別に見ると、新馬戦の単勝回収率が111%、未勝利戦の単勝回収率が94%と、キャリアの浅い馬での活躍が目立つ
・競馬場別に見ると、福島・新潟・小倉の単勝回収率がプラスになっている。ローカル競馬場で狙える騎手
・競走番号別に見ると、第1.2.5.7レースの単勝回収率がプラス。午前中のレースで儲かる騎手
・年度別に見ると、2020年の単勝回収率が123%と好成績。その後は、80%前後で安定している。が、2023年からは回収率が下降気味
ではこれらのデータについて、具体的に解説していきましょう。
▼まずは過去3年半の、すべての成績を見てみます。
横山武史騎手データ(2020年~2023年)
2656レース騎乗
勝率14%
連対率25%
複勝率35%
単勝回収率88%
複勝回収率74%
はい。
では、ここから馬券に使えそうなデータを抽出・分析してみたいと思います。
▼横山武史騎手。名手・横山典弘騎手の息子さんで、父からも「アイツはヤバイから覚えておけ」とコメントされるほど、技術を評価されている騎手。
若い頃から、勝ち星を量産し、あっという間にトップジョッキーの仲間入りをしました。
では、そんな横山武史騎手。狙い目はどこなのか?
▼まず、トータルの単勝回収率は、88%とかなり優秀です。
トップジョッキーで、この回収率を出せる騎手は、なかなかいません。
ただ、複勝回収率は74%と平凡。
このことから、横山武史騎手は、勝利を求めて勝ちに行く騎手と言えます。
▼したがって馬券的には、単勝回収率の高さを活かした、単勝・馬単・三連単の1着固定が有効です。
複勝回収率は平凡なので、三連複やワイドを狙うよりも、馬単や三連単の1着固定を狙う方が、儲けやすい騎手ですね。
条件を絞っていけば、シンプルに単勝馬券でも利益を出せるジョッキーです。
▼馬場別に見ると、芝レースの単勝回収率が91%、ダートレースの単勝回収率が85%となっています。
芝のレースの方が回収率が高いので、横山武史騎手は、芝のレースで積極的に狙っていくと、利益を出しやすいということになります。
ただ芝でもダートでも、単勝回収率は高いが、複勝回収率は平凡です。
やはり横山武史騎手は、勝ちにいくタイプなので、単系馬券が狙い目になりますね。
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横山武史騎手の回収率と勝率と連対率
▼ということで、横山武史騎手について、次の解説をしていきましょう。
先程の続き。
横山武史騎手は、1着狙いの騎乗をすることが多いので、2~3着狙いの馬券を買うより、1着固定の馬券を買った方が儲けやすいです。
では、何番人気くらいの馬を狙えばいいのか?
具体的なデータを見てみましょう。
【横山武史騎手。人気別の単勝回収率データ】
81(%)
78
79
93
49
55
57
144
65
194
257
101
538
0
0
0
(※上から1~16番人気)
はい。
横山武史騎手の単勝回収率成績を、人気別に集計すると、上記のようになります。
▼このデータを見ると、8番人気から13番人気までの単勝回収率が非常に高いことがわかります。
通常、大穴サイドの単勝回収率は上がりにくいんですが、この数字を見ると、横山武史騎手は人気薄での騎乗技術が非常に高いことが分かります。
力のない馬でも、乗り方を工夫して勝たせる技術がある騎手ですね。
▼馬券的には、この穴馬での回収率の高さを利用して狙っていくと、利益を出しやすくなります。
横山武史騎手が8番人気以下の時は、ヒモに入れておくと、高配当が引っかかりやすくなるでしょう。
▼穴馬だけでなく、1~3番人気でも、単勝回収率は80%前後と、合格点の成績になっています。
人気馬に乗っている横山武史騎手は、信頼できる部類になるので、軸馬として考えていくと良いでしょう。
また、4番人気の単勝回収率が93%と高いので、1~4番人気まで、軸として狙って行ける騎手と言えます。
▼次に、クラス別の成績を見てみましょう。
新馬戦の単勝回収率が111%、未勝利戦の単勝回収率が94%と、キャリアの浅い馬での活躍が目立ちます。
午前中の早い時間から馬券購入できる人は、横山武史騎手を1着固定にしていくと、朝から利益を出しやすくなります。
1勝クラスの単勝回収率も91%と優秀なので、ここも狙えるゾーンになります。
▼ただ、新馬戦や未勝利戦でも、単勝回収率は素晴らしいですが、複勝回収率は70%台と平凡です。
やはり横山武史騎手は、常に1着を狙って騎乗してくるタイプなので、複系馬券よりも、単系馬券で狙っていきたいですね。
▼▼では、横山武史騎手のクラス別の成績を、最新データでまとめてみましょう。
【横山武史騎手。クラス別の単勝回収率】2020~2024年
新馬戦→単勝回収率97%
未勝利戦→単勝回収率87%
1勝クラス→単勝回収率84%
3勝クラス→単勝回収率80%
G2→単勝回収率181%
はい。
横山武史騎手が回収率の高いクラスは上記の通りです。
▼基本的には、新馬戦・未勝利戦・1勝クラスと、下級条件のレースで回収率が高くなっています。
横山武史騎手を狙う場合は、1~7レースまでの早い時間のレースで狙っていくと、回収率を高めやすくなります。
特に、新馬戦の回収率は高いので、新馬戦の横山武史騎手は狙い目になります。
▼あとは、G2の単勝回収率が181%と素晴らしい成績になっています。
G2では、単勝回収率181%・複勝回収率102%と、複勝回収率も高くなっているので、G2の横山武史騎手は狙い目です。
G2では、積極的に狙っていきたい騎手ですね。
▼では逆に、横山武史騎手の回収率が低いクラス条件も見ていきましょう。
【横山武史騎手。クラス別の単勝回収率(低成績条件)】2020~2024年
2勝クラス→単勝回収率63%
オープン特別→単勝回収率59%
リステッド競走→単勝回収率29%
G3→単勝回収率29%
G1→単勝回収率38%
はい。
横山武史騎手の回収率が低いクラスは上記の通りです。
▼先ほどと比較すると、グレードが高いレースになると、回収率が低くなる傾向です。
横山武史騎手は、低レベルのレースで回収率が高く、ハイレベルなレースになると回収率が下がります。
なので、あまり大きなレースで積極的に狙っていきたいタイプではないですね。
▼G1レースの成績は、単勝回収率38%・複勝回収率66%と、低調です。
横山武史騎手は、大きなレースで活躍しているイメージがありますが、成績を集計してみると、大きなレースの回収率は低い。
特にG1では、近年はほとんど勝てていません。
G1だと、2~3着に負けることが多いので、三連複やワイドのヒモに入れる分には良いと思いますが、積極的に軸にはしたくない騎手です。
G1では、横山武史騎手が2~3着に負けることを踏まえて三連単や馬単を構成すれば、利益を出すこともできますね。