牝馬は弱い?

▼本日は、牡馬と牝馬の違いについて、当研究所の見解を書いてみたいと思います。

まず、結論から書いていきます↓


・基本的に、牝馬は牡馬より弱いことが多い。

・人間のアスリートと同じで、馬もオスの方が身体能力が高くなりやすい。

・牝馬は、切れ味で牡馬を上回るので、切れを活かせる競馬場では、回収率が高くなる(阪神競馬場・新潟競馬場など)

・牝馬は夏に強く、6月から8月までの3ヶ月は、牝馬の回収率が高くなるので狙い目。



ではこの根拠について、具体的に解説していきましょう。



牝馬とは、メス馬のことです。女の子のお馬さんですね。

人間に男と女がいるように、馬にも男と女がいる。

そして、牝馬と牡馬は、それぞれ特徴があるわけです。



▼まず、一般的に見て、牝馬は牡馬より弱いことが多いです。

人間でも、スポーツの世界で、女性が男性に勝つのは難しいように、競馬の世界でも、牝馬が牡馬に勝つのはなかなか難しい。



▼ただ、人間の男女差よりも、競馬の男女差の方が、差は小さいです。

人間では、女性が男性に陸上競技で勝つのは、ほぼ不可能に近いですが、競馬では牝馬が牡馬に勝つことは、それほど珍しくありません。



▼でも平均的に見ると、牝馬より牡馬の方が強い。

ジェンティルドンナやウオッカ、アーモンドアイなどは、例外的な牝馬と言えます。

アーモンドアイがジャパンカップを勝ったからといって、牝馬の方が強いわけではない。



▼具体的なデータを見てみましょう。

2015年からの重賞レース。牝馬限定戦を除きます。


牡馬⇒勝率6.9%

牝馬⇒勝率5.8%



はい。
明らかに牡馬の方が勝率が高いわけです。



▼では、次のデータ。

1~3番人気での回収率を見てみます。


牡馬⇒回収率85%

牝馬⇒回収率80%



はい。
上位人気馬の回収率で見ても、牡馬の方が上回っていることがわかります。



▼では次に、中穴馬の回収率を見てみます。

4~9番人気の回収率は下記の通り↓


牡馬⇒回収率72%

牝馬⇒回収率65%



はい。
やっぱり牡馬の方が、儲かりやすいことがわかります。



▼では次に、距離別の牝馬の成績を見てみます。

牝馬の回収率↓


1200m⇒51%

1600m⇒53%

2000m⇒14%

2400m⇒101%



はい。
根幹距離の重賞レースを距離別に見ても、牝馬の回収率が低いのが分かります。

2400mでは、単勝回収率101%ですが、複勝回収率は69%しかなく、やはり苦戦傾向です。



▼では、牝馬は重賞レースでは狙えないのか?

そんな事はないです。

「牝馬特有の切れ味」と言われるように、切れ味を活かせるコースなら、牝馬でも回収率が高くなります。



競馬場別の牝馬データを見てみましょう。


新潟競馬場⇒単勝回収率95%

阪神競馬場⇒単勝回収率148%

札幌競馬場⇒複勝回収率98%

函館競馬場⇒複勝回収率102%



はい。
新潟競馬場や阪神競馬場などのように、差しが決まりやすいコースでは、牝馬の単勝回収率が高くなっています。

また、札幌競馬場と函館競馬場の複勝回収率が高いのは、「夏は牝馬」の格言通り、夏競馬の重賞レースで牝馬が活躍していることを示しています。

この辺の狙い目を頭に入れておけば、牝馬で回収率を高めることが可能です。


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牝馬のデータと狙い目について

▼牡馬と牝馬はどっちが強いか?についての考察を続けます。

先程は、牝馬が強い競馬場について解説しました。

ここでは逆に、牝馬が弱い競馬場についても考えてみます。



▼競馬場別の牝馬データ↓(2015年~2019年の重賞レース。牝馬限定戦は除く)


中山競馬場⇒単勝回収率31%

東京競馬場⇒単勝回収率38%

京都競馬場⇒単勝回収率41%



はい。
主要4場のうち、阪神競馬場以外では、牝馬はかなり苦戦しています。

この単勝回収率では、重賞レースで牝馬を1着固定にして利益を出すのは、なかなか難しい。



▼阪神競馬場の場合、差しが決まりやすく、外枠が有利になりやすいので、牝馬が好走しやすいんですね。

それに対して、東京・中山・京都の場合は、力勝負になりやすく、馬体がぶつかることも多いので、繊細な牝馬は回収率が上がりにくいと思われます。



▼では次に、ローカル競馬場の小回りコースでの牝馬の成績を見てみます。


小倉競馬場⇒単勝回収率23%

福島競馬場⇒単勝回収率0%



はい。
小回りコースだと、牝馬はさらに回収率が低くなっています。

小倉や福島の重賞レースでは、いわゆる「マクリ」の競馬になることが多く、底力対決になるので、牝馬には不利な展開になることが多いわけです。

そのことが、上記のような回収率の低さにつながっていると思われる。



▼それから、別の角度で検証してみると、意外と「少頭数の重賞レース」では、牝馬は苦戦傾向にある。


15頭以上⇒単勝回収率66%

9~11頭⇒単勝回収率14%



はい。
9~11頭の少頭数の重賞レースでは、強い馬が能力を発揮しやすく、牝馬が切れ味だけで対抗するのは難しくなっています。



▼ここまで見てきた通り、重賞レースにおいて、牝馬は牡馬より回収率が低くなることが多いです。

牝馬と牡馬で迷ったら、牡馬を選んだ方が利益は出しやすいということになります。

ただ、今まで見てきたデータの通り、「牝馬ならではの得意条件」というのも存在しているので、それを頭に入れておいて、ピンポイントで狙っていくことが牝馬攻略には重要になってくるわけです。



▼▼では次に、年齢別の牝馬のデータについて見てみましょう。


2歳牝馬⇒単勝回収率13%

3歳牝馬⇒単勝回収率86%

4歳牝馬⇒単勝回収率40%

5歳牝馬⇒単勝回収率90%

6歳牝馬⇒単勝回収率68%

7歳以上牝馬⇒単勝回収率17%



はい。
まず、2歳重賞での牝馬は、単勝回収率が13%しかありません。

2歳だと牝馬でも勝負になりそうなイメージですが、データ的には狙えない感じになっています。

複勝回収率は59%と、少しはマシですが、それでも儲からない部類ですね。

2歳牝馬は、少し割り引いて考えた方が良いかと思います。



▼それに対して、3歳牝馬の単勝回収率は86%と、なかなか優秀です。

複勝回収率も79%とまずまずの数字になっており、3歳牝馬に関しては、狙いやすい年齢になっています。



▼4歳牝馬の単勝回収率は40%しかありませんが、連対率はすべての年齢の中で最も高くなっており、信頼できます。

年齢別に牝馬のデータを見ていくと、3歳・4歳・5歳は普通に狙っていける感じです。

それに対して、2歳・6歳はかなり厳しい状況。

そこからさらに、7歳以上牝馬となると、単勝回収率17%・複勝回収率23%と、かなり悲惨な状況になっています。

7歳以上の牝馬は、重賞レースでは狙わない方が、回収率は上がりやすくなると思われます。



▼では次に、脚質別の牝馬データについて見てみましょう↓


逃げた牝馬⇒単勝回収率190%

先行した牝馬⇒単勝回収率46%

差した牝馬⇒単勝回収率61%

追い込んだ牝馬⇒単勝回収率12%



はい。
道中の位置取りを4つに分けてデータ分析すると、上記のようになります。



▼まず、重賞レースで逃げた牝馬は、単勝回収率190%と、圧倒的にプラス収支になっています。

複勝回収率も108%で、かなり優秀な成績です。

まあこれに関しては、牝馬に限らず、競馬では逃げた馬の回収率が高くなるので、牝馬でも逃げ馬は要注意ですね。



▼単勝回収率だけ見ると、先行馬より差し馬の方が儲かりそうに見えますが、複勝回収率で見ると、先行馬86%に対し、差し馬72%なので、大きな開きがあります。

連対率で見ても、先行馬18%に対し、差し馬12%という感じで、先行馬が有利になっています。

このことから、牝馬でも狙い目の脚質は、前に行ける馬。逃げ馬と先行馬に要注意ということになります。

牡馬でも前に行ける馬は要注意ですが、特に牝馬の場合は、体が小さく繊細な場合が多いので、先行できる牝馬は要注意ですね。



▼▼では次に、牝馬の月別の成績を見てみましょう。


牝馬・月別単勝回収率(重賞レース)】2016~2021年

69(%)
51
77
79
74
104
91
72
42
39
27
54

(※上から1~12月)


はい。
この数字で見ていくと、牝馬の単勝回収率が高いのは、6月と7月になります。

これはいわゆる、「夏競馬」ですね。

やはり牝馬は夏に強いということが言えます。



▼それに対して、9月から2月までの寒い時期は、牝馬の回収率はかなり低くなっています。

重賞レースで考えた場合、1年を、「9月から2月」と「3月から8月」の2つに分けてみると、明らかに回収率に差があることがわかります


9月から2月⇒単勝回収率47%・複勝回収率66%

3月から8月⇒単勝回収率81%・複勝回収率77%


はい。
このように、大きく回収率が違ってくるわけです。



▼なので、重賞レースで牝馬を狙う場合、9月から2月の寒い時期は軽視して、3月から8月の暖かい時期に狙っていくと、回収率が上がりやすくなるということになります。

特に、6月から8月までの3ヶ月は、牝馬の回収率が高くなるので、積極的に狙っていきたいところです。



▼では次に、複勝回収率のデータを見てみましょう。


牝馬・月別複勝回収率(重賞レース)】2016~2021年

73(%)
81
63
84
81
72
87
86
77
58
50
58

(※上から1~12月)


はい。
単勝回収率の時より、全体のボラティリティが縮まっていますが、やはり暖かい時期の方が回収率が高いことが分かります。



▼複勝回収率で見ると、最も回収率が高いのは、7月と8月になります。夏競馬ですね。

やはり夏競馬の重賞レースは、牝馬の回収率が高くなります。

これは単勝回収率でも複勝回収率でも同じです。



▼それに対して、10月から12月の間は、複勝回収率で見ても50%程度しかなく、かなり低い数値になっています。

「寒い時期は牝馬が弱い」「暖かい時期は牝馬が強くなる」という感じで、ざっくり認識しておくと、予想の役にも立つかと思います。



▼基本的な認識としては、

一部の例外を除いて、牝馬は、牡馬より弱い。ただ、夏競馬は牝馬が強い

という感じで覚えておくと良いかと思います。

最近は、牝馬の時代などと言われ、牝馬が強いレースを見ることが多くなりましたが、まだまだ基本的には牡馬の方が強いので、それは頭に入れておいた方が良いですね。



▼▼さてここまでは、牝馬の「重賞レース」のデータを見てきました。

重賞レースでは、牝馬は牡馬よりも弱く、特に9~2月の寒い時期は、牝馬が弱いことがわかりました。

では次に、重賞レースから幅を広げて、全レースを対象にして牝馬の成績をチェックしてみましょう。


牝馬データ。全レース対象(牝馬限定戦は除く)】2017~2022年

牡馬⇒勝率7.7%・単勝回収率74%・複勝回収率75%
牝馬⇒勝率6.0%・単勝回収率68%・複勝回収率69%


はい。
対象を全レースに広げても、やはり牝馬より牡馬の方が成績が良いことがわかります。



▼では次に、これらの数字を人気別に集計してみましょう。

牝馬人気別データ。全レース対象(牝馬限定戦は除く)】2017~2022年

1~3番人気
牡馬⇒勝率22%・単勝回収率78%・複勝回収率84%
牝馬⇒勝率21%・単勝回収率79%・複勝回収率80%



はい。
1~3番人気の上位人気では、牡馬と牝馬にそれほどの差はないことが分かります。

重賞レース以外なら、牝馬は人気になっていれば買える、という感じになります。



▼では次に、人気薄の牝馬のデータをチェックしてみましょう。

9~18番人気
牡馬⇒勝率1.2%・単勝回収率68%・複勝回収率69%
牝馬⇒勝率1.0%・単勝回収率58%・複勝回収率60%



はい。
9~18番人気の人気薄で見ると、明らかに牝馬が弱いのが分かります。

元々、9~18番人気の大穴馬は、回収率が低くなりやすいわけですが、これが牝馬になると、さらに回収率が低くなるわけですね。

大穴を狙うなら、牝馬よりも牡馬で狙った方が、回収率は高めやすいです。



▼では次のデータ。

単勝オッズ100倍以上
牡馬⇒勝率0.4%・単勝回収率55%・複勝回収率53%
牝馬⇒勝率0.2%・単勝回収率34%・複勝回収率44%



はい。
単勝オッズ100倍以上でフィルタリングしてみました。

オッズ100倍以上で見ると、さらに牡馬と牝馬の差が開いていることがわかります。

先ほども書きましたが、基本的に大穴ゾーンというのは、性別関係なく、回収率が低くなりやすいです。

大穴狙いが好きな競馬ファンは、一定数、必ずいますが、データで見るとあまり美味しくないと言えます。

特に、「牝馬の大穴馬」は、かなり回収率が低くなってしまうので、基本的には無視で良いかと思います。

牝馬を狙うなら、1~8番人気くらいの範囲で狙っていくと、的中率と回収率が上がりやすくなりますね


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