▼本日は、菱田裕二騎手の狙い方・買い方について、当研究所の見解を書いてみたいと思います。
まず私が、菱田騎手のデータ(2020年~2023年)を分析した結論から書いていきます↓
・平均単勝回収率は79%と普通。複勝回収率は86%と高め。2着が多い騎手
・人気別に見ると、1~2番人気の単勝回収率が100%、1~5番人気の単勝回収率が98%と非常に優秀。人気馬で信頼できる騎手
・クラス別に見ると、新馬戦の単勝回収率が280%とかなり高い。重賞は34%、G1は0%と低い
・競馬場別に見ると、福島競馬場・札幌競馬場・中山競馬場で、単勝回収率がプラス
・競走番号別に見ると、第4~6レースの単勝回収率がプラス。メインレースの第11レースは、複勝回収率が116%と優秀な成績
・年度別に見ると、2020年の複勝回収率が101%、2021年の単勝回収率が94%と優秀。近年は少し下がっている
では、これらのデータについて、具体的に解説していきましょう。
▼まずは過去3年半の、すべての成績を見てみます。
菱田裕二騎手データ(2020年~2023年)
2018レース騎乗
勝率7%
連対率16%
複勝率22%
単勝回収率79%
複勝回収率86%
はい。
では、ここから馬券に使えそうなデータを抽出・分析してみたいと思います。
▼菱田裕二騎手。テーオーロイヤルとのコンビで、ダイヤモンドステークスを制したのが有名。
天皇賞春でも3着と馬券圏内に食い込んだ。
そんな菱田騎手。馬券的な狙い目はどこにあるのか?
▼まず、全レースの平均単勝回収率は79%と、普通の成績です。
ただ、複勝回収率は86%と高回収率になっている。
この事が示す事実は、「菱田騎手は、2着が多い」という点です。
1~3着の着度数を見てみると、148-164-134となっており、2着が多いことがわかります。
▼なので、菱田騎手を狙う場合は、単勝や1着固定よりも、2着を想定して、馬連やワイドや三連複を構成するのが有効です。
また、2着を想定して、三連単や馬単の2着固定の馬券を構成するのも、非常に有効な戦略になります。
過去データでは、菱田裕二騎手の2着固定で、プラス収支まで持っていける状況になっています。
▼馬場別に見ると、芝のレースの単勝回収率が77%、ダートレースの単勝回収率が81%と、ダートの方が回収率が高くなっています。
さらに、ダートレースの複勝回収率は97%と非常に優秀。
ダートで菱田騎手の2~3着を狙っていけば、簡単に利益を出せる状況になっています。
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菱田裕二騎手の狙い目と買い方
▼ということで、菱田騎手について、次の解説をしていきましょう。
先ほどの続き。
菱田騎手は、複勝回収率が高い。
特に、ダートの複勝回収率は97%と、儲けやすい状況になっている。
菱田騎手は、2~3着を想定して馬券を構成していくと、利益を出しやすい。
▼では次に、人気別のデータを見てみましょう。
【菱田裕二騎手データ。人気別の単勝回収率】
90(%)
110
66
108
111
37
61
91
175
36
112
49
0
110
0
0
0
0
(※上から1~18番人気)
はい。
菱田騎手の成績を、人気別に集計すると、上記のようになります。
▼このデータを見て分かる事は、「菱田騎手は、人気馬での単勝回収率が非常に高い」という点です。
1~2番人気の単勝回収率が100%、1~5番人気の単勝回収率が98%となっており、この数字はリーディング上位の騎手の中では、トップクラスの成績です。
菱田騎手は、強い馬の能力を引き出すセンスがある騎手と言えます。
▼1番人気の成績は、単勝回収率90%・複勝回収率87%で、これだけでも十分、軸馬として活用できますが、2番人気はさらに狙いやすいです。
2番人気の成績は、単勝回収率110%・複勝回収率98%と素晴らしい数字。
これだけの回収率があれば、シンプルに単勝でも利益が出ますし、単複以外の馬券種でヒモを絞れば、簡単に利益を出すことができますね。
2番人気の菱田騎手は、軸馬に最適です。
▼それから注目は、4番人気の単勝回収率が108%、5番人気が111%という点です。
これもかなり優秀な成績ですね。
菱田騎手は、中穴馬でも期待値が高い騎手と言えます。
菱田騎手が4~5番人気の時に、単勝を買うだけでもプラス収支になる状況です。
単勝ではなく、三連単や馬単の1着固定にすれば、さらに利益を出しやすくなるでしょう。
▼このように、菱田騎手は、1~5番人気での回収率が非常に高い騎手です。
そのため、菱田騎手が1~5番人気の時に、軸馬にしていくだけで、的中率と回収率が上がりやすくなります。
人気の菱田騎手には、あまり逆らわない方が良さそうですね。
▼▼それから、菱田騎手は、大穴馬での複勝回収率が高いのも特徴的です。
過去データでは、11番人気・12番人気・14番人気・15番人気・16番人気での複勝回収率がプラスという、凄い状況になっています。
これはつまり、「大穴の菱田騎手は、2~3着に入ってくることが多い」ということです。
▼このデータを利用して利益を出すとすれば、「大穴の菱田騎手を、三連複やワイドのヒモに入れる」「大穴の菱田騎手を、三連単の2~3着づけや、馬単の2着固定にする」という戦略が考えられます。
大穴の菱田騎手は、2~3着に頻繁に入ってくるので、これらの戦略を長期的に続けると、利益が出る可能性が高くなります。
10番人気以下の菱田騎手は、穴党の人は要チェックですね。
▼では次に、菱田騎手のクラス別の成績を見てみましょう。
【菱田騎手。クラス別の単勝回収率】2020~2024年
新馬戦→単勝回収率220%
オープン特別→単勝回収率83%
リステッド競走→単勝回収率129%
はい。
菱田騎手の回収率が高いクラスは上記の通りです。
▼まず、新馬戦ですが、単勝回収率220%と驚異的な数字になっています。
新馬戦の菱田騎手は、芝でもダートでも、単勝回収率が高くなっています。
菱田騎手が新馬戦に出てきたら、要注意ですね。
▼新馬戦の菱田騎手は、1~2番人気で単勝回収率127%・複勝回収率50%と素晴らしい成績。
ただ、複勝回収率は低いので、勝ちにいく騎乗をすることが多い。
そのため、新馬戦で菱田騎手が1~2番人気の時は、複系馬券よりも単系馬券で勝負した方が利益を出しやすくなります。
▼あと、新馬戦の菱田騎手は、3番人気と5番人気の複勝回収率がプラス。
上述した通り、菱田騎手は2着が多い騎手なので、複勝回収率が高くなるケースが多いです。
先ほどは、2番人気の複勝回収率が低かったので、1~2番人気の複勝回収率が低く出ましたが、全体的に見ると、やはり菱田騎手は複勝回収率が高い傾向です。
▼それから、新馬戦の菱田騎手は、7~12番人気の穴馬で、回収率が高くなっています。
【菱田騎手の新馬戦。7~12番人気なら、単勝回収率429%・複勝回収率120%】
という感じで、かなり高い回収率を記録しています。
▼このことから、菱田騎手が新馬戦で穴馬に騎乗している時は、ヒモに入れておくと定期的に高配当が引っかかります。
穴党の人は、頭に入れておくと美味しい配当を手にすることができるでしょう。