▼本日は、富田暁(とみたあかつき)騎手の狙い方・買い方について、当研究所の見解を書いてみたいと思います。
まず私が、富田騎手のデータ(2020年~2023年)を分析した結論から書いていきます↓
・平均単勝回収率は71%と低め。複勝回収率も69%程度と低い
・人気別に見ると、7~8番人気の単勝回収率がプラス回収。1~3番人気は、単勝回収率88%・複勝回収率85%と優秀
・クラス別に見ると、2勝クラスが単勝回収率127%とプラス回収。重賞レースは、単勝回収率0%・複勝回収率18%と狙えない。G1は0%
・競馬場別に見ると、福島競馬場と函館競馬場がプラス回収。小回りコースに強い騎手
・競走番号別に見ると、第7~9レースまでがプラス回収。しかしメインレースは単勝回収率13%と狙えない
・年度別に見ると、2023年の単勝回収率が85%となかなか優秀。近年、騎乗技術が向上してきている
では、これらのデータについて、具体的に解説していきましょう。
▼まずは過去3年半の、すべての成績を見てみます。
富田暁騎手データ(2020年~2023年)
1959レース騎乗
勝率6%
連対率11%
複勝率18%
単勝回収率71%
複勝回収率69%
はい。
では、ここから馬券に使えそうなデータを抽出・分析してみたいと思います。
▼富田暁騎手。中学卒業後、すぐに競馬学校に入ったわけではなく、高校に通ったり、競馬学校を受験して不合格になったりして、通常より2年遅れて騎手になる。
そのため同期には、横山武史・武藤雅・木幡育也・川又賢治がいる。
まだ重賞レースではほとんど活躍できていないが、騎乗技術は高く、将来が楽しみな騎手。
本日は、そんな富田暁騎手の狙い目をわかりやすく解説していきたいと思います。
▼まず、全レースの平均単勝回収率は71%と低めです。
複勝回収率も69%と低い。富田騎手は、全体的な成績を見ると、あまり儲からない騎手と言えます。
ただこれは、騎乗している馬が弱いからという理由が大きく、騎乗馬の質が上がれば回収率も上がるタイプの騎手です。
▼その証拠に、富田騎手の成績を1~9番人気に限定すると、単勝回収率85%・複勝回収率79%と、なかなか良い成績になります。
富田騎手は、騎乗技術は高いので、騎乗馬の質を高めていくことが今後の課題ですね。
▼馬場別に見ると、芝のレースの単勝回収率が78%、ダートレースが64%となっています。
富田騎手は、ダートよりも芝のレースで狙っていく方が、回収率を高めやすい騎手ですね。
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富田暁騎手の狙い目と馬券の買い方
▼ということで、富田騎手について、次の解説をしていきましょう。
先程の続き。
富田騎手は、全体的な回収率は低いが、9番人気までに限定すると、なかなか優秀な回収率になる。
騎乗馬の質が上がれば、今後さらに回収率が上がっていく騎手である。
▼では次に、人気別の成績を見ていきましょう。
【富田暁騎手データ。人気別の単勝回収率】
91(%)
70
103
30
95
54
112
109
83
0
14
76
0
158
0
203
0
0
(※上から1~18番人気)
はい。
富田騎手の成績を、人気別に集計すると、上記のようになります。
▼このデータを見て分かる事は、富田騎手は、全体の回収率は低いものの、9番人気くらいまでの馬に限定すれば、回収率は高めになるということです。
簡単に集計すると、
1~9番人気→単勝回収率85%・複勝回収率79%
10~18番人気→単勝回収率48%・複勝回収率54%
という感じで、明らかに人気のある馬に騎乗した時の方が、回収率が高くなっています。
▼このことから、富田騎手のトータル回収率が低いのは、騎乗している馬が弱いから、と言えます。
大穴馬は、どうしても平均回収率が低くなるので、いつも弱い馬に騎乗していると、必然的に回収率も下がってしまいます。
なので、富田騎手の平均回収率が低いのは、彼が下手だからではなく、乗っている馬が弱いから。
1~9番人気の回収率を見ると優秀なので、富田騎手の騎乗技術は高いと言えます。
▼1番人気の成績は、単勝回収率91%・複勝回収率91%と、非常に優秀な数字になっています。
これだけの回収率があれば、富田騎手が1番人気の時に、軸馬にするだけで、プラス収支まで持っていくことが可能です。
単勝回収率も複勝回収率もどちらも高いので、どの馬券種でも利益を出すことができますね。
▼また、7~8番人気の単勝回収率は、プラスとなっています。
このゾーンは、富田騎手の儲かるゾーンで、頭に入れておきたいですね。
富田騎手が7~8番人気くらいの中穴馬に騎乗している時は、その馬をヒモに入れておくと、定期的に高配当が引っかかります。
▼▼では次に、富田騎手のクラス別の成績を見ていきましょう。
【富田騎手。クラス別の単勝回収率】2020~2024年
1勝クラス→単勝回収率88%
2勝クラス→単勝回収率108%
G2→単勝回収率804%
はい。
富田騎手の回収率が高いクラスは上記の通りです。
▼まず、1勝クラスの単勝回収率が88%と、まずまずの成績。
特に、芝のレースは、単勝回収率91%・複勝回収率72%と、単勝回収率が優秀な成績になっています。
富田騎手を狙う場合は、「芝のレースの1勝クラス」が、まず狙い目になります。
▼芝のレースの1勝クラスでは、穴馬を勝たせることが多い騎手。
8番人気と14番人気の回収率がプラスになっています。
富田騎手は、芝のレースの1勝クラスで穴を開けることが多いので、この条件の時、ヒモに入れておくと定期的に高配当が引っかかります。
▼一方、芝のレースの1勝クラスで人気馬に騎乗した時はどうでしょうか?
【富田騎手。芝のレースの1勝クラスで、1~2番人気の時→単勝回収率53%・複勝回収率76%】
はい。成績は悪いです。
富田騎手は、芝のレースの1勝クラスで穴を開けることが多いんですが、人気馬に騎乗すると勝ち切れない傾向です。
この条件の富田騎手を狙うなら、人気馬ではなく、穴馬を狙うべきですね。
▼逆に、「ダートの1勝クラス」の成績も見てみましょう。
【富田騎手。ダートレースの1勝クラスで、1~2番人気の時→単勝回収率115%・複勝回収率97%】
はい。今度は素晴らしい成績になりました。
富田騎手は、1勝クラスの1~2番人気では、芝だと勝ち切れないが、ダートだとしっかり結果を出しています。
ダートの1勝クラスで1~2番人気の富田騎手は、軸に最適ですね。
▼では次に、2勝クラスの成績を見ていきましょう。
富田騎手は、2勝クラスでは、単勝回収率108%・複勝回収率65%と、単勝回収率が非常に優秀です。
穴馬で勝ち切る傾向で、高配当狙いには最適の条件になります。
▼具体的なデータを見てみると、
【富田騎手。2勝クラスで5~9番人気なら、単勝回収率160%・複勝回収率85%】
という感じで、絶好の狙い目になっています。
富田騎手が2勝クラスで中穴馬に騎乗している時は、積極的にヒモに入れていくと、回収率が上がりやすくなります。
富田騎手を狙う場合は、2勝クラスでも人気馬ではなく、穴馬を狙った方が利益を出しやすいです。
富田騎手は、穴騎手の傾向なので、穴狙いが基本になりますね。