休み明けの狙い方

▼本日は、休養明けの馬の買い方について、当研究所の見解を書いてみたいと思います。



▼競走馬は、常に走り続けているわけではなく、疲労が溜まると放牧に出され、疲れを抜きます。

そして、放牧から戻ってきたばかりの馬を、「休み明け」と言います。



▼休み明けの馬は、基本的には不利と考えられます。

人間と同じで、馬も長い間休むと、体が休息モードになってしまい、全力で走ることができないからです。



▼ただ、この傾向は、近年になってかなり変わってきました。

一昔前は、休み明けというだけで切ることができたりしたわけですが、最近は、使われている馬よりも、休み明けの馬の方がよく走ったりします。



▼これは、調教技術の発達や、牧場でのトレーニング設備の充実が、一因となっています。

外厩と呼ばれるノーザンファームの設備は、もはやトレーニングセンターを越えるほどの影響力を持ちます。



▼さて、それでは、休み明けの馬はどのように扱えばいいのか?

具体的なデータを見てみましょう

(重賞レース。2015~2019年)


はい。
まずは、このような基礎データになります。



▼このデータを見たところ、レース間隔25週までは、間隔が空けば空くほど、連対率が高くなっているのがわかります。

このことから、近年の競馬(重賞)は、レース間隔半年までなら、あまり気にしなくてもよいということになります。



▼ただ、レース間隔が半年以上になると、連対率が急に下がります。

調教技術が発達したとは言え、さすがに半年以上も間隔が開いてしまうと、馬がレース感覚を取り戻せないケースが多いようです。



▼近年の競馬は、特に重賞レースになると、超ハイレベルな争いが繰り広げられています。

それは、「走破時計」を見ても明らかです。

高速馬場の影響により、レコードタイムが連発し、馬には負担がかかるレースが続いています。

その結果、あまりレース間隔を短くしてしまうと、疲労が抜けず、逆にポテンシャルを発揮できなくなるわけです。



▼したがって現代競馬では、適度にレース間隔を開けて、ゆったりとしたローテーションで参戦していく馬が、活躍する傾向にあります。

これはクラシックロードでも同じで、「皐月賞直行」とか「秋華賞直行」といったローテーションは、今では当たり前になりました。



▼なので、現代競馬では、休み明けはそれほど気にしなくても良いかと思います。

重賞レースで最も連対率が高いのは、「レース間隔10~25週」です。

なので、重賞レースで軸馬を決める場合は、レース間隔が2か月から6か月くらいの馬を選んでいくと、的中率が上がりやすくなるわけです。


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休み明けの回収率・データ傾向

▼休み明けの買い方についての考察を続けます。

ここまでをまとめると、「現代競馬では、休み明けは不利ではない。レース間隔6か月までなら、普通に狙っていける」という感じになります。



▼では次に、回収率について考えてみましょう。

先程のデータを分析してみると、どのレース間隔データを見ても、単勝回収率は同じくらいになっているのが分かります。



▼連対率は、レース間隔が空いた方が高くなるんですが、回収率はどこを取っても同じくらいになる。

これは、重賞レースの場合、実績のある有力馬が、休み明けで出てくるケースが多いからです。

つまり、重賞レースでは、休み明けの馬の方が強い馬が多く、人気になるわけです。

人気になれば、必然的に連対率も高くなります。



▼単勝回収率という観点から考えると、レース間隔だけでは、儲かる馬を探すのは難しいです。

先程のデータからもわかるように、どのレース間隔を見ても、単勝回収率は同じくらいだからです。



▼ですので、ここからさらに深堀りしてデータ分析してみます。

例えば、「レース間隔5~9週」で見てみましょう。


・2番人気⇒単勝回収率90%
・3番人気⇒単勝回収率117%



はい。
ここは狙い目になります。

レース間隔5~9週という、適度なローテーションで2~3番人気なら、単勝回収率は90%以上。

なので、重賞レースで2~3番人気馬が、レース間隔5~9週なら、軸馬として狙って行けることになります。



▼私の感覚では、レース間隔5~9週は、ベストに近いローテーションと感じます。

調教技術が発達したとは言え、3か月以上も間隔が開いてしまうと、どうしても馬の気合いのノリが悪くなるからです。



▼なので、「1番人気を倒せるとしたら、レース間隔5~9週の2~3番人気」というルールは、意外と使える印象。

特に、1番人気が断然人気の場合、2~3番人気からの馬券の期待値が上がるので、回収率が高めやすいんですね。



▼レース間隔5~9週は、2~3番人気に限らず、全体的に単勝回収率が高くなりやすいです。

例えば、「レース間隔5~9週で、5~8番人気」の場合、単勝回収率85%と、ヒモ馬として狙うことで、回収率が高めやすい数字になっています。



▼▼では次に、「レース間隔10~25週」の馬を見てみましょう。

これはレース間隔が、2か月半~6か月ということになります。

いわゆる「休み明け」の馬で、本日のテーマになります。


レース間隔10~25週】重賞レース。2015~2019年

1番人気⇒単勝回収率86%・複勝回収率91%


はい。
休み明けの馬で狙い目なのは、まず1番人気馬ということになります。

複勝回収率が91%もあるので、三連複の軸馬には最適です。



▼これに対し、2番人気と3番人気の成績も見てみましょう↓

2番人気⇒単勝回収率60%
3番人気⇒単勝回収率73%



はい。
あまりよくない数字になっています。

レース間隔5~9週では、2番人気と3番人気の回収率が高かったんですが、レース間隔10~25週だと、回収率が低くなっています。



▼このことから、2か月半~6か月くらいの休み明けの場合、1番人気なら信頼できるということになります。

例えば、G1での好走例を抽出してみましょう(レース間隔10~25週の1番人気馬)↓


2019年。朝日杯FS。サリオス1着
2019年。エリザベス女王杯。ラヴズオンリーユー3着
2019年。天皇賞秋。アーモンドアイ1着
2019年。宝塚記念。キセキ2着
2019年。天皇賞春。フィエールマン1着
2019年。皐月賞。サートゥルナーリア1着



はい。
2019年のG1レースは、「休み明けの1番人気」が好走した年でした。

ちなみに、これらの馬の多くがノーザンファーム生産馬で、外厩制度を最大限に利用して活躍した馬と言えます。



▼外厩というのは、牧場なんだけど、トレーニングセンターのような調教施設が充実している、と言う意味合いです。

牧場というのは、通常は馬の疲れを抜くために存在しています。が、従来の牧場は、馬の疲れは抜けるんだけど、馬の調子も落としてしまうのがデメリットでした。

その点を改善したのが、外厩。

ノーザンファームの牧場は、馬の疲れを抜きながら、しかも馬の調子も上げていくことができる。

この外厩によって、現代競馬の休み明けの概念が大きく変わったと言えます。



▼今までは、「休み明けは不利」というのが常識でした。

この常識が変わりつつある。

その大きな原因の1つが、外厩制度なんですね。



なので、休み明けの馬を取捨選択する場合は、「ノーザンファーム生産」かどうかをチェックしておくことをおすすめします。

ノーザンファーム生産馬なら、休み明けでも走るからです。

ここは競馬初心者さんでも簡単にチェックできる部分なので、予想の際は、チェックしておくのが良いですね。



▼▼では次に、データ範囲を更新して、休み明けの馬を分析してみましょう。


重賞レース。レース間隔別・連対率データ】2016~2021年

連闘⇒連対率3%
2週⇒連対率8%
3週⇒連対率9%
4週⇒連対率11%
5~9週⇒連対率15%
10~25週⇒連対率18%
半年以上⇒連対率13%



はい。
重賞レースにおいて、レース間隔別の連対率を計算すると、上記のようになります。



▼このデータを見ると、基本的には、レース間隔を空ければ空けるほど、連対率が高くなっていくのがわかります。

そして、レース間隔10~25週を頂点として、それ以上レース間隔が空くと、また連対率が下がっていきます。



▼例えば、重賞レースに連闘で挑む馬。

このような馬は、「勝負の連闘!」などと言われたりしますが、連対率は3%しかなく、最も好走確率が低くなっています。

重賞レースに連闘で挑戦してきた馬は、基本的には軽視で良いかと思います。



▼では次に、レース間隔毎の回収率を算出してみましょう。


重賞レース。レース間隔別・回収率データ

連闘⇒単勝回収率19%・複勝回収率57%
2週⇒単勝回収率51%・複勝回収率67%
3週⇒単勝回収率90%・複勝回収率78%
4週⇒単勝回収率49%・複勝回収率58%
5~9週⇒単勝回収率80%・複勝回収率74%
10~25週⇒単勝回収率59%・複勝回収率73%
半年以上⇒単勝回収率81%・複勝回収率70%



はい。
回収率を見ていくと、連闘と2週の回収率が最も低くなっています。

この2つは、連対率も最も低く、やはり重賞レースでは、レース間隔が詰まりすぎていると、不利と考えられます。

馬券を構成する場合は、連闘と2週は軽視していくと、的中率と回収率が上がりやすくなると思います。



▼次に注目する部分は、10~25週の回収率の低さです。

10~25週は、連対率ではダントツで高かったわけですが、回収率は低くなっています。

なぜ連対率が高いのに回収率が低いかというと、オッズが低いからです。

つまり、10~25週の馬は、人気薄が激走することが少なく、人気馬が来ることが多いということになります。



▼なので、10~25週の馬は、連対率の高さを生かして、軸馬として活用していくのが、基本的な使い方になります。

軸馬を決める場合は、レース間隔が詰まった馬よりも、ゆったりとしたローテーションの馬から選んだ方が、馬券収支は良くなると思いますね。


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